米国で「宅地開発事業」に参画
2025年11月27日
西日本鉄道
西日本鉄道(福岡市)は11月25日、米テキサス州で宅地開発事業に参画すると発表した。米国の住宅デベロッパーと共同で設立した事業運営会社が水道インフラなどを整備し、住宅や商業施設の用地として2026年10月から段階的に分譲する計画。西鉄は米国で賃貸住宅などを手掛けてきたが、宅地開発は初めて。
テキサス州北部のワクサハチ市の約27万8000平方メートルを開発する。商業用地は約2万2000平方メートル、タウンホーム用地は約11万1000平方メートル、賃貸住宅用地は約14万5000平方メートル。ダラス市の中心部から南に約43キロ、車で約30分の場所に位置し、ベッドタウンとしての需要が見込めるという。
西鉄は海外不動産事業を収益拡大の重点戦略として推進。ベトナム、インドネシア、米国、タイ、フィリピン、インドの6カ国で住宅・収益用不動産などの事業を展開しており、米国での不動産事業は10件目となる。


