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本誌記事 特集・DX
2025年09月号
【QTnet】進化する生成AI「QT-GenAI」 自治体DXと企業の未来を拓(ひら)く
QTnet(福岡市)が提供する法人向け生成AI(人工知能)プラットフォーム「QT-GenAI」。生成AI活用の障壁である情報漏洩(ろうえい)リスクや操作の難しさを解決すべく開発された。企業の機密性が高い入力情報がAIの学習に利用されない安全性と、豊富な業務テンプレートによる利便性を両立し、九州の企業や自治体のDXを支えてきた。 そして今、QT-GenAIは著しい進化を遂げている。本記事では、行政分野における活用の本格化とA…
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本誌記事 エリアリポート
2025年09月号
【宮崎】サッカーで町おこしを図る新富町/選手は「地域おこし協力隊」として町民をサポート
宮崎県のほぼ中央に位置する、人口約1万6000人の新富町。太平洋沿岸では県の天然記念物・アカウミガメの産卵地として知られるなど、自然豊かな場所である一方、「サッカーの町」としての顔ものぞかせる。町をホームタウンとする2チームのうち、女子チームの選手は地域おこし協力隊となって町の活性化を図っており、町民は選手を試合だけでなく生活面でも支える。 女子チームが快進撃 観戦者の数もトップ 昨年10月、アマチュ…
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本誌記事 エリアリポート
2025年09月号
【鹿児島】離島も含めクルーズ船寄港が好調/県は地域経済への波及効果の「広域化・最大化」を推進
鹿児島県内へのクルーズ船寄港回数が、過去最多だったコロナ禍前の2019年を上回るペースで推移している。県都の鹿児島港だけでなく、世界自然遺産の屋久島や奄美大島など離島にも寄港するケースが多いのはクルーズ基地づくりを目指す鹿児島ならでは。今後はクルーズ船などのインバウンドによる経済効果の広域化・最大化に向けた取り組み強化が求められる。 25年上半期は過去最多 離島への寄港が約3割 鹿児島県内へのクルー…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年09月号
Talk About
〔ON〕副頭取に就任 現場重視で経営 肥後銀行(熊本市)の髙本芳郎氏はこのほど、取締役常務執行役員から代表取締役副頭取に昇進し、熊本商工会議所の副会頭にも選出された。同行は今年7月で創立100周年を迎え“うるおいのある未来のために。”「当行がハブとなり地域とお取引先とを繋ぐ場、未来を担う若い世代の輝く場の創出」を目指すという。髙本副頭取も「金融機関の役割がより重要になる」と気を引き締める。「熊本はTSMC(…
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本誌記事 NEWS SCRAMBLE
2025年09月号
〈日産苅田工場〉「生産移管」で地場サプライヤーには課題も
経営再建中の日産自動車は、国内主力工場の一つである日産自動車追浜(おっぱま)工場(神奈川県横須賀市)での自動車生産を2027年度末に、日産車体湘南工場での生産も26年度末で終了し、福岡県苅田町の日産自動車九州(日産九州)などに生産移管することにした。日産九州と日産車体九州(福岡県苅田町)の年間生産台数は約45万5000台、これに追浜工場の約10万台が加わることになる。 この流れを受けて、服部誠太郎福岡県知事…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年09月号
Lounge「ジャパニーズウイスキー」清友 社長 宮之原 明子氏
お酒を楽しむのは好きで、以前はビールやワイン、カクテルなどが多かったが、このところ、ウイスキーにはまっている。数年前、食事をご一緒したお客さまに薦められ、サントリーの「白州」のハイボールをいただいたが、思わず「おいしい!」と感動。もちろんハイボールを飲んだことはあったが、スコッチやバーボンよりも、体になじむようなジャパニーズウイスキーの酒質に魅了されてしまった。 そう思って足元をみると、地元の…
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本誌記事 グラフ
2025年09月号
吉野ヶ里歴史公園のソバの花
吉野ヶ里歴史公園の「南のムラ」では、弥生時代の農耕風景を再現しようと毎年、ソバが栽培されている。8月下旬ごろに種がまかれ、秋になるとまるで白い絨毯(じゅうたん)を敷き詰めたかのように白く小さな花が一面に咲き誇る。風が吹くたびにそよそよと揺れる可憐(かれん)な姿は、過ぎ去った時代への郷愁と実りの秋への期待を静かに語りかけているようにも映る。復元された弥生時代の美しい風景は、悠久の時を超えた今も変わ…
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本誌記事 ズームアップ(人)
2025年09月号
新トップの風貌/KMバイオロジクス 社長 髙橋 洋匡(ひろただ)氏
「ワクチン生産などのレベルを向上させ、明治グループの総合力で世界へ打って出る」 医薬品製造のKMバイオロジクス(熊本市)は、全国屈指のワクチンメーカーでもあった化学及血清療法研究所(同市)の事業を明治グループが譲り受け、熊本の官民の出資も受けて2018年7月に設立。それから7年、初のトップ交代で今年6月にバトンを受けた。前職は、同グループ傘下で同じく医薬品製造の「Meiji Seika ファルマ」(東京)執行役員生…
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本誌記事 特集・省エネ・新エネ
2025年09月号
【堀内電気】太陽光併設蓄電池を拡大へ FIPの活用で収益増を支援
第1号は自社の大津発電所 2050年のカーボンニュートラルの実現に向けて国がさまざまな施策を打ち出すなか、堀内電気(福岡市)は早くから太陽光発電事業に着手し、再生可能エネルギー拡大に寄与してきた。同社が現在、注力するのが太陽光併設蓄電池事業である。太陽光発電事業者は日中に発電量が需要を上回りそうになった際には電力会社から出力抑制を受ける。その分、太陽光発電事業者は売電できず、収益が減る。そこで太陽光…
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本誌記事 NEWS SCRAMBLE
2025年09月号
〈沖縄〉高架道路完成も那覇空港「混雑解消」せず
那覇空港の構内道路の混雑緩和と国際線エリアへのアクセス向上を目的として、2020年から整備が進められていた高架道路の延伸工事が6月中旬に完了した。さらに、完成部分とつながる地上部では、空港内の周回道路が北側に大きく迂(う)回(かい)するように変更された。空港出口にある「うみそらトンネル」から「西海岸道路」につながる国道58号を利用する車両と、国道332号を使って那覇市内へと向かう車両、空港周回道路を使う…