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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年11月号
Lounge「“深夜特急”は今も続く」中山リサイクル産業 社長 中山 智氏
私にとって、気心知れた家族や同世代の仲間たちと休みの日に行く「海外旅行」は何よりも心身をリフレッシュさせる方法の一つだ。 これまで東南アジアを中心に欧州、欧米と各国の名所を旅して周り、さまざまな土地の文化や景色、人との出会いに感動してきたが、旅行中は、日ごろの喧騒(けんそう)や仕事から離れ、リセットできるところが良い。 特に何か社内で進行していたプロジェクトが滞りなく完了したタイミングなどの…
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本誌記事 エリアリポート
2025年11月号
【宮崎】県主導で神楽ユネスコ登録目指す/国会議員を交えて約180人による「総決起大会」を実施
各地に残る民俗芸能「神楽」の国連教育科学文化機関(ユネスコ)無形文化遺産への登録を目指そうと、宮崎県が旗振り役となって機運醸成に努めている。県は全国的な協議会を発足させ、今年3月に各道府県の知事と共に連合を結成、国への要望活動も精力的だ。少子高齢化で神楽の継承が懸念される中、ユネスコ登録で各地に根差した文化の振興を図りたい考えだ。 国内外で認知度向上へ 大阪万博で神楽を披露 5月23日、東京・永田…
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本誌記事 テーマリポート
2025年11月号
【農産物】複数の課題抱えながら商機を探る/主な輸出先はアジア圏で米国展開は「これからが本番」
日本食への関心の高まりやインバウンド(訪日外国人)の増加といった複数の要因から、海外における日本産の農水産物や食品のニーズは高まっている。そうした傾向は米国も同様で、今年上半期の輸出額の増加率は国・地域別で最も大きかった。認知度の高まりとともに、今後、需要が拡大することは確実だ。 認知度向上が追い風となり 上半期の輸出額は過去最高 農林水産省が8月に発表した今年1月から6月までの農林水産物と食品…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年11月号
Monthlyダイジェスト2
宮崎県新富町「電子投票」九州で初導入へ 宮崎県新富町議会は、町長選と町議選に電子投票を導入するための条例案と関連予算を盛り込んだ補正予算案を可決した。タブレット端末で投票し、開票時間の短縮や無効票の減少を見込む。来年2月24日告示の町長選と町議補欠選挙を控えており、実現すれば九州初の電子投票となる。 電子投票には、総務省認定の電子投開票システムを備えた京セラ製のタブレット端末を使用。有権者は投票…
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本誌記事 エリアリポート
2025年11月号
【長崎】宿泊業界に新たな波を起こす民泊/個性的な「空き家活用」で社会課題解決と地域再生図る
秋の観光シーズンに各地の観光地は多数の客が訪れる。近年はインバウンド(訪日客)の増加も相まって宿泊施設が不足気味でホテル料金も高騰している。こうした中、長崎市では空き家などを改装して個性的な装いの民泊施設に生まれ変わらせる事業がにわかに進行。人口減少に伴う空き家増加の対策にもなっている。宿泊業界に新たな波を起こしている民泊。その潮流を探った。 一致した民泊への思い 並びの棟に飲食店併設 長崎市…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年11月号
OH!ニッポン「輿論(よろん)と世論(せろん)~福沢諭吉と原敬の論説から~」
石破茂前首相の辞任劇で、老生が興味深かったのは、いわゆる「民意」とされるものの受け止め方が石破続投支持派と辞任要求派で真っ二つに分かれたことであった。 報道各社の世論調査を根拠に続投に固執した石破氏に対し、反対派は自民惨敗の国政選挙結果こそが民意、と反論して退陣を迫った。 民意とは幅広い国民(世の中)の空気なのか、それとも選挙結果を踏まえた身内(党内)の声なのか。近年の世論調査そのものに対す…
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本誌記事 特集・お菓子
2025年11月号
〈石村萬盛堂〉博多の風習を菓子で表現 根強い人気「祝(いお)うてサンド」
「鶴乃子」をはじめ、多くのロングセラー商品を展開する石村萬盛堂(福岡市)の「祝うてサンド」の販売が好調だ。2021年、博多祇園山笠「追い山笠」の廻り止め(決勝点)となっている本店のリニューアルをきっかけに誕生した同商品は、博多の祝いの席に欠かせない風習「博多手一本」をモチーフにしている。 厳選したバターを、ぜいたくに使用し、ほろ苦いキャラメルクリーム、職人の手で丁寧にキャラメリゼしたくるみを手形に似…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年11月号
Monthlyダイジェスト1
JR九州「博多駅空中都市プロジェクト」中止 JR九州(福岡市)は、博多駅(同市博多区)南側の在来線の線路上空を活用して複合ビルを建設する「博多駅空中都市プロジェクト」=写真はイメージ=を中止すると発表した。当初435億円と見込んでいた建設費が2倍近くに膨らむことが判明し、採算が取れないと判断した 空中都市は2028年末の完成を目指し、19年にプロジェクトチームを発足。計画では、複合ビルは地上12階、地下1階建…
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本誌記事 テーマリポート
2025年11月号
【JR九大学研都市駅周辺(福岡市西区)】区画整理事業で変貌した田園地帯/九大伊都キャンパス移転が市西部の拠点開発を後押し
福岡市西部で急速に発展しているのが、JR九大学研都市駅周辺。九州大伊都キャンパスの移転が進むにつれて人口を増やし続け、今や人気の居住エリアとなっている。JR筑肥線で天神、博多駅、福岡空港と直通し、人気スポットの糸島にも近い利便性の良さで、今後も発展していく可能性が大いにあり得る。 転機はJR九州のマンション 児童増加で小学校が2校開校 JR九大学研都市駅は2005年の開業で、今年20周年を迎えた。JR筑肥線の…
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本誌記事 特集・お菓子
2025年11月号
〈ざびえる本舗〉新商品開発と販路拡大強化 若年層にざびえる魅力発信
大分土産の定番「南蛮菓ざびえる」を製造・販売するざびえる本舗(大分市)が、新たな挑戦を加速させ、新商品の開発に加え、販路の拡大にも力を注いでいる。昨年3月には、6年ぶりの新作「南蛮菓Bungo」を開発。ラム酒漬けのレーズンを白あんに練り込み、チョコレート生地で包んだぜいたくな逸品である。チョコレート菓子は同社初の試みで、和と洋が融合した新しい味わいは、地元客はもちろん観光客からも人気を集めている。 …