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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年11月号
KAIL/西日本シティ銀行常務 小湊真美氏(7期)/ワールドシェアセリング 営業部長 村上 翔一氏
KAILの卒塾生は、組織・社会・地域を変革し発展させるため、切磋(せっさ)琢磨(たくま)し続け、日々奮闘する。「人財の森」に共通する志は「ギフトを社会へ返す」こと。KAILでの学びがリーダーシップの旅を歩む中でどのように活(い)かされたか。卒塾生が軌跡を語る。 九州・アジア経営塾(KAIL) 九州の産学官が連携して設立した特定非営利活動法人(橋田紘一塾長)。各企業・団体の中核の人材を対象とした「碧樹館(へ…
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本誌記事 業界・地域リポート
2025年11月号
【INSIDE OUT〈日産自動車〉】頭脳進出で苅田マザー工場化が加速/日産G設計会社が神奈川県から京築地域への移転を模索
日産自動車の追浜(おっぱま)工場(神奈川県横須賀市)が閉鎖され、車両生産を日産自動車九州(福岡県苅田町)に移管することを受けて、福岡県や北九州市などは受け入れ体制の整備に乗り出す。一方、苅田町などの京築地域は、表面的には静けさが漂うが、水面下では苅田の「マザー工場化」ともいえる頭脳拠点の移転の動きも見え隠れしている。 周辺は受け入れ体制整備も 企業進出や移住規模読めず 嵐の前の静けさなのか─。2…
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本誌記事 NEWS SCRAMBLE
2025年11月号
〈産業廃棄物〉「関西の大手」が買収で九州進出を本格化
今年8月、北九州市門司区にある産業廃棄物や汚染土壌の最終処分事業を展開しているスカラベサクレ(北九州市)を、廃棄物処理の大栄環境グループ(本部・神戸市)が約440億円で買収した。スカラベ社は、1994年に設立され、北九州市で採石場運営、採石・石材製造などで知られるヤナイグループが運営していたもので、北九州市内で管理型最終処分場2カ所を運営、計880万立方メートルの許可容量を有する。専用バースを備え、海上輸…
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本誌記事 テーマリポート
2025年11月号
【総論】高関税政策で握る世界の経済覇権/自動車や食品など北米輸出の多い九州経済へも影響か
米国のトランプ大統領による高関税政策は、世界経済の不透明感を強めている。日米交渉で自動車などの相互関税は15%に引き下げられたが、まだ交渉中の産業も残っており予断を許さない。九州は自動車産業をはじめ、米国への輸出産業も少なくない。経済への影響は読めない中、リスク回避の動きが加速する可能性もある。 一過性ではないトランプ関税 関税は15%も大幅な引き上げ トランプ米政権の一方的な通告による高関税政策…
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本誌記事 エリアリポート
2025年11月号
【福岡】半導体産業の振興へ後工程に照準/二つの支援機関を統合し「超集積半導体センター」
半導体産業振興の国家戦略が進むなか、福岡県も、半導体産業振興に向けた取り組みを強化している。今年8月には、半導体技術の研究開発を支援する2つの機関を統合する形で「福岡超集積半導体ソリューションセンター」を開所した。九州で半導体関連企業が最も集積するポテンシャルを生かし、地元企業によるサプライチェーンの強化や人材育成などにつなげたい考えだ。 「超集積」技術を高度化 センター長には知京氏 「福岡超集…
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本誌記事 グラフ
2025年11月号
Kyushu PHOTOGRAPH「息をのむ美しさに包まれる錦秋の『かえる寺』」
福岡県小郡市にあり、境内に約1万体のかえるの石像や置き物が並ぶことから「かえる寺」とも呼ばれる如意輪寺(にょいりんじ)は、桜やあじさい、新緑、夏の季節を無事に過ごせるようにと願いを込めて飾られる風鈴など1年を通じて季節の移ろいを感じることができる。紅葉の名所としても有名で、毎年秋になると、寺全体が息をのむような美しさに包まれる。錦秋という表現がぴったりな真っ赤に染まった木々と、そこに溶け込んだユ…
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本誌記事 テーマリポート
2025年11月号
トランプ関税と海外展開
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本誌記事 ズームアップ(企業・団体)
2025年11月号
NEXT STAGE 次代への挑戦!!「同心円によるグループ経営を標榜」
西部ガスホールディングス(福岡市)は、今年度から新グループ中期経営計画「ACT2027」が始動した。約500億円の大型投資となる「ひびきLNG基地」の能力増強など、原点であるエネルギー事業の強化を進めていく一方で、同心円によるグループネットワーク経営の実践を通じた事業多角化を図りながら、さらなるグループ全体の活性化につなげることを目指している。 西部ガスホールディングス 社長 加藤 卓二氏 1985年西部ガス入社…
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本誌記事 エリアリポート
2025年11月号
【北九州】海外水ビシネスが新段階へと成長/海外経験による「若手職員の育成」で国内事業の人員確保も
北九州市の海外水ビジネスが新たな段階に入っている。水道の国際的な技術協力によるカンボジアの「プノンペンの奇跡」から約20年、今年8月にはタクマウ浄水場が完成し、今後10年間の水道事業運営を海外で行う国内初の試みとなる。市は「市役所職員もスケールの大きな仕事に関与できるという魅力を発信する」として、水道の若手職員の人材確保にもつなげたい考えだ。 「プノンペン奇跡」で実績 タクマウでは運営管理も 北九…
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本誌記事 TOPINTERVIEW
2025年11月号
松尾建設 社長 松尾 哲吾 氏「皆さまに支えられて創業140周年。これからも『信用が日本最大』の実現を」
九州最大のゼネコンである松尾建設(佐賀市)が11月10日で創業140周年を迎える。「常在 お客様貢献」を企業理念に掲げ、技術を磨きながら、常に誠実な仕事を心がけ、顧客の信頼を獲得してきた。一方で、地域に根差す企業として、地域の発展にも大きく貢献してきた。2006年に30代で第7代社長に就任し、来年、就任20年となる松尾哲吾社長に、これまでの同社の歩みと現在の建設業界を取り巻く環境や変化、これからに向けての思い…