初の「欧州拠点」英国に開設

九電グループが英国で手掛ける洋上風力発電所の海底送電事業

 九州電力(福岡市)は8月29日、グループ会社で海外事業を手掛けるキューデン・インターナショナル(同市)が英国・ロンドンに現地法人を設立したと発表した。九電グループが欧州に拠点を設けるは初めて。英国で参画している事業の管理などを行うほか、欧州での事業拡大を目指す。
 九電グループは、英国で廃棄物処理・発電事業や洋上風力発電所の海底送電事業に参画している。英国法人のトップには馬場京子氏が就いた。九電グループはこれまで、15カ国・地域でのエネルギー事業と23カ国でのコンサルティング事業を手掛けてきた。海外拠点は、タイとアラブ首長国連邦(UAE)、米国に次いで4カ国目となる。