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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年05月号
四季漫筆「カセドリという『来訪神』」
佐賀市溜池町見島でしか見ることのできない鳥がいる、と聞いて出掛けた。「カセドリ」(加勢鳥)と呼ばれ、地区の中心にある熊野神社に年に1度、2月の第2土曜夜に“飛来”する。 待ち焦がれること1時間。気が付くと神社周辺は県外ナンバーも含めて時ならぬ騒ぎ。交通整理のお巡りさんも出動していた。ワクワク感が最高潮に達したそのとき、2羽のカセドリが笠を被り、藁(わら)蓑(みの)をつけて鳥居の前に姿を現わした。 そ…
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本誌記事 業界・地域リポート
2025年05月号
【自治体Watch〈新年度予算〉】産業は半導体参入や新興支援に力/3政令指定都市はいずれも「過去最大規模」の編成
各自治体の新年度当初予算が成立した。人口減少が続くなか、その多くが、子育て支援や教育、人材関連の事業などに新たな予算を付けた。防災や産業振興などにも積極的な予算配分が見受けられる。こうしたなか、5年連続1兆円超えの福岡市をはじめ、北九州市、熊本市の3政令指定都市の予算規模は、いずれも過去最大となった。 福岡市5年連続1兆円超 北九州市はファンド投資 九州・沖縄8県と県都の新年度(2025年度)予算が、今…
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本誌記事 TOPINTERVIEW
2025年05月号
脇山 章太 地域みらいグループ 社長「技術伝承のリーディングカンパニーとして幸せの土台となる地域の“みらい”を守る」
2023年、グループ中核・北洋建設の創業100周年に合わせ、九州みらい建設グループから社名変更した「地域みらいグループ」は、“技術伝承のリーディングカンパニー”として技術を磨き、生活基盤を支えることで、地域を守り、明るい未来を創造していくことを目指している。併せて、働き方改革ならぬ“生き方改革”を実践し、従来の慣習に縛られない企業文化の変革にも挑戦している。 聞き手/本誌社長 山口 亮太郎 「100周年を機に社…
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本誌記事 テーマリポート
2025年05月号
注目プロジェクト これまでとこれから
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本誌記事 業界・地域リポート
2025年05月号
【Spotlight 海外展開】九州企業が相次ぎインドで商機狙う/製造業中心も福岡県の蔵元が市場開拓に異例のチャレンジ
著しい経済成長を続けるインド市場に注目が集まっている。九州の企業も製造業を中心としつつ、小売業でもインド進出を模索する新たな動きが出ている。インド独特の商慣習への対応など課題はあるものの、東南アジアからインドシフトが強まる可能性もある。福岡県には総領事館が設置される見込みで、インド熱が九州でも高まりそうだ。 近くGDPは世界第3位に 製造業中心に産業集積進む インドの2023年の実質GDP成長率は8%超と…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年05月号
ゴルフ知恵袋「春のゴルフコンペに備えて」
春のゴルフシーズン到来ということでゴルフコンペのお誘いも増える季節ですので、今回はコンペで結果を出すための準備を説明してみたいと思います。 コンペ直前の練習で一番大切なポイントは、コンペ当日を意識したラウンドシミュレーション練習に徹することです。 例えば、コンペの前日に練習に行くとしたら、ウエアは翌日着用するものとほぼ同じ色合いのものを着て、実際にプレーするゴルフシューズを履き、キャップやバ…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年05月号
寸談余話(4)風雅・塚田利郎社長/熊本インターナショナルスクール・マシュー・オーム校長/ワンキャリア・小林大介福岡営業所長
「風雅巻き」を看板に創業35年 ゴディバとコラボし新商品も 有明海産の若摘み海苔(のり)と、厳選した豆を使用した「風雅巻き」などを製造・販売する風雅(熊本市)は、今年で創業35年目を迎えた。塚田利郎社長は「百貨店や直売店だけでなく、以前からネット販売にも注力していたこともあり、近年は関東・関西圏在住の方からの注文が増えている」と力を込める。 新しい取り組みとして今年2月、高級チョコレートブランド「ゴ…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年05月号
九州の志士「太宰府を愛した哲学者『井上哲次郎』」
福岡県太宰府市出身の井上哲次郎は、近代日本哲学の父と称される。東京帝国大哲学科の教授として日本に西洋哲学を紹介したほか、儒教・東洋哲学研究の開拓者としても知られ、国民道徳論の中心的提唱者でもあった。また、経済学を理財学と翻訳するなど、日本の近代教育に尽力した。 近代日本哲学の教育に尽力 井上哲次郎は、1855(安政2)年に太宰府横町(現在の福岡県太宰府市五条)の医者・船越俊達と母よしの三男として生…
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本誌記事 特集・High Grade Mansion
2025年05月号
【長谷工不動産/ブランシエラシリーズ】グループ総合力を生かし高品質で安全安心な物件を供給沖縄県で最上位ブランド第1弾。広さ全戸100平方メートル以上
累計施工実績は約71万戸で国内トップ 長谷工コーポレーション(東京)は、1969年に自社施工の第1号マンションが完成して以来、その普及と品質や施工精度の向上に努めてきた。累計施工実績は71万6700戸(2025年2月末)で、国内の分譲マンションナンバーワンの実績を誇る。 同社の強みは用地取得から設計施工までをトータルプロデュースする一貫体制と、販売・管理・修繕を展開するグループ会社から得たお客さまニーズを、事業…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年05月号
九州大相撲伝「貴闘力忠茂 兵庫県神戸市出身 最高位関脇」
小学6年で藤島部屋の門をたたく 米大リーガー大谷翔平選手の日本人通訳は、大谷選手の活躍につれて年収も上がり、エンジェルス時代の8万5000ドル(約1300万円)から、ドジャース移籍後は球団から50万ドル(約7800万円)、別に大谷選手からも給与が払われていた。それなのに違法賭博による借金返済のため1700万ドル(約26億円)もの窃盗事件を起こしたのは、自供によれば18歳で手を染めたギャンブル依存症によるもので、40歳に…