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財九NEWS 北九州市 自治体 北九州市
2025年11月28日
小倉城などに二重価格を導入へ
北九州市は、小倉城(小倉北区)など四つの観光施設の入場料を来年4月から値上げすると発表した。市民以外の料金を高く設定する二重価格で、値上げ幅は、市内居住者は50~100円、市外居住者は150~300円となる。12月4日開会の市議会定例会に条例改正案を提案する。小倉城の利用料値上げは36年ぶりとなる。武内和久市長は「インバウンドに人気のある小倉城は特に価格水準が低い」と話している。
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財九NEWS 北九州市 連携 北九州市と山口FG
2025年11月27日
ファンド活用「事業承継」第1号
北九州市と山口フィナンシャルグループ傘下のYMFGキャピタル(旧山口キャピタル、山口県下関市)は11月26日、後継者不足の中小企業と経営者を目指す人材をつなぐサーチファンドを活用した事業承継が成立したと発表した。両者の「中小企業の事業承継推進に関する連携協定」に基づく第1号案件となる。 サーチファンドは事業承継で合意できれば、後継者候補の「サーチャー」がファンドからの投資を得て経営権を取得できる。今回…
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財九NEWS 福岡市 企業 西日本鉄道
2025年11月27日
米国で「宅地開発事業」に参画
西日本鉄道(福岡市)は11月25日、米テキサス州で宅地開発事業に参画すると発表した。米国の住宅デベロッパーと共同で設立した事業運営会社が水道インフラなどを整備し、住宅や商業施設の用地として2026年10月から段階的に分譲する計画。西鉄は米国で賃貸住宅などを手掛けてきたが、宅地開発は初めて。 テキサス州北部のワクサハチ市の約27万8000平方メートルを開発する。商業用地は約2万2000平方メートル、タウンホーム用地…
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財九NEWS 福岡市 福岡全域 北九州市 企業 西日本鉄道
2025年11月27日
6商業施設「共通買物ポイント」
西日本鉄道(福岡市)は11月25日、福岡県内で運営する六つの商業施設で、買い物や食事の利用でポイントが貯まる「西鉄ショッピングポイント」サービスを12月1日から開始すると発表した。LINE上で利用可能なアプリを使用し、貯めたポイントは6施設で使える。施設の回遊性を高め、集客増につなげる狙い。 対象は、福岡市・天神の「ワン・フクオカ・ビルディング(ワンビル)」と「ソラリアプラザ」「ソラリアステージ」、「レイ…
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財九NEWS その他
2025年11月26日
核融合分野国際科学計画
【寄稿】高橋孝治の中国「深層(真相)」拾い読み(第324回) 『人民日報』2025年11月25日付1面に「中国、核融合分野の国際科学計画を開始(我国啓動衆変領域国際科学計画)」という記事が掲載されました。これによれば、11月24日に、安徽(あんき)省合肥(こうひ)市の未来大科学城にあるコンパクト核融合実験装置(BEST)のメインホールで、中国科学院の「燃焼プラズマ」国際科学計画が正式に始動し、国際核融合界に向けて…
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財九NEWS 北九州市 連携 井筒屋、北九州市、北九州商工会議所
2025年11月26日
「地域商社」事業で連携へ
百貨店の井筒屋(北九州市)と北九州市、北九州商工会議所は11月25日、特産品の開発や販路拡大を図る「地域商社」構想の実現に向けて連携すると発表した。井筒屋は地場企業に対し、商品開発の支援や販路を提供。北九州市は関係機関との調整などを担い、北九州商議所が事業者との橋渡しや意見収集、専門家派遣などで伴走支援する。 井筒屋は中期経営計画(2025〜27年度)で地域貢献を掲げており、その柱の一つが「地域商社」構…
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財九NEWS 福岡市 企業 福証「Qボード」
2025年11月26日
九大発「サイフューズ」が上場へ
福岡証券取引所は11月25日、九大発の再生医療ベンチャー「サイフューズ」(東京)の新興企業向け市場「Qボード」への新規上場を承認したと発表した。上場予定日は12月2日。同社は東京証券取引所グロース市場に上場しており、重複上場となる。 同社は2010年設立。培養した細胞を3Dプリンターで加工し、人工的に血管や臓器を作る技術を持つ。24年12月期の売上高は約5400万円、最終損益は約8億7200万円の赤字。Qボード上場により…
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財九NEWS 長崎 企業 そらいいな
2025年11月26日
長崎でドローン「レベル4」実証
豊田通商の子会社でドローン物流事業を手掛ける「そらいいな」(長崎県五島市)は11月20日、長崎県新上五島町でドローンの「レベル4」飛行(有人地帯での目視外飛行)の実証実験を行った。市街地一帯を飛行エリアに指定し、ドローンが医薬品などを運んだ。レベル4飛行の実証はこれまで、2地点を結ぶルート(線形経路)でのみ可能だったが、全国で初めてエリア単位での飛行が国土交通省から許可・承認された。そらいいなは、早期…
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財九NEWS 宮崎 自治体 宮崎県
2025年11月25日
宮崎港で21年ぶりの新規航路開設へ
宮崎県は、貨物を積んだトレーラーの荷台部分を輸送するRORO船が来年2月から宮崎港ー東京港に定期就航することを発表した。宮崎港での新規航路は2004年以来21年ぶりとなる。運航会社は商船三井さんふらわあ(東京)で、東京港―苅田港(福岡県)を週3往復運航する便のうち、苅田出港の上り2便が木曜と土曜に宮崎港に寄港する。初回寄港予定は2月5日。 RORO船はトラックやトレーラーが、自走して乗り(ロール・オン)降り(ロー…
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財九NEWS 長崎 福岡市 企業 九州郵船
2025年11月25日
「ジェットフォイル」新造契約を締結
九州郵船(福岡市)は21日、鉄道建設・運輸施設整備支援機構との共同発注で、川崎重工業と高速船「ジェットフォイル」の新船の建造計画を締結した。現在、博多港ー長崎県の壱岐・対馬を結ぶ航路に就航している高速船「ヴィーナス2」の老朽化に伴う後継船となり、2029年6月に完成予定。今回の新造船は、1991年に就航した「ヴィーナス」以来となる。 全長27.4メートルで、旅客定員は252人。建造費は約80億円で、国と長崎県、壱…