鹿児島が2年連続「日本一」
2026年03月04日
2025年「荒茶生産量」
農林水産省が発表した2025年の荒茶生産量で、鹿児島県が2年連続で全国1位となった。荒茶は収穫した茶葉(生葉)に乾燥などの加工処理を加えたもの。鹿児島県の生産量は前年度比11%増の3万トン、2位の静岡県は同7%減の2万4100トンと両県の差が拡大。長年続いた静岡優位の構図を覆して「かごしま茶」の躍進が示された形となった。
茶葉が収穫された摘採面積は、鹿児島県が前年度比2%減の7670ヘクタールで、静岡県は同9%減の1万500ヘクタールだった。鹿児島県は平坦な茶園が多く機械化が進んでいることから、単位面積当たりの収穫が静岡県を上回った。新茶と呼ばれる「一番茶」の生産量は、鹿児島県が前年並みの8440トン、静岡県は19%減の8120トンとなり、鹿児島が初めて全国トップになった。
全国の荒茶生産量は、前年度比2%増の6万8000トン。鹿児島県と静岡県に次いで、3位は三重県(4860トン)で、宮崎(2880トン)、京都(2280トン)、福岡(1850トン)、熊本(1140トン)、埼玉(921トン)と続いた。


