財界九州ONLINE本誌記事、財九NEWS、本誌関連イベント等を対象としたサイト内検索が可能です。
-
本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年09月号
Monthlyダイジェスト2
北九州市「新興ファンド」に1億円出資 北九州市は、スタートアップ支援の一環として、投資会社が運営するファンドに1億円を出資すると発表した。公募で選ばれた「9Capital(ナインキャピタル)」(同市)が立ち上げたファンドが、2026年5月までに市の出資分も含め10億~30億円を調達し、30~50社に出資する方針。 投資対象は、ロボットなどの先端技術や環境関連、医療介護など幅広い分野のスタートアップ。ファンドの運用期…
-
本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年09月号
KAIL/福岡市博多区長 中村卓也氏(7期)/西日本鉄道 天神開発本部 徳久 愛子氏
KAILの卒塾生は、組織・社会・地域を変革し発展させるため、切磋(せっさ)琢磨(たくま)し続け、日々奮闘する。「人財の森」に共通する志は「ギフトを社会へ返す」こと。KAILでの学びがリーダーシップの旅を歩む中でどのように活(い)かされたか。卒塾生が軌跡を語る。 九州・アジア経営塾(KAIL) 九州の産学官が連携して設立した特定非営利活動法人(橋田紘一塾長)。各企業・団体の中核の人材を対象とした「碧樹館(へき…
-
本誌記事 エリアリポート
2025年09月号
【熊本】熊本市中心部を新ビル建設で活性/高さ制限緩和など特例適用を「10年間で100棟」へ
建築物の高さ制限がある熊本市中心部で、制限を超えるビルの建設が相次いでいる。背景には、2019年に開始した古い建物の建て替えを促す「まちなか再生プロジェクト」に基づいた物件が続々と特例承認されていることが大きい。ほかにも、市中心部では市役所が移転した跡地の活用も議論されており、市中心部の新陳代謝を促すことが、まちなかのにぎわい創出にもつながる。 16年の熊本地震が発端 10年で100棟が目標 熊本市中心…
-
本誌記事 業界・地域リポート
2025年09月号
FOCUS 畜産・水産品【海外市場開拓】中国が水産物輸入再開もまだ慎重姿勢/現地のバイヤーからは早くも「取引再開」の依頼が続々
東京電力福島第1原発の処理水放出を理由に2023年から日本産の水産物輸入を停止していた中国は6月、一部について輸入再開を認めると発表した。人口約14億人の巨大マーケットの方針転換が、九州の事業者にとって商機拡大のチャンスであることは間違いない。しかし、複数の要因が重なり、現時点では慎重姿勢が大勢を占めている。 新たな商機は見込めるが 事業者に募る期待と不安 「中国市場は非常に魅力が大きい。しかし、政治…
-
本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年09月号
九州大相撲伝「大相撲本場所の『力水』は福岡県福智山山系の湧水」
日本相撲協会設立100周年と〔もち吉〕 今年は1925(大正14)年12月28日に財団法人日本相撲協会(発足当時は大日本相撲協会)が設立されて100周年。それを記念して、協会は1500年にわたる相撲の歴史を活(い)かし、大相撲の力を通じてより良い社会の持続的な発展に貢献するサステナビリティ活動を促進している。 そのパートナー企業に選ばれたのが福岡県直方市の米菓製造販売〔もち吉〕で、今年1月に契約を締結。記念のコラ…
-
本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年09月号
災害民話/第2回 とうあんさんと蛇嫁
忘れ得ぬ人 雲仙火山災害をネット検索していて、思わぬ文に出くわした。 (前略)43人の死者・行方不明者が出た1991年6月3日の雲仙普賢岳大火砕流惨事。30年たっても昨日の出来事みたいに脳裏に焼きついています。噴火災害の恐怖と伝承がどんなに大切なことか踏まえながらです。長崎大学工学部の後藤惠之輔元教授。普賢岳災害で忘れることができない一人です。島原地方に「とうあんさんと蛇嫁」という昔話がある。領主が強欲…
-
本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年09月号
高橋孝治の中国法表層深層(27)
蘇州市法治宣伝教育センターで考えた中国の「法治」 今回は、筆者の個人的な中国調査の旅のお話しをしましょう。今年5月に筆者は中国の江蘇省蘇州市に調査に行ってきました。その時、「蘇州市法治宣伝教育センター(蘇州市法治宣伝教育中心)」(画像左)も併せて訪問しました。習近平政権になってから、中国はこれまで以上に「法治」を宣言しており、中国の各地には、「なぜ法治を行わなければならないのかを一般市民に対して…
-
本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年09月号
食楽園「柳川高校学食に博多〔一風堂〕ラーメン 独創的商品づくりプログラムもスタート」
福岡県柳川市の私立柳川高等学校は、テニスの松岡修造さんらを輩出するなどスポーツ強豪校。2002(平成14)年、同校の3代目理事長に就任した古賀賢さんは「33歳、日本で一番若い私学の理事長」とニュースになったものの、晴れやかな気持ちなど皆無。「柳川高校はつぶれるぞ」とうわさされるほどの状況下にあった。 古賀さんの自著『学校を楽しくすれば日本が変わる』(祥伝社)によると、理事長交代を望んだのは銀行で、目的…
-
本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年09月号
DATAでみる九州「対米輸出依存度」
対米輸出依存度は全国と比べて低いものの品目別ではトランプ関税の影響出る可能性も 米国のトランプ政権による関税引き上げ政策により、九州地域(九州7県、沖縄県、山口県)においても同国向けの輸出額が大きい産業を中心に影響が及ぶことが懸念される。九州経済調査協会は「九州経済調査月報」7月号で財務省「貿易統計」を用いて九州地域における対米輸出の状況を踏まえて、関税の直接的な影響が及ぶ産業や地域についてリポ…
-
本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年09月号
Monthlyダイジェスト1
九電工 新社名「クラフティア」ロゴ発表 九電工(福岡市)は、10月1日付で変更する新社名「クラフティア(KRAFTIA)」のロゴマークを発表した。英語表記の頭文字「K」をかたどったデザインで、「未来へと続いていく道」を表現した。 配色は九電工のロゴマークと同じ3色を引き継いだ。赤色は「人」、青色は「技術」、緑色は「環境」を表している。新社名は、技術を意味するクラフト(CRAFT)のCを九州のKに替え、革新(イノベ…