「設置認可」受け来年4月開学へ
2025年09月01日
武雄アジア大

佐賀女子短期大(佐賀市)を運営する学校法人旭学園(同市)は8月29日、佐賀県武雄市で来年4月の開学を目指す「武雄アジア大」について、文部科学大臣から設置認可を受けたと発表した。佐賀大(佐賀市)、西九州大(佐賀県神埼市)に次いで、佐賀県内では三つ目の四年生大学となる。
大学には東アジアをテーマとした「東アジア地域共創学部」の1学部が設けられる。1学年の定員は140人。学長には国立民族学博物館名誉教授の小長谷有紀氏が就任予定。校舎は3階建てで、延べ床面積は約4300平方メートル。すでに建設工事が進められており、12月に完成予定。武雄市と佐賀県は大学の財政支援策として、合わせて約19億円を補助することを決めている。