福岡県星野村に初の地域共創店
2025年06月30日
セブン—イレブン・ジャパン

セブン—イレブン・ジャパン(東京)は6月26日、福岡県八女市星野村に同社初の「地域共創型店舗」を出店すると発表した。地域のニーズに応じた小型店舗で、今秋に開業予定。同社と八女市は今年3月、山村地域などでの買い物支援に関する協定を締結。市が約1100平方メートルの民有地を購入して整備し、同社に貸し出す。市の事業費は約1500万円。
星野村は大分県境に位置する過疎地で、2010年に八女市と合併した。新店舗「セブン—イレブン八女星野村店(仮称)」の店舗面積は標準店の半分程度の約100平方メートル。食品を中心とした品ぞろえで、カウンターでのフライヤー商品やセブンカフェのほか、現金自動受払機(ATM)やマルチコピー機も設置する予定。市は証明書類の発行など行政サービスの向上にもつなげたいとしている。
