「熊本復興」100億円投融資

 九州フィナンシャルグループ(FG)傘下の肥後銀行(熊本市)と鹿児島銀行(鹿児島市)、日本政策投資銀行(東京)は9月9日、7月に発生した熊本地震からの復旧・復興を後押しするプログラムを創設すると発表した。協調融資を中心とする総額100億円の投融資や伴走支援を通じて、強靭で持続可能な創造的復興を目指す。
 3行で「熊本地震復興協働プログラム」を立ち上げる。地震で設備や店舗が損傷した企業に加え、風評被害で打撃を受けている観光や飲食事業者、地域の雇用やサプライチェーン(供給網)の維持で重要な役割を担う大企業なども対象とする。地域密着の地銀2行と大口・長期の資金やリスクマネーを提供する政投銀が、総額100億円を目安に協調融資を行う。期間は2028年9月末までの予定だが、復旧状況を踏まえて増額や延長も検討する。資金面以外では、防災セミナーや事業継続計画(BCP)などに関する情報発信なども実施する。

肥後銀行本店(熊本市)