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本誌記事 特集・大学
2025年04月号
福岡大 永田 潔文 学長/「地方の私立総合大学」に強み 社会の中核となる人材を輩出
福岡大 永田 潔文 学長 九州大大学院工学研究科修士課程修了。工学博士。1979年福岡大入職、理学部教授、同学部長を経て2023年12月から現職。福岡市出身 予測が不能な時代こそ 教養、知恵を基礎とせよ ─昨今は、不安定な国際情勢、自然災害の激甚化、国内の人口減少など先の見通しが難しい局面が続き、「VUCA」時代とも称されます。そのような中、これからの社会に求められる人材について、どのようにお考えですか。 確かに…
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本誌記事 特集・治す“医力” 頼れる病院
2025年04月号
医療法人 志仁会 西脇病院(精神科)
労働を強く意識した精神疾患が急増プライドと否認に対峙(たいじ)する独自治療 西脇 健三郎((にしわき けんざぶろう)理事長・院長 1972年大阪医科大卒業、同年長崎大学医学部精神科医局入局、長崎県立東浦病院医長を経て、82年から現職。漫画「ブラックジャックによろしく精神科編」のモデルとしても知られる 現在の精神科疾患には大きく二つの流れに分けられる。一つは統合失調症で、戦後しばらくはこの患者がほとんどだ…
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本誌記事 特集・大学
2025年04月号
福岡歯科大 水田 祥代 理事長/口腔医学理念実現へ拠点整備次世代担う医療人育成に注力
福岡歯科大 水田 祥代 理事長 専門は小児外科。1974年医学博士号を取得。九州大医学部教授を経て2008年、九州大理事・副学長。11年福岡学園常務理事、15年3月から現職 新本館が7月完成予定 最先端の環境技術導入 ─新本館建設が今年7月の完成に向けて工事が進んでいます。 新本館=写真=建設は昨年2月に始動し、現在、着々と工事が進められています。新キャンパス整備計画のコンセプトは「4つのつなぐ」です。学園をつなぐ…
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本誌記事 特集・沖縄観光
2025年04月号
KEYPERSON/金城 克也 沖縄県経済団体会議議長(りゅうせき相談役)
Q)「GW2050PROJECTS」の狙いは 経済界と3市が連携 一体的な成長戦略描く 那覇港湾施設と牧港補給地区、普天間飛行場という三つの基地返還予定地を併せた面積は約800ヘクタールで、更地からの広範囲な面的開発が期待されている。「GW(ゲートウェイ)2050PROJECTS」が志向するのは、これまで個別に行われてきた那覇空港の機能強化と本島西海岸の基地返還跡地開発を、俯瞰(ふかん)的ビジョンを踏まえて四つのエリアが相互に…
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本誌記事 エリアリポート
2025年04月号
【沖縄】社会福祉5法人が連携し相互補完/島しょ県にまたがる「社会構造と独自文化」にも対応
高齢社会の進展で障がい者福祉施設へのニーズが多様化する中、昨年11月、県内の5法人で設立した「社会福祉連携推進法人いーまーる」が県内で初の認可法人として始動した。これまで個々で行っていたさまざまな事業活動を共同で実施するなど経営の効率化を図るほか、それぞれの法人がもつ専門性や特性を生かしながら課題解決や連携促進につなげる狙いがある。 県内の5法人が団結 地元学校法人も参加 社会福祉連携推進法人とは…
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本誌記事 エリアリポート
2025年04月号
【宮崎】県のスポーツ誘客が着々と進行中/「韓国のサーフィンブーム」を取り込むためSNS戦略
宮崎県がスポーツ関連の誘客に力を入れている。プロ野球やサッカーJリーグなどプロチームのキャンプや合宿誘致を進める中、今年2月にプロ野球・千葉ロッテマリーンズが都城市で初めてキャンプイン。県は、冬場でも比較的温暖であることから海外のゴルフ客の誘致をしてきた一方、韓国でサーフィンがブームとなっていることから夏場のサーフィン需要も取り込もうとしている。 ロッテ初の宮崎キャンプ 増加するスポーツ合宿 千…
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本誌記事 特集・沖縄観光
2025年04月号
REPORT(1)《観光振興基本計画の概要》「世界から選ばれる持続可能な観光地」に挑戦
沖縄県では現在、基本構想である「新・沖縄21世紀ビジョン基本計画」(2022〜31年度)の観光分野の振興計画「第6次沖縄県観光振興基本計画」に基づいて複数の事業が展開されている。「世界から選ばれる持続可能な観光地」と「沖縄経済の最適な活性化」の同時実現を目指す。 本質的な素材生かし 魅力の向上を目指す 第6次沖縄県観光振興基本計画は「世界から選ばれる持続可能な観光地」を目指すべき将来像に設定する。さらに…
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本誌記事 エリアリポート
2025年04月号
【北九州】安定と成長を模索するモノレール/人口減少社会を見据え「都市型公共交通再編」の一翼担う
北九州市の小倉北区と小倉南区を貫いて走る北九州モノレールが1985年に開業して、今年1月で40周年を迎えた。開業からの乗客数は約4億4700万人で、主に通勤・通学を支える地域の足として、安全・正確・快適な運行を続けている。新技術の導入などでコスト削減に努めながら、都市交通の基軸として人口減少社会を見据えた今後の交通網の役割についても期待されている。 全国初の都市モノレール 幻となった路線計画も 北九州モノ…
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イベント 九州の明日を創る次世代リーダーの夕べ
2025 九州の明日を創る次世代リーダーの夕べ/2025年4月号45ページ掲載
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財九NEWS その他
2025年03月19日
黒竜江省で農業近代化事業始動
【寄稿】高橋孝治の中国「深層(真相)」拾い読み(第252回) 『人民日報』2025年3月18日付1面に「黒龍江省、大面積で穀物の収量向上に全力を挙げる(黒竜江全力提昇粮食大面積単産)」という記事が掲載されました。黒龍江省佳木斯市湯源県で、灌漑(かんがい)の近代化プロジェクトが始まったことを伝えています。これにより、面積当たりの収穫量が増加する見込みとなるとのことです。2024年に黒竜江省は穀物総生産量が15年連…