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本誌記事 TOPINTERVIEW
2025年04月号
宗政 寛 サニックス 社長「人のお困りごとの解決に携わって50年。“次世代へ快適な環境を”提供し続ける」
多くの訪日外国人が称賛するのが、日本社会の清潔さや衛生環境だ。その清潔さや衛生といった価値観を事業として展開してきたのが、4月で創業50周年を迎えるサニックス(福岡市、4月からサニックスホールディングス)である。オフィスビルや一般家庭の衛生管理からエネルギー、廃棄物リサイクルまで領域を拡大してきた。4月からは各事業を分社化し、新たなスタートを切る。宗政寛社長に思いを聞いた。 聞き手/本誌社長 山口 亮…
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本誌記事 ズームアップ(人)
2025年04月号
新トップの風貌/谷口 順一 電通九州 社長
「競争と協調による価値向上や成長領域を創出し人とのつながり重視で九州を笑顔にする」 今年で創立30周年を迎えるタイミングで電通九州(福岡市)の社長に就任した。福岡市にはたびたび出張で来ていたが、天神ビッグバン、博多コネクティッドなどの大型再開発事業に加え、インバウンドによる街のにぎわいぶりに目を奪われた。九州に目を転じると、熊本では半導体のTSMCの進出による効果、長崎では長崎スタジアムシティの開業…
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本誌記事 NEWS SCRAMBLE
2025年04月号
〈熊本〉熊本市中心部への「TSMC効果」まだ薄く
TSMC(台湾積体電路製造)進出で、熊本の経済効果の期待は高まっている。 2021年10月に半導体受託製造大手TSMC進出表明以降、全国の地価上昇率ランキングに常に上位にランクインするようになった。昨年7月に発表された「都道府県地価調査」によると、商業地部門トップ10のうち5地点が熊本県が占める結果となった。5つのうち3カ所が大津町、残り2カ所が菊陽町と両町ともTSMC第1工場が立地、もしくは隣接する自治体だ。例えば、大…
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本誌記事 テーマリポート
2025年04月号
【総論】災害大国から防災立国へ転換急ぐ/「国土強靭(きょうじん)化」の新たな計画は15兆円以上の規模に膨れる
近年、大規模自然災害が全国各地で頻発、激甚化している。昨年の能登半島地震や1995年の阪神淡路大震災からは30年の節目となる。当面は、南海トラフ巨大地震への対応が九州・沖縄でも急務となる。国は災害対策基本法などを改正、石破茂総理が主導する防災庁設置準備など、防災立国に向けた動きが加速している。 石破総理肝いりの「防災庁」 事前防災関連予算は倍増に 近年、頻発化・激甚化する自然災害とどのように向き合う…
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本誌記事 テーマリポート
2025年04月号
【福岡】西方沖地震20年で官民の対策強化/天神地区などでは「一時滞在施設」の受け入れ拡充が進む
災害被害のイメージが少ない福岡県だが、2005年に発生した福岡県西方沖地震から今年で20年を迎えた。また、大雨では17年の九州北部豪雨災害など、毎年のように、大きな被害を受けている。県は県土強靱化対策を進めるとともに防災アプリの機能強化のほか、福岡市では官民で連携し、帰宅困難者の受け入れ対策に注力している。 県内活断層帯のアセスメント 防災アプリの機能拡充も図る 2005年3月20日、福岡県北西沖の深さ9キロ…
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本誌記事 テーマリポート
2025年04月号
防災・減災への“備え”が不可欠に「地域強靱化」
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本誌記事 春夏秋冬
2025年04月号
井上ひさしさんの読書と笑い
井上ひさしさんが2010(平成22)年に75歳で亡くなってから15年。あらためて井上さんのエッセーを紐(ひも)解いて驚くのは、その読書量の膨大さ。70歳になってからも1日30冊くらいのペースで読んでいたほど。もちろん総(すべ)てをじっくり読むのではなく、まず目次を読んで、著者が何を言いたいのかを探る。日本の学者はたいてい結論を最後に持ってくるから、まず最後の方から見る。そこに思ったほどのことが書かれていなけれ…
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本誌記事 特集・大学
2025年04月号
崇城大 小野 長門 学長/新カリキュラムが本格始動へ VUCA生き抜く人材も育成
崇城大 小野 長門 学長 防衛大理工学部卒、東京工大大学院理工学研究科博士課程修了。92年熊本工業大(現崇城大)に入り副学長などを歴任。23年10月から現職 リケジョや離島枠入試も 起業家やベンチャー育成 ─少子化が加速する中、大学のあり方が問われています。 本学は24年度の定員740人に対して751人の学生が入学するなど、全国の約6割の私立大で入学定員割れが起きている中、定員を充足できたことは大変喜ばしいものが…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年04月号
refresh/サクラグループHOLDINGS.・松岡 三貴 社長
「とことんサウナを」 サウナが人生を変えたと言っても過言ではない。これほどまでに人生を豊かにしてくれるのであれば、もっと早くに経験しておけば良かったと悔やむ気持ちすらある。もともと懇意にしている先輩経営者からサウナを熱心に勧められていたが、熱々になった身体を水風呂で冷やすことに一抹の不安感があり、敬遠していた。ところが約5年前に三重県の伊勢を訪問した際、息子からの後押しもあり、思い切って旅館の一…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年04月号
OH!ニッポン「新型コロナウイルス5年(中)WHOの改革が焦眉の急だ」
78歳の高齢をものともしないトランプ米大統領の精力的な仕事ぶりには目を見張るものがある。就任式の1月20日には40本もの大統領令に署名し、即断即決が際立つ。「熟議」などと言っているどこかの国の総理大臣とは次元の違うスピードである。 なかでも驚いたのは、パリ協定と世界保健機関(WHO)からの脱退表明である。WHO脱退理由をトランプ氏は「中国武漢から生じた新型コロナのパンデミック(世界的大流行)やそのほかの世…