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本誌記事 テーマリポート
2025年12月号
【観光】訪日観光客過去最高見込みも明暗/海外路線の「新規就航」や宿泊施設の「増強」相次ぐ
円安の追い風に加え、アジア圏を中心とした新規航空路線の就航が相次いだことで、九州を訪れる訪日外国人数は過去最高が見込まれる勢いだ。各地で宿泊施設の開業も続き、高価格帯のホテルやリゾートの誕生も目立つ。一方、中国人観光客はコロナ禍前の水準まで回復しておらず、地域差もみられる。 欧米豪は18年比約20%増 路線開設と休止の2極化 九州運輸局によると、今年1~9月の九州7県への外国人入国者数(速報値)は415…
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本誌記事 テーマリポート
2025年12月号
【交通インフラ】各地で主要高速交通網の整備前進/「西九州新幹線」は地元負担の軽減を国に要望
宮崎県都城市と鹿児島県志布志港をつなぐ「都城志布志道路」が3月に全線開通した。鹿児島県大隅地域の大隅縦貫道、熊本市の熊本西環状道路でも一部区間が開通した。一方で、いまだ整備方針が決まらない西九州新幹線の武雄温泉ー新鳥栖駅区間をめぐって、長崎・佐賀両県知事が会談を実施した。 南九州の産業発展へ前進 熊本市の渋滞解消へ着々 宮崎県都城市と鹿児島県志布志港の約44キロを南北に結ぶ「都城志布志道路」が3月…
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本誌記事 テーマリポート
2025年12月号
【賃上げ】最低賃金引き上げも実質賃金減少/経済財政再生相が地方の知事に異例の「直談判」
過去最大の引き上げ額となった最低賃金。全国で低水準とされてきた九州・沖縄でも一律1000円越えとなり、隣県への人材流出を危惧する各県の攻防戦が繰り広げられた。しかし平均賃金は2024年度と比べて微増で、物価高などに伴う収益の圧迫により、企業によって“息切れ感”も見られた。 全県で1000円台に 過去最大の引き上げ幅 「全国平均の引き上げのけん引役となってほしい。中央の目安を上回る引き上げが実現するよう、力添…
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本誌記事 テーマリポート
2025年12月号
【各エリア】
FUKUOKA 103万票獲得し服部知事が再選 圧勝も「ワンヘルス」がやり玉に 任期満了に伴う福岡県知事選は3月23日投開票され、与野党5党の推薦を受けた無所属現職の服部誠太郎氏が、共産党が支持する無所属新人ら3人を大差で破り、再選を果たした。投票率は31・58%で、過去最低だった前回選(29・61%)を上回ったものの、過去2番目の低さだった。 選挙戦は、人と動物の健康増進や環境保全を一体的に図る「ワンヘルス」事業な…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年11月号
TOPIC
〈連携〉遠賀信用金庫と事業承継で“スクラム”/日本政策金融公庫の福岡3支店 日本政策金融公庫の3支店(福岡・北九州・八幡)はこのほど、遠賀信用金庫(福岡県岡垣町)と「事業承継支援に関する覚書“スクラム”」を締結した。 双方の顧客のなかから、「後継者不在のため事業譲渡に関心や希望がある人」と「創業や事業拡大に向けて事業を譲り受けたい人」をつなぐ。また、同信用金庫が取引先のインターンシップ支援で連携する…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年11月号
高橋孝治の中国法表層深層(29)
「地方性法規」と「法治」そして「公平性」 中華人民共和国(以下、中国)の全国人民代表大会(日本の国会に相当)のウェブサイトに「地方立法の『小規模・迅速・柔軟』がもたらす変化(地方立法“小快灵” 来哪些改変)」という記事が掲載されています(注1)。今回は、これについて見ていきましょう。 この記事によると、中国で現在有効な地方性法規(後述)は1万4000件以上にのぼり、これによって実際の問題は解決され、各…
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本誌記事 テーマリポート
2025年11月号
天神・博多、菊陽町だけじゃない!!注目の成長エリア
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本誌記事 エリアリポート
2025年11月号
【大分】相次ぐ音楽フェス誕生で地域活性/求められる「安定した収益モデル」と住民理解
国内の音楽フェスティバル(以下、音楽フェス)市場が昨年、動員数・売上高ともに過去最高を記録するなか、大分県内でも新たな音楽フェスが立ち上がり、大きな注目を集めている。県内外からの集客を図る一方で、イベントの継続的な開催には、安定した収益モデルの構築と、地域住民からの理解や支持獲得が不可欠で解決すべき課題も多い。 世界初温泉音楽フェス 目玉はVVIP特別席 大分県内では、長らく大型の野外音楽フェスの…
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本誌記事 エリアリポート
2025年11月号
【鹿児島】宇宙のまち目指し点火急ぐ肝付町/射場を活用して宇宙関連の「交流人口」拡大へ
ロケット射場のある鹿児島県肝付町が宇宙産業の人材育成を加速させている。首都圏その他の大学などと人材育成で連携を深めるほか、町内の学校で宇宙に関する授業を実施。庁舎内に「宇宙のまちづくり推進課」を創設するなどしている。同時にイプシロン級を含めロケット打ち上げの高頻度化を図ることで、観光客の誘致を含めた地域の振興を図っている。 宇宙産業の人材育成へ 中高一貫校で必須科目 7月の町長選挙で5期目の当選…
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本誌記事 特集・お菓子
2025年11月号
〈ひよ子本舗吉野堂〉季節ごとの味「季(とき)ひよ子」 今秋も「栗ひよ子」が登場
ひよ子本舗吉野堂(福岡市)が今年も「栗ひよ子」の販売を開始した。 「栗ひよ子」は季節ごとの味が人気となっている福岡限定の「季ひよ子」シリーズの秋限定の味だ。餡(あん)は国内産「和栗」を熟練の職人が味わい深くまろやかに炊き上げ、代々受け継がれてきた製法特許の白雪餡と合わせ、そこに香川県産「和三盆糖」を加えることで、上品な甘みと口溶けに仕上げている。生地は九州産の小麦粉を使い、栗餡との相性を考えて…