財界九州ONLINE本誌記事、財九NEWS、本誌関連イベント等を対象としたサイト内検索が可能です。
-
本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年09月号
あの日あの頃/韓国への出張で鍛えられた現場対応力
九州工業大工学部情報工学部から安川電機に入社したが、実は入社試験を受けていない。当時、子会社だった安川情報システム(現YE DIGITAL)の入社試験を受けたら、なぜか安川電機の内定通知が届いたという珍しい経緯をたどっている。決して前向きなものではなく、やや挫折感を感じながら会社員生活が始まったのだが、3年目に入った1981年に大きな転機を迎えた。先輩に韓国への出張に誘われたのだ。当時は海外出張が珍しかった時…
-
本誌記事 テーマリポート
2025年09月号
【ハウステンボス】相次ぐ事業主体撤退で再建道半ば/佐世保市長が呼び込んだ「HIS澤田氏」も売却
「ハウステンボス」(HTB、長崎県佐世保市)は、創業者である故・神近義邦氏が2000億円超もの投資で、「1万人定住の街」を掲げた一大プロジェクトだったが、不動産売却の不調が経営の足かせともなった。現在に至るまでには単なる観光施設という枠組みを超え、九州観光のシンボルとして位置付けられていたことが大きい。 売れ残った工業団地に出現 創業者・神近氏が描く夢の街 「ハウステンボス」(HTB)が開業したのは1992…
-
本誌記事 テーマリポート
2025年09月号
【キャナルシティ博多】福博の中間地点で描いた街づくり/新陳代謝を繰り返し「飽きのこない施設」に主眼置く
1996年に開業し、今や福岡や九州のみならず、海外からも多くの人が訪れる商業施設となった「キャナルシティ博多」。天神地区と博多地区を結ぶ同施設は開業直後から全国的な話題を呼び、成長し続ける福岡市の象徴的な存在となった。しかし、実は構想から開業まで、そして開業後から現在までいくつもの変遷があった。 一括で「鐘紡工場跡地」取得 モデルは米国の一体型施設 「キャナルシティ博多」を開発したのは福岡市を拠点…
-
本誌記事 テーマリポート
2025年09月号
紆余曲折をたどった九州・沖縄の主要集客施設
-
本誌記事 テーマリポート
2025年09月号
【シーガイア】幾度の困難経た不死鳥は新段階に/これまでの客層に加え「ファミリー層」取り込みを拡充
宮崎市の大型リゾート施設「シーガイア」が開業して30年余り。その歴史は苦難の連続だった。「観光宮崎の復権」を第一に掲げ、第三セクターとして生まれたシーガイアは、バブル経済崩壊の影響が直撃。その後、幾度の難局を乗り越えながらも、今なお宮崎県を代表する施設として存在感を発揮する。 リゾート法第1号指定で開業 人工波の巨大プールが話題に 宮崎県内でひときわ高くそびえ立つ「フェニックス・シーガイア・オー…
-
本誌記事 テーマリポート
2025年09月号
【ジャングリア沖縄】JE社交通対策も主体的に関わる/前身のプロジェクトは始動直前に「ご破算」の過去
沖縄本島北部の今帰仁村(なきじんそん)と名護市にまたがる「オリオン嵐山ゴルフ倶楽部」跡地に7月25日、豊かな自然を生かしたテーマパーク「ジャングリア沖縄」が開業した。「沖縄パーク構想」がついえてから14年余。幾つもの苦難を乗り越えて、ようやく開園にこぎ着けた。開業前は、交通渋滞の解消を最重要課題に設定して対策を講じた。 「パワーバカンス」の聖地 満を持して「やんばる」に ジャングリア沖縄のコンセプ…
-
本誌記事 テーマリポート
2025年09月号
【ドーム球場他】ダイエー3点セット街発展の礎に/福岡事業は資産の転売が繰り返されて「今日の姿」に
博多湾に面しドームと高層ホテルが並び建つ眺望は、福岡市のランドマークである。これらを建設したのは、当時のダイエーであり創業者の中内功氏(故人)。ダイエーの経営再建に伴い、ドーム球場、ホテル、商業施設は「3点セット」として外資の投資ファンドに転売されたが、ダイエーが福岡市の発展に果たした役割は大きい。 「ツインドームシティ」構想も 当初の地元経済界には警戒感 ダイエーグループといえば、流通革命の…
-
本誌記事 テーマリポート
2025年09月号
【ハーモニーランド】深刻な経営危機から再建 滞在型リゾート構想発表
経営危機にあったハーモニーランドは、サンリオの完全子会社化以降、再建に取り組み黒字化を果たした。こうしたなか、新たな成長戦略「エンタメリゾート化」構想を掲げるなど注目を集めている。 サンリオ子会社が運営参画で黒字化 サンリオキャラクターのテーマパーク「ハーモニーランド」(大分県日出町)は、1991年に開園。大分県の地域振興策「一村一品運動」を契機として85年に構想が持ち上がり、日出町藤原地区に整備…
-
財九NEWS 北九州市 連携 北九州市など
2025年08月19日
東京科学大と「連携協定」締結
北九州市と東京科学大(東京)、北九州学術研究都市を運営する北九州産業学術推進機構(FAIS)は8月18日、新産業創出に向けた連携協定を締結した。同大の活動拠点として「北九州ラボ」の開設を検討する。同大が関東圏外の自治体と同様の協定を結ぶのは初めて。 東京科学大は昨年10月、東京工業大と東京医科歯科大が統合して発足。連携により、宇宙生活圏の構築や洋上風力発電を含めた総合的なエネルギー戦略などの共同研究に…
-
財九NEWS 福岡市 企業 福岡証券取引所
2025年08月19日
輸送用機器の「ヤマザキ」上場へ
福岡証券取引所は8月18日、輸送用機器事業のヤマザキ(静岡県浜松市)が25日に本則市場に上場すると発表した。同社は東京証券取引所スタンダード市場に上場しており、重複上場となる。九州での知名度を高めて個人投資家を増やし、取引拡大や人材採用の強化も図る。 同社は1960年設立。二輪車用部品や専用工作機械などを製造し、福岡県苅田町に営業所を設けている。2025年3月期連結決算の売上高は約30億円、最終利益は約5700万…