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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年04月号
【動かすDX〈デジタルトランスフォーメーション〉(35)】AIで水道管の漏水チェック強化/過去の大渇水を機に世界トップの低い漏水率を誇る福岡市
福岡市は、人工衛星やセンサーなどを使って水道管の漏水調査の効率化を図っている。1960年代から、70年代にかけて急速に整備された水道管が老朽化しているが、漏水の調査は専門的な技術を持つ職員が現場で音を聞くなどして判断している。そこで市は、従来の方法にデジタル技術を加えることで、漏水箇所の早期発見につなげている。 衛星からの画像データ基に IoTセンサーで絞り込み 日々の生活を支える重要なインフラの一つ…
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本誌記事 エリアリポート
2025年04月号
【佐賀】鳥栖市で駅周辺整備の協議本格化/九州屈指の交通結節点の「ポテンシャル」を生かせるか
JR九州の全旅客列車が停車するJR鳥栖駅や新幹線駅であるJR新鳥栖駅を有し、安定的な人口増加を享受している鳥栖市だが、老朽化など駅周辺整備が遅れていることから、駅を含めたまちづくりの協議を開始した。2023年3月に就任した向門慶人市長は公約に両駅の周辺整備を進めることを掲げており、市の広域交流拠点の利便性向上に向けて動き出した格好だ。 現駅舎は明治時代に建築 東口の設置は市民からも 佐賀県鳥栖市は県東部…
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本誌記事 特集・大学
2025年04月号
大学トップインタビュー「知を育む力」
生成AIといった技術革新が加速する一方、コスト高が運営に影響を与えるなど、大学を取り巻く環境は変化し続けている。そうした中、九州・沖縄の各大学はどのように存在感を高めていこうとしているのか。各大学トップに各大学の新たな取り組みや挑戦を語ってもらった。(掲載は大学名50音順)
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本誌記事 特集・治す“医力” 頼れる病院
2025年04月号
医療法人 済世会 河野病院グループ(精神科 心療内科)
病院を二つに集約し機能分担を強化 スピード感をもった治療体制を実現 河野 正美(かわの まさみ)理事長 愛知医科大を卒業後、九大大学院で医学博士号取得。九大病院勤務後、98年河野病院院長。2005年医療法人済世会理事長。12〜17年に衆議院議員を2期務める 医療法人済世会河野病院グループは、うつ病、認知症、統合失調症、アルコール・ギャンブル・薬物などの依存症等、さまざまな種類の精神疾患について対応するととも…
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本誌記事 特集・大学
2025年04月号
九州産業大 北島 己佐吉 学長/「KSUクォーター制」が始動 新たなブランドメッセージも
九州産業大 北島 己佐吉 学長 九州芸術工科大(現九州大)芸術工学部卒。日産自動車から転じ九州産業大芸術学部教授、同学部長を経て2021年4月から現職。福岡県出身 4学期制を生かす「教育研究プラットフォーム」 今年4月から「KSUクォーター制」がいよいよスタートします。1年を前・後期の2学期に分けるセメスター制から4学期のクオーター制に移行するわけですが、その狙いや特徴などをお聞かせください。 本学のKSUクォー…
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本誌記事 目次
2025年04月号
2025年4月号
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本誌記事 エリアリポート
2025年04月号
【福岡】アジア美術館を天神に拡張移転へ/「アートのまち」で都市成長力と生活の質向上目指す
福岡市は、福岡アジア美術館のさらなる魅力向上を図るため、同館を警固公園地下駐車場に拡張移転することを来年度予算に計上する方針を固めた。この背景には、2022年から「FaN」としてアートのまちづくりを進めてきたことも大きく、今年3月には市の新たな拠点として「福岡市民ホール」が開館するなど、文化芸術の振興に向けた取り組みが加速する。 集客など優れる警固公園 地下駐車場は閉鎖を予定 福岡市はこのほど、博多リ…
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本誌記事 業界・地域リポート
2025年04月号
【Spotlight 企業進出】新電池工場日産再建で一抹の不安/カーアイランドの先駆者「日産」の九州進出は曲折たどる
ホンダとの経営統合が破談になった日産自動車の今後の経営再建問題は、子会社の日産自動車九州のある福岡県苅田町よりも、約1500億円を投じるEV電池工場の舞台となる北九州市の方が不安感を募らせている。EV関連産業の集積も高まるなか、日産の再建次第という状況は地域戦略に暗い影を落としかねない事態となっている。 九州はリストラの対象外に 北九州市内に初の工場進出 日産は経営再建に向けて、タイなどの3工場を2026…
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本誌記事 業界・地域リポート
2025年04月号
【INSIDE OUT〈北九州商工会議所〉】TOTOが15年ぶり会頭職復帰か/近年は安川電機トップの会頭職リレーで安定運営に努める
今年の秋に改選期となる北九州商工会議所会頭の「有力候補が見えてきた」と話題になっている。安川電機のトップが2代続けて会頭職を務めるなかで、長年、安川電機とリレーしてきたTOTOの動向が注視されていたが、4月1日付で清田徳明氏が会長に就くことで、15年ぶりにTOTOが会頭職に復帰するとの見方が広がっている。 安川電機とTOTOが軸に 会頭最長は安川寛氏の21年 TOTO(北九州市)は4月1日付のトップ人事で、社長の清田…
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本誌記事 業界・地域リポート
2025年04月号
変わる公共交通 特別編〈決済手段(2)〉西鉄ニモカ軸に交通決済戦略強化/鉄道やバス事業中心に「キャッシュレス化」推進
2001年に東日本旅客鉄道(東京)が交通系ICカード「Suica」(スイカ)を開発したことを皮切りに、10年代には全国で利用エリアが拡大した。こうした中、西日本鉄道(福岡市)は独自に開発した交通系IC「nimoca」(ニモカ)を武器に自社エリアに加え、他の地方交通機関での導入を進め、存在感を高めている。 国がキャッシュレスバス推進 福岡でもBRTで実証実験 西日本鉄道(西鉄)は昨年12月、運賃の支払いを現金なしで行う「…