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本誌記事 特集・High Grade Mansion
2025年05月号
価格以上の高付加価値追求/地方でも上層階は「億ション」に
九州の新築マンション市場は全体的に活況を呈するなか、特に福岡、熊本、鹿児島各県の需要が高まっており、人気エリアの二極化も進んでいる。また、土地代や建築費高騰で、マンション販売価格は大幅に上昇、その影響は福岡都市部から地方主要都市へと波及している。各デベロッパーでは富裕層にターゲットを絞る動きが加速しており、加熱気味だったマンション市場は新たな段階へと入った。 価格高騰と金利上昇影響 前年11・5%…
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本誌記事 エリアリポート
2025年05月号
【大分】空飛ぶクルマの商用運航を計画中/地域価値の向上に向けた「新たな移動手段」に期待の声
大分県には中山間地域が多く、湯布院や九重などの観光地では、各地をつなぐ二次交通の強化が長年の課題となっている。こうした状況に、次世代の移動手段「空飛ぶクルマ」の運航に注目が集まっている。実用化に向けては、機体のさらなる改良や環境整備などの課題はあるが、新たな移動手段として期待が膨らんでいる。 産官で連携協定を締結 別府─湯布院間で飛行 大分県で次世代の空の移動手段「空飛ぶクルマ」の商用運航に向…
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本誌記事 業界・地域リポート
2025年05月号
【FOCUS 農業〈令和のコメ不足〉】不足感募るが打開策は見当たらず/大都市圏から農家への「直接買い付け」の動きも散見
昨夏から続く“令和のコメ不足”といわれる状況は、政府が2回にわたって備蓄米を放出しても変わる兆しがみられない。いくつかの要因が複合的に重なり、解消につながる決め手がないというのが実情のようだ。コメから他の作物への転作に応じる農家に補助金を拠出することで生産量の減少を図ってきた政府の政策は転換を迫られている。 誤解を招く「消えた21万トン」 卸業者が増えて実態示せず 今年に入ってから各メディアがこぞ…
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本誌記事 座談会・対談(スポット)
2025年05月号
専門家士業座談会「施行から3年の『パワハラ防止法』望ましい対応策と今後の課題」
ハラスメント防止に対する意識を一人一人が高めて働きやすい職場環境の整備へ 人材の流出、生産性や企業イメージの低下を防止するという観点から、企業がハラスメント(嫌がらせ)対策を講じる重要性が高まっている。全ての企業にパワーハラスメント防止措置の実施が義務化されて丸3年が経過した。この間、企業はどのように対応してきたのか、また、これから望ましい対策のあり方とは。福岡を代表する弁護士事務所の弁護士3人…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年05月号
ホークス「前例がなくても挑むホークスの営業部隊」
前号の掲載に引き続いて営業本部副本部長に、ソフトバンクホークスの営業力の神髄を紹介してもらう。 トライ&エラーこそ成長に不可欠な要素 前号(4月号)では、福岡ソフトバンクホークス事業統括本部・営業本部副本部長兼営業推進部部長の西川拓也氏の話を中心に、球団の営業活動について紹介した。今月号でも引き続き、福岡ソフトバンクホークスの営業力の神髄を探ってみよう。 西川氏は、自社の営業の強みを「自分た…
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本誌記事 特集・High Grade Mansion
2025年05月号
【コスモスイニシア/イニシアグランシリーズ】シニアの“新たな暮らし”を創出し、九州での事業を拡大 JR久留米・大分駅前にアクティブシニア向け分譲マンション
創業50年、全国で10万戸以上供給 「INITIA(イニシア)」ブランドを冠した新築分譲マンションを首都圏・近畿圏中心に全国で供給し、昨年に創業50周年を迎えた大和ハウスグループのコスモスイニシア(東京)は、「つくり手である前に住まい手であることから始めよう」をモットーに生活者目線での住み心地、“一歩先の価値”にこだわった住まいを提供し続け、実績と信頼を重ねている。累計供給実績はこれまで全国で延べ10万戸超(2…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年05月号
新型コロナウイルス5年(下)次のパンデミックは「明日にも」の現実性
哺乳類や鳥類には170万種のウイルスが存在し、このうち最大82万種が人への感染力を持っている─。日本が参加する「生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム」(IPBES)が2020年11月、こんな報告書を公表した。 長文の報告書は「人間が自然の一部である以上、ウイルスなどの病原体と共生し、付き合っていかざるを得ない。それは敗北ではない。自然界の法則だ」との一文で締めくくられている。 ウ…
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本誌記事 特集・Office&Work style
2025年05月号
【内田洋行】「ハイブリッド・ワークプレイス」を進化/人をつなぎクリエーティブを生み出す
コロナ禍後の出社回帰が本格化する中で、人と人がつながることの価値が改めて見直され、創造性を生み出す重要性や、組織の一体感を醸成するためのオフィスのあり方に関心が高まっている。 また、社員の帰属意識の向上や人材の定着を目的としたオフィス改善の必要性も叫ばれており、「オフィス」という場の役割に改めて注目が集まっている。 内田洋行(東京)は「人が主人公となるハイブリッド・ワークプレイス」をテーマに…
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本誌記事 NEWS SCRAMBLE
2025年05月号
〈北九州〉「リノベの聖地」解体で街の新陳代謝加速
空きビルなどをリノベーションを用いて再生し、街のにぎわいづくりにつなげていく手法で全国的に注目を集めた北九州市だが、その先鞭(せんべん)をつけた魚町商店街の中屋ビルの解体工事が進んでいる。老朽化が進む中で、リノベーションはあくまで5年〜10年ほどのビルの暫定活用の側面が強かったとはいえ、「リノベの聖地」とも呼ばれたシンボリックな存在の解体は、一世を風靡(ふうび)した街づくりが新たな段階に入ったこと…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年05月号
食楽園「福岡県那珂川市の〔お食事処(どころ)なごみ〕奇跡を起こしたちゃんぽんとトマトジュース」
小椋佳さんは作詞作曲した『愛燦燦(あいさんさん)』の中に、「人生って、不思議なものですね」と歌っている。その言葉を実感させられるような物語が、福岡県那珂川市道善にある〔お食事処なごみ〕を舞台に生まれた。店主と若者が運命に導かれたように出会い、それがお互いの大ピンチを救う復活劇へとつながっていく。 福岡市で花屋を兼ねた八百屋を営んでいた石丸清隆さんは、好きな酒をお客さんと楽しみたいと、59歳の2011…