熊本県菊池市に「物流施設」

熊本県菊池市に建設する物流施設のイメージ

 JR九州(福岡市)は6月24日、熊本県菊池市に物流施設を建設すると発表した。TSMC(台湾積体電路製造)などの工場があるセミコンテクノパーク(同県菊陽町、合志市)から約7キロの場所に立地し、半導体関連企業の利用を見込む。2026年春に着工し、27年春に完成予定。
 施設は2階建てで、延べ床面積は約1万6800平方メートル、敷地面積は約1万6500平方メートル。複数の企業が入居するマルチテナント型として運営する。国道325号沿いの場所で、九州自動車道の熊本インターチェンジ(IC)と植木ICまでそれぞれ約15キロに位置する。同社の物流施設は建設中を含め福岡、佐賀、埼玉の3県に計8カ所で、熊本では初めて。今後も積極投資による物流不動産事業の拡大を図る。