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財九NEWS 北九州市 自治体 北九州市営バス
2025年01月17日
運転手「初任給」最大4万円増額
北九州市は1月16日、運転手不足や利用者減少などの課題を抱える市営バスの改善策を発表した。運転手は14人の欠員が生じており、人員確保のため初任給を最大4万円引き上げる。また、大型2種免許の取得にも最大50万円を補助する。窮状を訴えるイラストを描いたラッピングバスの運行や、SNSによるPR動画の発信などで市民に利用を呼びかける。車内では武内和久市長のアナウンスも流れるという。 運転手の初任給は、経験に応じて最…
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財九NEWS 福岡全域 連携 KDDI
2025年01月17日
大牟田市に「DX推進人材」派遣
福岡県大牟田市とKDDI(東京)は1月15日、行政DX(デジタルトランスフォーメーション)推進に向けた包括連携協定を結んだ。人口減少で将来的に市職員の不足が懸念される中、デジタル技術を活用した業務の効率化や住民サービスの向上を目指す。KDDIは2月から、アドバイザーとして社員1人を同市に派遣。市職員とともに行政手続きの電子化を本格化させる。 連携事項は、行政DXの推進▽各種システムやネットワーク▽情報セキュリテ…
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財九NEWS 福岡市 企業 旧村上ファンド系
2025年01月16日
「三井松島HD株」保有比率34.51%に
旧村上ファンド系の投資会社、シティインデックスイレブンス(東京)が、三井松島ホールディングス(HD、福岡市)の株式を買い増したことが分かった。1月15日に関東財務局に提出した変更報告書によると、三井松島HD株の保有比率は共同保有者との合計で34.51%となった。 三井松島HD株の保有は2024年5月に提出された大量保有報告書で判明し、同年6月の変更報告書では27.02%だった。株式の保有割合が議決権ベースで3分の1を超…
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財九NEWS データ 九州・沖縄の2024年「倒産」
2025年01月16日
3年連続増で12年ぶり800件超
東京商工リサーチ福岡支社が1月14日に発表した九州・沖縄の2024年の企業倒産件数(負債額1000万円以上)は、前年比23%増の884件だった。3年連続で前年を上回り、12年ぶりに800件を超えた。コロナ禍の実質無利子・無担保融資(ゼロゼロ融資)の返済負担に加え、物価高や人手不足が全体を押し上げた。負債総額は同30%増の1182億4400万円で、2年ぶりに1000億円を超えた。 物価高による倒産は129件(前年比63件増)、人手不足は96…
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財九NEWS その他
2025年01月15日
3カ年行動で公証業務が効率化
【寄稿】高橋孝治の中国「深層(真相)」拾い読み(第234回) 『人民日報』2025年1月14日付6面に「全国司法部(局)長会議が開催(全国司法庁(局)長会議召開)」という記事が掲載されました。これによれば、この司法庁(局)長会議では、公証人の質と効率を向上させる3カ年行動を組織した結果、2023年には証明書の種類が一部削除され、公証の証明書の発行期間も短縮されるなど公証業務の効率化が進んでいるとしています。そ…
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財九NEWS 福岡市 企業 JR九州
2025年01月15日
首都圏初の「物流施設」着工
JR九州(福岡市)は1月14日、三菱地所(東京)、住友倉庫(大阪市)と共同で、埼玉県三郷市にマルチテナント型の物流施設を着工したと発表した。施設名は「ロジクロス三郷」で、2026年8月に完成予定。JR九州が首都圏で物流施設を開発するのは初めてで、住友倉庫は物流施設開発への本格参入となる。三菱地所がプロジェクトマネジメントを担う。 施設は5階建てで、敷地面積は約5万4500平方メートル、延べ床面積は約13万5000平方…
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財九NEWS 北九州市 福岡全域 大分 熊本 沖縄 長崎 宮崎 福岡市 佐賀 鹿児島 データ 九州・沖縄の「元気印企業」
2025年01月15日
社数、売上総額ともに過去最多
東京商工リサーチ福岡支社は、2023年度(23年4月期〜24年3月期決算)に業績が好調だった九州・沖縄の「元気印」企業は、前年度比20.4%増の700社だったと発表した。3年連続で増加し、元気印が現在の基準となった10年以降で最多となった。売上高総額も同28.2%増の2兆3471億円となり、過去最高だった。元気印企業の条件は▽年間売上高3億円以上▽2年連続で前年比10%以上増収▽純利益300万円以上▽3年連続黒字▽2年連続増益。 …
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財九NEWS 福岡市 交通 福岡空港
2025年01月14日
「新滑走路」3月20日供用開始
国土交通省は1月10日、航空機の混雑緩和のため福岡空港(福岡市)で整備を進めている2本目の滑走路について、3月20日に供用を開始すると発表した。当初は3月末を予定していたが、工事などが順調に進み、夏ダイヤが始まる同30日に間に合うように前倒しした。第2滑走路の運用開始により、年間発着枠は1万2000回増の18万8000回となる。総事業費は約1643億円。 第2滑走路は2015年度に整備を開始。全長2500メートルで、現滑走路(…
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財九NEWS データ 九州・沖縄企業の「景気見通し」
2025年01月14日
「回復局面」は5年ぶり低水準
帝国データバンク福岡支店は1月10日、2025年の景気見通しに対する九州・沖縄企業の意識調査の結果を発表した。「回復」局面と回答した企業の割合は7.8%で、前年から5.7ポイント低下し、5年ぶりに1割を下回った。原材料費の高騰や人手不足、食料品・生活用品の値上げなどによる買い控えなどのほか、日銀による追加利上げや米大統領の経済政策の行方などを懸念する声が聞かれた。 景気見通しは、「回復」(7.8%)と「踊り場」…
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財九NEWS その他
2025年01月10日
習近平氏の「反腐敗運動」決意表明
【寄稿】高橋孝治の中国「深層(真相)」拾い読み(第233回) 『人民日報』2025年1月9日付1面に「一歩も止まらず、半歩も屈しない(一歩不停歇 半歩不退譲)」という記事が掲載されました。これによれば、習近平・総書記は第20期中央紀律検査委員会第4回全体会議で「腐敗との闘いは揺るぎないものでなければならず、いかなるためらい、揺らぎ、気の緩み、中途半端な気持ちは破滅的な過ちにつながる」と述べ、腐敗と全面的に闘…