財界九州ONLINE本誌記事のみを対象としたサイト内検索が可能です。
-
本誌記事 テーマリポート
2025年09月号
【キャナルシティ博多】福博の中間地点で描いた街づくり/新陳代謝を繰り返し「飽きのこない施設」に主眼置く
1996年に開業し、今や福岡や九州のみならず、海外からも多くの人が訪れる商業施設となった「キャナルシティ博多」。天神地区と博多地区を結ぶ同施設は開業直後から全国的な話題を呼び、成長し続ける福岡市の象徴的な存在となった。しかし、実は構想から開業まで、そして開業後から現在までいくつもの変遷があった。 一括で「鐘紡工場跡地」取得 モデルは米国の一体型施設 「キャナルシティ博多」を開発したのは福岡市を拠点…
-
本誌記事 テーマリポート
2025年09月号
紆余曲折をたどった九州・沖縄の主要集客施設
-
本誌記事 テーマリポート
2025年09月号
【シーガイア】幾度の困難経た不死鳥は新段階に/これまでの客層に加え「ファミリー層」取り込みを拡充
宮崎市の大型リゾート施設「シーガイア」が開業して30年余り。その歴史は苦難の連続だった。「観光宮崎の復権」を第一に掲げ、第三セクターとして生まれたシーガイアは、バブル経済崩壊の影響が直撃。その後、幾度の難局を乗り越えながらも、今なお宮崎県を代表する施設として存在感を発揮する。 リゾート法第1号指定で開業 人工波の巨大プールが話題に 宮崎県内でひときわ高くそびえ立つ「フェニックス・シーガイア・オー…
-
本誌記事 テーマリポート
2025年09月号
【ジャングリア沖縄】JE社交通対策も主体的に関わる/前身のプロジェクトは始動直前に「ご破算」の過去
沖縄本島北部の今帰仁村(なきじんそん)と名護市にまたがる「オリオン嵐山ゴルフ倶楽部」跡地に7月25日、豊かな自然を生かしたテーマパーク「ジャングリア沖縄」が開業した。「沖縄パーク構想」がついえてから14年余。幾つもの苦難を乗り越えて、ようやく開園にこぎ着けた。開業前は、交通渋滞の解消を最重要課題に設定して対策を講じた。 「パワーバカンス」の聖地 満を持して「やんばる」に ジャングリア沖縄のコンセプ…
-
本誌記事 テーマリポート
2025年09月号
【ドーム球場他】ダイエー3点セット街発展の礎に/福岡事業は資産の転売が繰り返されて「今日の姿」に
博多湾に面しドームと高層ホテルが並び建つ眺望は、福岡市のランドマークである。これらを建設したのは、当時のダイエーであり創業者の中内功氏(故人)。ダイエーの経営再建に伴い、ドーム球場、ホテル、商業施設は「3点セット」として外資の投資ファンドに転売されたが、ダイエーが福岡市の発展に果たした役割は大きい。 「ツインドームシティ」構想も 当初の地元経済界には警戒感 ダイエーグループといえば、流通革命の…
-
本誌記事 テーマリポート
2025年09月号
【ハーモニーランド】深刻な経営危機から再建 滞在型リゾート構想発表
経営危機にあったハーモニーランドは、サンリオの完全子会社化以降、再建に取り組み黒字化を果たした。こうしたなか、新たな成長戦略「エンタメリゾート化」構想を掲げるなど注目を集めている。 サンリオ子会社が運営参画で黒字化 サンリオキャラクターのテーマパーク「ハーモニーランド」(大分県日出町)は、1991年に開園。大分県の地域振興策「一村一品運動」を契機として85年に構想が持ち上がり、日出町藤原地区に整備…
-
本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年08月号
TOPIC
〈企業〉福証上場審査「Fアドバイザー」を取得/タナベコンサルティング 経営コンサルティングを手掛けるタナベコンサルティング(東京)は、5月29日付で福岡証券取引所(福証)の「福岡プロマーケット(FPM)」における上場審査などを担う「Fアドバイザー」資格を取得した。Fアドバイザーには、同社を含む計9社が登録されている。九州地区を統括する九州本部は、1968年に当時の九州営業所として開設されて以来、半世紀以上に…
-
本誌記事 特集・Growth Companies
2025年08月号
【セイビ九州】福岡でビルメンテナンス事業を半世紀 ランニングコスト低減で期待に応える
50年式典にJR九州唐池氏 グループ従業員1400人 ビルや商業施設、マンション、病院などの総合メンテナンス事業を手掛けるセイビ九州(福岡市)は4月3日、設立50周年を迎えた。 同月30日には同社の最初の顧客である市内の「西鉄グランドホテル」で50周年記念式典を開催し、今後のビジョン発表や永年勤続者表彰のほか、JR九州(同市)の唐池恒二相談役による特別記念講演が行われた。あいさつに立ったセイビ九州の森永幸次郎社長…
-
本誌記事 エリアリポート
2025年08月号
【北九州】関門連携で門司港レトロ集客強化/景観を生かした文化・芸術に「エンタメ要素」を加える
北九州市の代表的な観光地として知られる門司港レトロが、今年3月に開業から30周年を迎えた。かつて九州の玄関口としてにぎわった門司港の当時の栄華をしのばせる多数の建造物を修復し、“レトロ感”をコンセプトにして観光地に造り替え、年間約200万人以上の観光客を集めている。観光戦略を強化している市は、新たに関門連携を軸に据え、新段階への集客強化に努めていく。 世界の「ポートモジ」を レトロな街並みで再現 かつ…
-
本誌記事 エリアリポート
2025年08月号
【沖縄】周辺交通対策が課題ジャングリア/多様な「交通渋滞の緩和策」で地元不安の払拭に注力
本誌発行日(7月20日)の5日後、沖縄県名護市に大型テーマパーク「ジャングリア」が開業する。ほかでは味わえないぜいたくな体験と興奮を提供し、「パワーバカンス」を標ぼうする同施設への期待は、オープン前から高まっていた。その半面、注目を集めるがゆえの渋滞不安も指摘されていた。運営会社は、交通渋滞と周辺住民の生活への影響を軽減する複数の施策に取り組んでいる。 三つの課題解決方針 20年から綿密に調査 「ジ…