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本誌記事 テーマリポート
2025年10月号
【熊本市】地盤も固く4選出馬にも死角なし/過去3戦いずれも「大勝」県議時代は史上最多得票も
過去3回の熊本市長選をいずれも大勝した大西一史氏(58)。任期は来年12月で1年以上先だが、懸案だった市役所本庁舎移転計画も議会承認され、現在は全国市長会副会長や九州市長会会長を務める。県都の首長として内外で存在感を示しており、県議時代からの支持基盤も底堅い。4選出馬でも危なげない選挙戦が予想される。 無党派層からも高い支持率 盟友支援し“番狂わせ”に協力 熊本県の県都・熊本市の市長を務める大西一史氏…
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本誌記事 テーマリポート
2025年10月号
【長崎県】候補者乱立で混戦になる可能性も/前回立候補を断念した平田前副知事が出馬表明
来年3月の任期満了を前に実施される知事選は同年行われる九州の首長選挙で最も注目される選挙の一つだ。前回は保守分裂で現職との争いを制した大石賢吾氏(43)が初当選した。ただ、地元経済界からは1期目について「物足りない」という評価が聞かれる。対立候補が乱立し混戦になることも考えられる。 保守分裂となった前回選挙 無党派層取り込み新知事に 2022年2月20日に実施された前回の長崎県知事選挙では新人の大石賢吾…
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本誌記事 テーマリポート
2025年10月号
【福岡市】歴代最長5期目出馬は高島氏次第/とがった施策と人口増・税収増の市政運営で「無双状態」
成長都市・福岡市を率いる若き首長として注目された高島宗一郎氏(50)も今や4期目で、来年12月で任期満了となる。市の人口も政令市5位となり、税収もうなぎ上りだ。劇的な都心再開発「天神ビッグバン」「博多コネクティッド」などの行政手腕はさながら無双状態で、歴代最長となる5期目出馬は、本人の意向次第とみられる。 過去4回はいずれも圧勝し「国家戦略特区」で成長軌道 現職の高島宗一郎氏は過去4回の市長選にいずれ…
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本誌記事 グラフ
2025年09月号
Kyushu PHOTOGRAPH「吉野ヶ里歴史公園のソバの花」
吉野ヶ里歴史公園の「南のムラ」では、弥生時代の農耕風景を再現しようと毎年、ソバが栽培されている。8月下旬ごろに種がまかれ、秋になるとまるで白い絨毯(じゅうたん)を敷き詰めたかのように白く小さな花が一面に咲き誇る。風が吹くたびにそよそよと揺れる可憐(かれん)な姿は、過ぎ去った時代への郷愁と実りの秋への期待を静かに語りかけているようにも映る。復元された弥生時代の美しい風景は、悠久の時を超えた今も変わ…
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本誌記事 エリアリポート
2025年09月号
【エリアフォーカスインタビュー福岡/阿部 和宣 アートフェアアジア福岡 代表理事(みぞえ画廊 専務)】九州最大級のアートフェアが10回目の節目
「経済成長を続ける福岡をアジアのアートマーケットをリードする拠点に」 昨今、技術革新や高齢化などが進む日本社会において、これを解消する一つのカギとして、「アート」を企業経営や地域の活動に取り入れる動きが活発に進んでいる。福岡を舞台に今年10回目の節目を迎え、今や国内外に多様な広がりをみせる「アートフェアアジア 福岡」(AFAF)を主催する阿部和宣氏に今の福岡のアートシーンについて話を聞いた。 《2015年…
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本誌記事 座談会・対談(スポット)
2025年09月号
特別対談Vol.5〈「明日の働くをデザインする」イトーキ デザイナー 原田 真貴氏 × SUMCO 副社長 弘田 成弥氏〉厚生棟全体で対話を生む工夫/あえて階段のそばにもミーティングブース
オフィス空間デザインや働き方のコンサルティングを行うイトーキ(東京)は、半導体用シリコンウエハー製造で世界的なシェアを誇るSUMCOの久原工場(佐賀県伊万里市)の新オフィスを手掛けた。社員間のコミュニケーション向上を促す仕掛けを随所に取り入れ、職場の活性化につながっている。 ─2024年に稼働した新オフィス開設にあたって、どのような考えで臨まれましたか。 弘田 人員の増強により、会議室不足など、オフィ…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年09月号
あの日あの頃/安川電機 小笠原 浩 会長
韓国への出張で鍛えられた現場対応力 九州工業大工学部情報工学部から安川電機に入社したが、実は入社試験を受けていない。当時、子会社だった安川情報システム(現YE DIGITAL)の入社試験を受けたら、なぜか安川電機の内定通知が届いたという珍しい経緯をたどっている。決して前向きなものではなく、やや挫折感を感じながら会社員生活が始まったのだが、3年目に入った1981年に大きな転機を迎えた。先輩に韓国への出張に誘われ…
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本誌記事 目次
2025年09月号
2025年09月号
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本誌記事 特集・省エネ・新エネ
2025年09月号
【中山リサイクル産業G】森林資源の持続的な循環を構築しカーボンニュートラルに貢献
森林経営管理面積を拡大 中山リサイクル産業グループ(福岡県須恵町)のメジャーフォレストリー(同筑前町)は、昨今の国内の林業をめぐる需給の伸び悩みや地域の森林整備などの課題を背景に、2022年3月から森林所有者に代わって間伐や主伐、植林などの森林整備や管理を請け負う受託経営事業を展開している。現在、福岡県や大分県の森林約600ヘクタールの経営管理を受託している。6月には筑前町内の林業関係者と「森林づくり推…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年09月号
Monthlyダイジェスト2
北九州市「新興ファンド」に1億円出資 北九州市は、スタートアップ支援の一環として、投資会社が運営するファンドに1億円を出資すると発表した。公募で選ばれた「9Capital(ナインキャピタル)」(同市)が立ち上げたファンドが、2026年5月までに市の出資分も含め10億~30億円を調達し、30~50社に出資する方針。 投資対象は、ロボットなどの先端技術や環境関連、医療介護など幅広い分野のスタートアップ。ファンドの運用期…