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本誌記事 エリアリポート
2025年07月号
【宮崎】都城が南九州の拠点化へ大幅前進/都城志布志道の全通に合わせ「産業団地の造成」ラッシュ
宮崎県都城市が南九州の中で一段と存在感を増している。都城市と鹿児島県志布志港を結ぶ南北の地域高規格道路「都城志布志道路」(44キロ)が今年3月に全線開通し、都城インターチェンジ(IC)付近では産業団地の造成が進む。現在は都城志布志道から南九州の主要都市につながる道路整備の実現を目指しており、都城市が南九州の拠点都市へ一段と前進することになりそうだ。 防災・経済・医療の道 端から端まで約35分 「トラ…
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本誌記事 NEWS SCRAMBLE
2025年07月号
〈外食〉県外出店を加速する「福岡うどんチェーン」
福岡県発祥のうどんチェーンが県外進出の動きを加速させている。昨年12月の「資さんうどん」を皮切りに、今年4月には1956年創業で博多うどんの老舗「因幡うどん」の東京1号店が渋谷区のJR原宿駅近くに開店。3月末には九州でうどんレストランを展開する「うちだ屋」の経営母体が代わり、全国進出を目指す。また、西日本鉄道子会社が運営する「博多やりうどん」が7月ごろに香港に海外1号店を出店する。 資さんうどんは、昨年、…
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本誌記事 業界・地域リポート
2025年07月号
【地域共創】住民の自立意識で地域の足存続へ/自治体が運営主導する「公共ライドシェア」が拡大
公共交通の存続が危ぶまれるなか、昨年登場したのが、民間のタクシー事業者が運営する「日本版ライドシェア」だった。コロナ禍で、タクシーの運転手不足が深刻化したこともあり、自治体が運営を主導する「公共ライドシェア」も浸透している。北九州市ではこれをさらに進化させ、地域の足は地域住民で守る新たな取り組みを進めている。 日本版ライドシェア浸透も 運転手不足で自治体主導へ 利用者不足や燃料費高騰、運転手不…
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本誌記事 春夏秋冬
2025年07月号
人生、生き方も幸せも人それぞれ
「コスパ」「タイパ」といった効率や効果を重視する潮流とは無縁に、独り暮らしの中高年男の生き方を描いた映画に静かな共感が寄せられた。一昨年、役所広司さん(当時67)が『PERFECT DAYS』で第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門の最優秀男優賞を受賞。昨年の米国アカデミー賞国際長編部門にも選出され、世界的にも高い評価を得た。さらに今年1月公開された長塚京三さん(79)主演の『敵』は、東京国際映画祭コンペテ…
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本誌記事 エリアリポート
2025年07月号
【佐賀】内山地区活性に向けファンド設立/「重要伝統的建造物群保存地区」が対象なのは全国初
「有田焼」で有名な佐賀県有田町で今年3月、人口減少に伴い空き家が目立つ重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)である内山地区を対象とする「有田歴まちファンド」が設立された。重伝建が対象となる事例は全国初であり、町は毎年100万人以上を集客する有田陶器市だけでなく、飲食店や宿泊施設といった平時にも集客できるまちづくりを進めていく。 空き家目立つ内山地区 全国初の重伝建エリア 佐賀県有田町は県西部に位置す…
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本誌記事 テーマリポート
2025年07月号
九州・沖縄の経済動静からみる四半世紀の変遷(下)
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本誌記事 特集・福岡
2025年07月号
INTERVIEW【福岡県商工会議所連合会 会長(西日本シティ銀行 会長)】「トランプ関税あたふたせず対応を」/「下請法の改正」などで価格転嫁対策が大きな動きに
谷川 浩道氏 県内19の商工会議所でつくる福岡県商工会議所連合会は、商工業者の意見をもとにした提言・要望活動や、中小企業の発展を支援している。谷川浩道会長は「取引適正化の推進」や「まちづくり」に意を注いでいる。 コロナ禍で見事な行政手腕発揮 「博多どんたく」再開の後押しも ─今年3月の福岡県知事選で服部誠太郎知事が再選され、2期目がスタートしました。服部県政のこれまでの評価について。 谷川 服部知事…
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本誌記事 座談会・対談(スポット)
2025年07月号
特別対談 Vol.3〈「明日の働くをデザインする」イトーキ デザイナー 奥園 浩一郎氏 × 友桝飲料 社長 友田 諭氏〉「個」を尊重しつつ会社に一体感/食事や休憩ができる1人用ブースも導入
オフィス空間デザインや働き方のコンサルティングを行うイトーキ(東京)は、創業120年を超える老舗清涼飲料水メーカー友桝飲料(佐賀県小城市)の新オフィスを手がけた。個を尊重しつつも会社としての一体感を損なわない空間をつくり上げている。 ─子ども向けノンアルコールビール風飲料「こどもびいる」などを展開されていますが、2023年の管理部門のオフィス拡張には、どのような想(おも)いと方針で取り組まれたのでし…
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本誌記事 テーマリポート
2025年07月号
【観光】訪日客拡大が地域経済の起爆剤に/バブル崩壊後の衰退ムードから一転「期待の分野」へ
この25年で最も大きく変化した業界の一つが観光業であろう。特に2010年代からは日本全体で訪日外国人が急速に増え、九州・沖縄にも外国人が多く訪れるようになった。コロナ禍でいったんは打撃を受けたが、近年は急回復している。ホテル投資も活気づき、今や観光産業は九州・沖縄経済をけん引していると言って良い。 厳しさ露呈した2000年代 03年に「ビジット・ジャパン」 九州運輸局によると、2003年の九州への外国人入国者…
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本誌記事 エリアリポート
2025年07月号
【長崎】県庁舎跡地の活用で商議所が苦言/浜町の地盤沈下で「待ったなし」のまちづくり連携
2018年に長崎県庁が長崎市江戸町から同市尾上町に移転し、“空き地”のままとなっている庁舎跡地。江戸期に長崎奉行所が置かれ、幕末には「海軍伝習所」などが設けられ、日本の近代化にも貢献した由緒ある地である。跡地活用について、これまで検討はされてきたものの紆余(うよ)曲折があり、決着点はまだ見えていない。 「100年に1度」の変革 市街地の重心に影響も 長崎市中心部といえば、少し前まで、官公庁や大手企業の出…