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本誌記事 特集・High Grade Mansion
2025年05月号
【三菱地所レジデンス/ザ・パークハウスシリーズ】製販一体となった一貫サービス体制でブランド価値高める グループの総合力を生かしながらより良い街づくりに貢献
九州最大級の複合開発事業を成功させる 三菱地所(東京)の分譲マンションが福岡都市圏に進出したのは1994年で、2011年に三菱地所、三菱地所リアルエステートサービス、藤和不動産の3社の住宅事業を統合して、三菱地所レジデンス(東京)が設立された。同時に新たなコンセプトで誕生したブランドが「ザ・パークハウス」。同ブランドの福岡第1号は、14年の「ザ・パークハウス 平尾」(45戸)で、19年には大型商業施設「MARK IS …
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年05月号
あの日あの頃/環日中ビジネスサポート・李 環宇 代表
「日中両国の架け橋になる」二つの基点 私が初めて来日したのは、1991年12月のこと。福岡市の日本語専門学校に入学するためだった。以来、30年以上にわたり日本と関わり続け、現在は外国人の人材育成を主な業務に中国やベトナム、ミャンマー、インドネシアなど、アジア各国でのビジネス展開をサポートする環日中ビジネスサポートの代表、外国人技能実習生の受け入れや人材教育および情報の提供に関する事業などを手掛けるCCS教…
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本誌記事 エリアリポート
2025年05月号
【佐賀】官民連携でキャッシュレス普及へ/複数の決済手段を促し「観光消費額」の増加にも期待
キャッシュレス決済比率の低い九州の中で佐賀県が、官民が連携して事業者側にキャッシュレス端末の導入支援に取り組んでいる。その背景には、キャッシュレス比率の高い訪日客増加への対応などがある。県や地元金融機関は、少子化に伴う労働力人口の減少が避けられない中で、業務効率化や新規顧客の開拓に期待できるキャッシュレスの導入により地域の課題解決につなげたいとする。 決済端末の導入を支援 全国でまれな官民連携 …
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本誌記事 座談会・対談(スポット)
2025年05月号
特別対談 Vol.1〈「明日の働くをデザインする」リックス 社長 安井 卓氏 × イトーキ デザイナー 原田 真貴氏〉働き方に応じた選択型オフィス/創業118年老舗企業が職場改善に挑戦
オフィスの空間デザインや働き方のコンサルティングを手がけるイトーキ(東京)は、鉄鋼や自動車、半導体の製造機械や工作機械向けロータリージョイントを扱うメーカー商社・リックス(福岡市)の新研究拠点の設計・構築に携わった。新たな働き方を支える取り組みについて、キーパーソンが語る。 ─新設の研究・開発拠点「リックス協創センター」において、何に重点を置かれましたか。 安井 創業118年の当社にとって、次世…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年05月号
寸談余話(3)山口油屋福太郎・樋口元信社長/ケンブリッジ・イノベーション・センター・清水邦彦ゼネラル・マネージャー
「めんべい」生んだ伯母・山口勝子 家事任せ仕事に打ち込んだ人生 年初の1月4日、山口油屋福太郎(福岡市)相談役の山口勝子氏が82歳で他界した。同社の山口毅会長の妻で、樋口元信社長の伯母に当たる。通夜・葬儀には1000人が参列したという。 現役時代は常務として会社をリード。面倒見の良さから「ごりょんさん」と親しまれた。博多の商家を内助の功で支えるおかみさんといった意味合いだが、樋口社長は「むしろ仕事に打…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年05月号
Radar
自治体が初めて「idEV」を採用/新出光 新出光(福岡市)は3月1日、同社のEVカーシェアリングシステム「idEV」が佐賀県伊万里市のEVカーシェアリング促進事業に採用されたことを発表した。自治体で同システムが採用されたのは初めて。同時に同社は市と包括連携協定も締結し、EVカーステーションをJR伊万里駅前に設置した。 「idEV」は入会から利用までをスマートフォンで完結できるEVのカーシェアリングサービス。平日昼間…
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本誌記事 春夏秋冬
2025年05月号
雌伏の時を経てこそ人は輝く
北方謙三さんは出来上がったばかりの自著新刊が出版社から届くと、いつも一番に「久美子 謙三」と献辞をしたため、妻の久美子さんに贈る。下積み時代、著書が売れずに収入が少なく、厳しい生活に耐えてもらったことへの感謝なのだ。 佐賀県唐津市生まれの北方さんは、中央大学法学部に在学中、同人誌に発表した純文学が注目を集め作家の道へ。だがいくら書いても採用されない日々が10年続いた。そして作家としての生き残りを…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年05月号
寸談余話(1)琉球海運・比嘉茂社長/エフエム福岡・中靏英喜社長/中小企業基盤整備機構・藤間輝雄中小機構九州本部人材支援部長
人生の指針は沖縄高校野球を全国区にした名監督の言葉 琉球海運(那覇市)の比嘉茂社長は「人生の岐路に立たされた場面での判断基準は、高校1年で出会った恩師の名言『大胆細心』だった」と振り返る。その理由は「多感な青春時代に埋め込まれたから」だという。 比嘉社長は、沖縄の高校野球を全国的に有名にし、のちに名監督と称された栽弘義氏(故人)が監督を務めていた豊見城(とみしろ)高校の野球部に入部。「100人いた…
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本誌記事 エリアリポート
2025年05月号
【熊本】シティーホテル関連の動き活性化/県総合庁舎跡地に「外資系高級ホテル誘致」の動きも
人口70万人を超える県都・熊本市の中心部の公有地に外資系高級ホテルを含めた複合施設の誘致の検討が進んでいる。この取り組みが実現すれば、県内初となる。県内を訪問するインバウンドは急回復しているが観光消費単価は低いこともあり、一方では市内4つのシティーホテルでも宿泊単価アップにつながるサービス向上などに取り組んでいる。 2030年めどに開業 現市役所跡地も候補に 熊本県によると、熊本地震で被災し、解体さ…
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本誌記事 ズームアップ(人)
2025年05月号
【トップインタビュー(特別編)知を育む力】弘学館 小栁 孝 校長
時代の変化に合わせながら生徒に愚直に向き合う教育を 松尾学園が運営する弘学館中学校・高等学校(佐賀市)の新校長に同校出身で、民間企業出身の小栁(こやなぎ)孝氏が就任した。自身の豊富なビジネス経験を教育という分野で生かしていく考えだ。 弘学館 小栁 孝 校長 佐賀県福富町(現白石町)出身。1990年弘学館高等学校卒業。東京大法学部を卒業し、電通入社。海外勤務などを経験後、22年に弘学館の法人本部統括兼副校…