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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年10月号
Monthlyダイジェスト
JR九州 在来線16区間で「赤字」48億円 JR九州(福岡市)は、在来線全21路線59区間のうち、2024年度に1キロ当たりの1日の平均利用者数(輸送密度)が2000人未満だった区間は13路線16区間だったと発表した。インバウンドなどの観光需要で23年度(13路線18区間)から減少したが、合計で48億1400万円の営業赤字だった。 TSMC(台湾積体電路製造)進出による産業集積で、豊肥線の肥後大津―宮地は輸送密度が1131人(前年は935人)…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年10月号
食楽園「世界文化遺産『軍艦島』のちゃんぽんとラーメン」
軍艦島労働者の月収は全国平均の倍以上 九州の最西端、長崎県野母崎半島の約4キロ沖合に浮かぶ端島(はしま)は、北西から見た島影が長崎で建造された戦艦「土佐」に似ているので、1921(大正10)年ごろから「軍艦島」と呼ばれるようになった。 この島で石炭が発見されたのは1810(文化7)年。当時は幕府領で、漁民が漁業のかたわら小規模に露天掘りする程度だったが、90(明治23)年に島の所有者鍋島孫六郎から三菱が10万円…
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本誌記事 エリアリポート
2025年10月号
【北九州】北九州メッセでエンタメ拠点確立/新幹線を軸に据え関西圏などとの「広域誘客」を強化
北九州市が都市名を入れる条件で新名称を募集していたJR小倉駅近くにある西日本総合展示場新館の新名称が「北九州メッセ」に決定した。運用開始日は北九州ポップカルチャーフェスティバル開催日の11月15日。新館では近年、コンサートや国際スポーツ大会などが開催されており、市は「エンタメ拠点として定着を図るとともに、市の知名度向上につなげていく」考えだ。 北九州の地名入らず 知名度向上に新通称 西日本総合展示場…
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本誌記事 TOPINTERVIEW
2025年10月号
九州電力 社長 西山 勝 氏「総合エネルギーサービス事業と成長事業で量的・質的にさらなる高みを目指す」
九州電力が今年5月に発表した「九電グループ経営ビジョン2035」では「社会価値と経済価値の双方を創出する」企業グループとなることが志向されている。そこには、多様なニーズに応える事業やサービスを生み出すことで、地域や社会の課題解決に貢献するという強い思いが込められている。そのかじ取り役を託された西山勝社長に、グループが置かれた現状や将来像、ビジョン実現に向けた具体的な施策などを聞いた。 聞き手/本誌会…
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本誌記事 特集・TOUR de KYUSHU
2025年10月号
UCI認定の高レベルで熱い戦い/国内外18チーム、108人が参加する「クラス1」大会
九州を舞台とするUCI(国際自転車競技連合)公認のサイクルロードレース「ツール・ド・九州」。3回目となる今年は、10月10日の佐世保クリテリウム(周回コースの自転車レース)を皮切りに、その後、3日間をかけて福岡、熊本、宮崎、大分に設けられた各ステージで、国内外の18チーム、108人(予定)が参加して熱いレースを繰り広げる。 4日間で400キロ以上走破 どのコースも見どころ満載 UCI公認のサイクルロードレース「マ…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年10月号
ゴルフ知恵袋「地面に作用する接点だからこそ!」
あらためてゴルフの特性を考えてみると、プレー時間は1ラウンド5時間前後と長く、その時間の95%前後が歩く時間や乗用カートでの移動時間に費やされ、その歩数は約2万歩近くにもなってしまうというものです。ですから、歩くということだけで疲労が出てしまう人は最後まで体力が続かないということになるので、必然的にスイングが不安定になってスコアメイクには不利な状態になってしまうのは当然のことなのです。 そもそも、…
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本誌記事 ズームアップ(企業・団体)
2025年10月号
NEXT STAGE 次代への挑戦!!「建設業の魅力を若手に直接伝えたい」
人手不足が顕著な建設業界にとって、ある画期的な就職関連イベントが注目を集めた。主催した上村建設(福岡市)は、協力会社の人材採用を後押ししようと企画、体験型イベントは、大盛況で終わった。上村英輔社長は、協力会社と、従来より踏み込んだ形で緊密な関係を築き、今後を見据えた建設業界における人材の流動化を模索していく考えだ。 上村建設 社長 上村 英輔氏 芝浦工大システム工学部卒業後、穴吹工務店、福岡銀行…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年10月号
Two of Us/森 正俊 如水庵 社長 × 加藤 邦忠 九州旅客鉄道 博多駅長
2人は福岡高校の同級生。どれだけ年を重ねてもお互い顔を見合わせた途端、少年時代の笑顔に戻る。所属するクラス、部活は違えども、昵懇(じっこん)の間柄で学年の人気者だった2人。別の大学に進学し、それぞれの道を歩んだが、社会人になってひょんなことから再会する。JR九州が2004年の九州新幹線の部分開業(新八代〜鹿児島中央駅)を控えて電通九州にCM制作のプレゼンを依頼したところ、加藤氏の前に現れたのが森氏だった…
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本誌記事 目次
2025年10月号
2025年10月号
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年10月号
あの日あの頃/ふくや 社長 川原 武浩 氏
残すべきもの「福岡サンパレス」再建 私が社長を務めるふくや(福岡市)は、辛子めんたいこ製造販売などを展開しているが、グループには、経営再建を担う形で引き受けた会社もある。福岡市博多部のベイエリアに立地する「福岡サンパレス ホテル&ホール(以下福岡サンパレス)」もその一つで、私が初めて経営再建に挑戦した案件だった。 九州最大規模のコンサートホールを中心とする複合施設で、1981年5月開業。もとは旧労働…