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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年10月号
OH!ニッポン「興亡の歴史に学ぶ~大国はいかに栄え、いかに滅びたか」
古くはギリシャ、ローマ、近くはポルトガル、スペイン、オランダ、イギリスなどの国々は地中海世界、ヨーロッパ大陸、7つの海を制覇したものの、いずれも没落の運命をたどっている。 「興亡の歴史に学ぶ~大国はいかに栄え、いかに滅びたか」を考える際の代表的な教材に、ローマ帝国がある。その盛衰を知ることは、国家の未来を考えるうえで重要なヒントを提示する。 ローマ帝国は、地中海全域に版図を広げ、諸民族を服属さ…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年10月号
ホークス「ホークスを通して持続可能な形で水分補給の習慣をサポートしたい」
今回紹介する「BRITA」はドイツ生まれの浄水器メーカー。 オフィシャルスポンサー契約でホークスとともに目指すものは―。 主力の近藤健介選手 アンバサダーに就任 「BRITA(ブリタ)」は1966年にドイツで誕生した浄水器メーカーで、国内外に27の子会社および支店をもつグローバルな企業グループ。BRITA JAPANは2005年に創設され、24年から九州・沖縄エリアでの事業を強化している。九州エリアでの認知度向上とブランディ…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年10月号
九州大相撲伝「日本相撲協会誕生秘話(1)」
壊滅寸前の相撲界を救った杉山茂丸 今年は日本相撲協会が財団法人として設立されて100年。その誕生秘話が藤原書店のPR誌『機』382号に「かくして、相撲協会は誕生した――㈶日本相撲協会と杉山茂丸」と題して掲載された。著者は杉山茂丸の曽孫の杉山満丸氏。副題に「壊滅寸前の相撲界を救った男がいた!」とあり、巻末の「出版随想」に次の記述がある。 「今号は、相撲協会が関東大震災で、国技館も部屋も全焼。力士も帰郷し、…
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本誌記事 エリアリポート
2025年10月号
【沖縄】本島北部を観光のゲートウェイに/新たな視点で観光需要掘り起こしに挑む「本島北部」
本島北部は、豊かな自然環境と独自の文化など観光資源が豊富なエリアだ。観光客数は年間400万人を軽く超えるが、その恩恵を十分には生かしきれていないことが課題となっている。7月にはテーマパーク「ジャングリア」も開業し、こうした状況を打開する新たな誘客手段の構築だけでなく、観光のゲートウェイとなることを目指した複数の取り組みが始動している。 魅力的な旅行商品開発 域内に新たな経済循環 本島北西部にある本…
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本誌記事 エリアリポート
2025年10月号
【福岡】福岡市都心部緑化で街づくり推進/「グリーンボーナス制度」創設で新たな再開発に期待
福岡市は新ビルへの再開発で都市化が進むなか、都心部の緑の比率が少ないことが課題となっている。市はこうした状況を踏まえ、民間の力を活用した新たな制度を創設した。なかでも、天神や博多駅の対象エリアにおける再開発への適応を見据えた「グリーンボーナス」は、容積率の緩和を盛り込むことで、緑化促進による新たな街づくりとして注目が集まっている。 ビル緑化で容積率緩和 初認定はセンタービル 今年4月、福岡市は…
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本誌記事 春夏秋冬
2025年10月号
人生のどこかに不幸があることは大事
新聞の投稿欄には老若男女のいろんな体験や意見、声があって興味深い。ある団塊世代の男性が、夢あふれていた若い頃の思い出を書いたら掲載され、それを読んだ同年代の知人から手紙がきた。 「投稿、拝読致しました。〈夢あふれた若い頃〉、そうです。あの時代は夢がありました。しかし、今、夢を提示することは罪だと思います。まず“この地獄”を観(み)ることが、その“構造”を覚知することが、重要だと思います」 この厳…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年10月号
災害民話/第3回 ヤマタノオロチ
孫も知ってるヤマタノオロチ 私たち大人で、ヤマタノオロチを知らない人はいないだろう。では子どもはどうだろう。そこで筆者の孫二人(いずれも小学4年生)に聞いてみた。一人は小2のとき図書館の本で知ったといい、一人は父親から聞いたという。今は学校や自治体の図書館が充実しているので、子どもの多くは本からヤマタノオロチを知るのではあるまいか。 大人で知っているとはいうものの、スサノオノミコトが八つの頭と尾…
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本誌記事 ズームアップ(人)
2025年10月号
新トップの風貌/九州DTS 社長 和田 宏氏
「システム開発などを通じてDXの浸透を図る。売上高50億円を目標に九州の主要都市に拠点も」 6月13日付でNTTデータ九州(福岡市)取締役から転じた。前職時代は、入社時点ではまだ一般的でなかったインターネットバンキングなどのシステム開発業務を中心に従事し、その後は法人分野や新規ビジネスの立ち上げに携わった。特に、新規ビジネス時代は飛び込み営業などに取り組むなど、各社を1日に何度も訪問する経験も。「お客さま…
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本誌記事 エリアリポート
2025年10月号
【鹿児島】農林水産物輸出4年連続過去最高/5割占める米国向けに求められる「トランプ関税」対応
「稼ぐ農林水産業」を目指して県産農林水産物の輸出に力を入れている鹿児島県だが、2024年度の輸出額は約471億円と、11年度の公表開始以降の最高額を4年連続で更新した。「県農林水産物輸出促進ビジョン」で掲げる25年度の目標額500億円達成はほぼ確実とみられる。とはいえ、輸出額全体の約5割が米国向けだけにトランプ政権の高関税措置への対応が求められている。 対前年度比104億円 全部門で前年度上回る 2024年度の県農…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年10月号
高橋孝治の中国法表層深層(28)
【事例研究】医療保険に対する不正事件 財界九州のウェブサイト「財九NEWS」の連載企画「高橋孝治の中国『深層(真相)』拾い読み」8月8日付記事(第293回)では「とある『医療保険詐欺事件』のてん末」というタイトルで、『人民法院報』8月6日付1面に掲載された「最高人民法院、医療保険詐欺犯罪を厳正に処罰した典型事例を発表(最高法発布人民法院依法厳懲医保騙保犯罪典型案例)」について触れました。同日に最高人民法院…