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本誌記事 特集・福岡
2025年07月号
【華族廊】新築の鮨(すし) 行天(ぎょうてん)本店を食の聖地に
史上最年少でミシュランガイド福岡・佐賀2014年特別版の三つ星を取ったことで知られ、富裕層が集う高級鮨店「鮨 行天」は、福岡市中央区浄水通に建設中の新本店が今年7月末に完成、9月3日にオープンする。店主の行天健二氏は「未来志向で新しい人材を育てる場にもしていきたい」と意気込んでいる。 9月3日に本店オープン 未来志向での人材育成も 今年4月、福岡市内屈指の高級住宅街の中央区浄水通の一角で、上棟式と今時珍…
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本誌記事 特集・福岡
2025年07月号
注目地区【うきは市】「市民の幸福度向上に向け改革推進」
福岡県南東部に位置する当市は、これまで観光や地場産品を軸としたブランディングに注力し、それによって「うきは」の名は県内外に広く浸透した。自然資源や景観、伝統文化といった地域固有の価値を磨き上げ、訪れる人を引き付ける力は着実に育まれている。一定のブランドを築いた今、次に問われるのは「暮らす場所」としての質である。市民の幸福度をいかに高め、定住につなげるかは最重要テーマだ。 人口約2万7000人という…
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本誌記事 特集・福岡
2025年07月号
【CBRE福岡支店】不動産で企業価値向上をサポート
米CBREグループ日本法人(シービーアールイー、以下CBRE)の福岡支店はアセットマネジメント(投資目的の不動産開発・運用、以下AM)を手掛ける。AM機能は「機関投資家」向けに提供される機能で、企業の事業戦略に基づいた不動産の有効活用ニーズと組み合わせ、企業価値向上を支援している。 金融手法を最大限活用 九電の物流施設も支援 CBREは4月、不動産活用に関する三つの案件を発表。一つ目は北九州市において九州電力…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年07月号
高橋孝治の中国法表層深層(25)
「渉外知的財産紛争処理」新規定の考察(3) これまで、2025年5月1日に中国で施行された「国務院による渉外知的財産紛争処理に関する規定が公布(国務院関于涉外知識産権糾紛処理的規定)」を見てきました(以下、本規定)。第10条では、業界団体などに渉外知的財産保護援助プラットフォームを設立することを推奨しており、中国政府が直接トラブルを解決するわけではないものの、民間の力を使ってトラブルの解決を図るようにし…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年07月号
九州の志士「経済再生に行脚した『布衣(ほい)の農相』前田正名(まさな)」
薩摩藩出身の前田正名は坂本龍馬や五代友厚、大久保利通とも交流し、明治時代にフランスに留学し、経済学や農学を修め『興行意見』を著し、近代日本の農政や殖産興業に尽力した。地場産業や農業振興、日本経済再生のために全国行脚し「布衣の農相」とも呼ばれた。 日本の殖産興業に尽力 薩摩藩出身の前田正名は、1850(嘉永3)年、薩摩国揖宿(いぶすき)郡山川(現在の鹿児島県山川町)に薩摩藩医・漢方医の前田善安の六男…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年07月号
寸談余話(5)大濠オートサービス・出島敬一社長/九州産業大学・牧一郎教授
カーサポートを手がけて50年 “九州一”のカーサービス会社に 車検や車の整備のほか、新車・中古車や生命・損害保険の販売など自動車の総合的なサポート事業を展開している大濠オートサービス(福岡市)は、今年8月で創業50周年を迎える。出島敬一社長は「長く続けてこられたのは、従業員やお客さまに支えていただいたおかげ。心から感謝するとともに、今後もよりよい会社にしていけるよう精進していく」と気を引き締めた。 同…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年07月号
九州大相撲伝「福岡県古賀市出身の薄恕一(すすきじょいち)医師 大相撲後援者「タニマチ」のルーツ」
若い力士たちに物心両面の支援 角界には独特の隠語や符丁があって、たとえば平幕力士が横綱に勝って挙げる「金星」は「美女」の意味に使われ、「お米」は「お金」のこと。そして力士の後援者を意味する言葉が「タニマチ」。その由来となったのが1866(慶応2)年12月19日、筑前国糟屋郡席内(むしろうち)村(現在の福岡県古賀市筵内(むしろうち))に生まれた薄恕一という外科医師である。 彼は幼い頃、近くの谿雲寺(けい…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年07月号
寸談余話(1)リュウセイ・井上竜毅社長/ふくおかフィナンシャルグループ・武重太郎執行役員(DX推進本部長)/東レ・森實摂郎九州支店長
社員不足に困らない要因は地域密着経営と笑顔の職場環境 生鮮輸送や倉庫管理に特化した配送サービスからスタートしたリュウセイ(福岡市)は現在、事業で培ったノウハウを生かした経営の多面的展開に挑戦している。その背景には「多様な人材が活躍できる職場づくりに努めることが企業の成長につながる」という井上竜毅社長の思いがある。 同社の社員は、本社のほか福岡県内にある6事業所だけで約200人。人手不足に悩む企業は…
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本誌記事 特集・福岡
2025年07月号
【NextSTAY】不動産目線で地域共栄ホテル開発
不動産管理などの三好不動産グループでホテル運営代行などを手掛けるNextSTAY(ネクストステイ、福岡市)は、“不動産目線”のホテル投資を支援し、運営も請け負う事業を展開している。運営ホテル数は九州を中心に約50カ所。笠清太社長は「地域に人流や商流を生む“共存共栄型”ホテル」を掲げる。 3月唐津に新ホテル開業 大手住宅メーカーと協業 今年3月、佐賀県唐津市に、NextSTAY直営の新ホテル「ナインステイツ唐津」が開業…
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本誌記事 テーマリポート
2025年07月号
【農業】深化するフードアイランドの役割/「基幹産業」の位置付け変わらず国内でも高い存在感
農業が九州の基幹産業という位置付けは、2000年に入って以降、変わらない。農業産出額は全国の約2割を占め、県内総生産の産業別割合も農業のウエイトが高い。高齢化などを理由に農業離れが進む一方、建設業や食品業を中心に地場企業が参入し九州農業を支えている。農水産物・食品の輸出は着実に増えている。 国内の農業産出額2割維持 多品目をバランス良く生産 九州農政局の「生産農業所得統計」によれば、2023年の九州にお…