「五ヶ瀬スキー場」廃業へ
2026年07月08日
宮崎県五ヶ瀬町
宮崎県五ヶ瀬町の小迫幸弘町長は7月7日、町の第三セクターが運営する「五ヶ瀬ハイランドスキー場」の営業を続けることを断念し、廃止する方針を明らかにした。国内最南端のスキー場として親しまれたが、雪不足や設備の老朽化などで利用者が減少。町の財政支援が増加し、営業継続は困難と判断した。
同スキー場は1990年に開業。ピークの90年代には冬季に9万人超が訪れたが、その後は入場者が減少。昨シーズン(昨年12月〜今年2月)は過去最低の約1万5000人まで落ち込んだ。人工造雪機も老朽化が進み、多額の更新費用が見込まれていた。赤字経営が続き、2025年度の町からの支出額は1億4000万円に膨らんでいた。今後は登山やトレッキングとしての利活用を模索する。
九州のスキー場は、22年に天山スキー場(佐賀市)が廃業し、五ケ瀬が廃止されれば、くじゅうスキー場(大分県九重町)1カ所となる。

