「定期国際コンテナ航路」復活

三池港(福岡県大牟田市)

 福岡県大牟田市の三池港に定期国際コンテナ航路が開設され、同県と市が8月27日に記念式典を開いた。地方の港と主要港をつなぎ、大型船に積み替える国際フィーダー航路で、同港から神戸港を経てアジア、欧州、北米などをつなぐ。三池港の国際コンテナ航路は2014年に上海航路、25年5月に釜山航路が休止しており、約4カ月ぶりの復活となる。
 神戸港までは井本商運(神戸市)が運航。同港で香港の国際物流大手OOCLの大型船に積み替えて海外に輸出入する。三池港からの輸出は化学製品や古紙、木材など、輸入はベトナムなどからの家具を想定している。同港の2024年の取扱貨物量は198万トン。