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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年06月号
あの日あの頃/ニシケン 田中 誠一 社長
「マネジメントの深さ」アメフトで学ぶ 九州大学に通っていた学生時代、私はアメリカンフットボール部に所属し、3年時には主将兼クオーターバックとして60人の部員を率いた。もともと高い目標に向かっていくことが好きなタイプで、主将就任時も最初から「九州リーグ連覇、平和台ボウル(九州代表対中四国代表)連覇、地区対抗戦(九州・中四国代表対東北・北海道代表)勝利」を目標に掲げた。部員を鼓舞し、日々、厳しい練習に…
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本誌記事 NEWS SCRAMBLE
2025年06月号
〈長崎大〉正式に「経済学部移転」発表も暗雲漂う
長崎大の経済学部移転構想の先行きが不透明になっている。今年4月、同大の永安武学長は片淵キャンパスにある経済学部を文教キャンパスに移転する方針を打ち出したが、具体的なプランが示されなかったことから、「移転交渉がうまく進んでいないのでは」という疑念の声が地元で広がっている。 経済学部の移転が明らかになったのは2023年の前学長の時代だった。前学長の河野茂氏が「長崎サミット」で唐突に持ち出していたが、同…
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本誌記事 特集・ナナイロプリズム福岡
2025年06月号
初タイトル獲得で新たなステージへ
地場企業がナナイロ支援 試合会場でビジネス交流 今年2月、北九州市の「ミクニワールドスタジアム北九州」で開催された「北洋建設 presents Nanairo CUP 2025 北九州」(以下、ナナイロカップ)で、社会人女子ラグビーチーム「ナナイロプリズム福岡」が悲願の初優勝を果たした。創設当初から目標としてきた同大会でのタイトル獲得は、チームにとって大きな節目となった。 同チームは、2019年12月に福岡県久留米市を拠点とし…
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本誌記事 NEWS SCRAMBLE
2025年06月号
〈沖縄〉沖同友が「OIST発展に向けた」提言発表
沖縄経済同友会は2011年11月に開学した沖縄科学技術大学院大学(OIST)の活用に関する提言をまとめ3月下旬、玉城デニー知事と内閣府総合事務局の三浦健太郎局長に手渡した。さらに、4月上旬には、内閣府沖縄振興局の齊藤馨局長と外務省北米局の有馬裕局長にも手渡している。沖縄経済同友会の渕辺美紀代表幹事(写真の三浦氏右横)は「沖縄を拠点として国際的に卓越した科学技術に関する教育研究を図り、沖縄の振興や自立的発展…
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本誌記事 春夏秋冬
2025年06月号
ふつうが一番、これが一番難しい
参院選と都議選が12年に1度重なる今年の夏。日ごとに熱を帯びてくる報道に、20年前の与野党激突が思い浮かぶ。2005年7月5日。小泉純一郎首相が命運をかけた郵政民営化法案は衆院本会議で賛成233票、反対228票の5票差で通過したものの、8月8日の参院本会議で否決。小泉首相は衆院解散に打って出た。そして「自由民主党は郵政民営化に賛成する候補者しか公認しません。いわば、はっきりと改革政党になった自民党が、民営化に反対…
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本誌記事 テーマリポート
2025年06月号
【エネルギー(電力)】電源のベストミックス模索が続く/福島第1原発事故を機にエネルギー政策は「大転換」
東日本大震災が発生した2011年以降、原子力発電(原発)の停止に伴い発電の主力となる電源は、LNG火力・石炭火力・石油火力へとシフトした。現在では原発4基が通常運転に復帰し、原発の稼働によって安定供給は改善されている。他方、この間に太陽光発電の急増など再生可能エネルギーの導入も着実に進んだ。 2000年に入り特別高圧 大口需要家を対象に自由化 大手電力事業者にとって2000年は、大競争時代の幕開けの年だった。…
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本誌記事 特集・ナナイロプリズム福岡
2025年06月号
九州ラグビーフットボール 協会 会長 久木元 孝行氏 × ナナイロプリズム福岡 ゼネラルマネジャー 中村 知春氏「九州を女子ラグビーの中心地に」
女子ラグビーで九州唯一の社会人チームであるナナイロプリズム福岡は創部7年目を迎える。けん引するのが、プレーヤーでありながら同チームのゼネラルマネジャーを務める中村知春氏だ。九州ラグビーフットボール協会の久木元孝行会長とナナイロの魅力や、九州における女子ラグビーの将来について語ってもらった。 ラグビー愛強い九州 増え続ける女子選手 ―まずはお二人の女子ラグビーとの出会いを教えていただけますか。 …
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本誌記事 特集・Food Island
2025年06月号
【REPORT】新ブランド和小麦の商品続々登場/国産小麦の自給率向上へ知見と技術を生かす
小麦本来のほんのりとした甘みや香りが引き立つシンプルな味わいが特長の食パン「超熟」シリーズなどを手がける敷島製パン(愛知県名古屋市)「Pasco(Pan Shikishima Company)」は長年、国産小麦使用率の向上に取り組んでいる。その背景には日本の食料自給率(カロリーベース、2023年度)が約38%と低い現状があり、中でも製パンに必要不可欠な⼩麦の⾃給率は約18%、さらにパン⽤⼩麦に至っては約8%と、海外からの輸入に頼…
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本誌記事 特集・Food Island
2025年06月号
【REPORT】西日本最大級のかやぶき屋根を全面ふき替え/“だしの茅乃舎(かやのや)”の総本山「御料理 茅乃舎」がリニューアル
焼きあご入りの和風万能だし「茅乃舎だし」などで知られる茅乃舎ブランドは、今から130年以上をさかのぼる1893(明治26)年、福岡県久山村(今の久山町)の初代村長を務めた河邉東介(久原本家グループ創業者)が開いた、小さな醤油(しょうゆ)蔵から始まった。茅乃舎ブランドなどの久原本家グループは今日、九州でも指折りの食品企業グループへ成長を遂げたが、原点は“小さな醤油(しょうゆ)蔵”であり、「こころに寄り添い、…
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本誌記事 特集・Food Island
2025年06月号
【REPORT】「味の明太子(めんたいこ)」たっぷりおにぎり登場/「ふくや羽田空港店」がリニューアルオープン
明太子の創業メーカーで、オリジナルの「味の明太子」製造・販売や、各種食料品の卸・小売りを展開するふくや(福岡市)はこのほど、羽田空港国内線第1旅客ターミナルビル地下1階の「味の明太子ふくや羽田空港店」をリニューアルオープンした。「ふくや東京羽田店」として出店してから30年以上になる歴史ある店で、定番の味の明太子をはじめとする同社商品を販売してきた。ターミナルビルの耐震補強工事に伴って一時閉店してい…