県が「専用タクシー」実証運行へ

ホーバークラフト

 大分市内と大分空港(大分県国東市)を海上ルートで結ぶホーバークラフトの2次交通について、大分県は12月からJR大分駅とホーバークラフトのターミナル間で専用タクシーの実証運行を開始する。海上ルートの就航に合わせ、7月に開始した無料シャトルバスの運行が11月末で終了することに伴う措置。
 県が大分駅構内タクシー協会に委託し、ホーバークラフトのダイヤに合わせて平日は4往復、土日祝日は5往復する。片道約10分で、運賃は1台600円。相乗りは可能だが、途中下車はできない。同程度の距離をタクシー利用した場合の半額ほどという。無料シャトルバスの1便当たりの平均利用者は8人にとどまっている。専用タクシーは、実証を踏まえて延長などを検討する。