鳥栖市で「物流施設」単独開発へ

「MID LOGI鳥栖」完成イメージ

 西日本鉄道(福岡市)は8月28日、佐賀県鳥栖市で賃貸用物流施設を単独で開発すると発表した。同社が賃貸用物流施設を単独開発するのは初めてで、1棟貸しを想定している。9月に着工し、2026年10月に完成予定。併せて、自社開発の賃貸用物流施設のブランド名を「MID LOGI(ミッドロジ)」に決めた。
 「MID LOGI鳥栖」は国道3号線に面し、九州自動車道の鳥栖インターチェンジ(IC)から車で約2分の場所に位置する。3階建てで、延べ床面積は約1万300平方メートル、敷地面積は約7300平方㍍。トラックバースを9台分備えるほか、トラック待機場も3台分を確保する。同社は現在、熊本市と福岡市で物流施設2棟を他社と共同で開発している。