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本誌記事 ズームアップ(企業・団体)
2025年12月号
Radar【マーケット】急成長するカプセルトイ市場 今後は九州・沖縄で拡大予測も
オリックス(東京)は今春、カプセルトイ専門店「ガチャガチャの森」=写真=などアミューズメント施設を全国で150店舗以上展開する業界大手「ルルアーク」(福岡市)の全株式を取得した。ルルアークは1968年創業で、80年にカプセルトイ事業へ進出。2014年に業界に先駆けてカプセルトイ専門店の運営を開始するなど独自の手法で業界をけん引し、そのパイオニアとして市場拡大の一翼を担ってきた。今後は、オリックスの資本力も生…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年12月号
Lounge「ランナーの快感」福岡工業大学 学長 村山 理一氏
マラソンを始めたのは、2009年にカナダのモントリオールにある国立研究所での留学中だ。中学時代に陸上部に所属し、趣味で公園をジョギングしていた私にある人が「走るのが好きなら、モントリオールマラソンがあるよ」と教えてくれた。そのマラソンは景観が美しい自動車専用道である橋からのスタートで、それを目当てにハーフマラソンに出場すると、それまで受けたことがないランナーとしての待遇や沿道からの声援に感動した。…
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本誌記事 ズームアップ(企業・団体)
2025年12月号
NEXT STAGE 次代への挑戦!!「クニ・マチ・モノづくりで社会貢献」
鉄鋼・建材流通商社の小野建(北九州市)の新社長に今年6月、創業家の5代目社長として小野剛氏が就任した。その事業ミッションは、クニづくり・マチづくり・モノづくりへの貢献だ。両輪である鉄鋼・建設事業を通じて、国や地域社会を支えるとともに、国内製造業への流通網強化を進める。創業時の精神である「社会への貢献」を会社の存在意義と据え、成長への原動力として重視している。 小野建 社長 小野 剛氏 慶應義塾大経…
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本誌記事 NEWS SCRAMBLE
2025年12月号
〈IR誘致〉「IR追加選定」意向調査で長崎にも動き!?
大阪・関西万博が閉幕した会場の人工島・夢洲(ゆめしま)だが、今度は同じ場所で2030年秋ごろを目指して統合型リゾート施設(IR)の整備が始まる。IRは18年にIR整備法(特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律)が成立、国内最大3カ所の整備が可能となり、22年には大阪府・市と長崎県が計画を提出、翌年大阪だけが認定され、長崎は継続審査となったのちに、不認定となった。その後、残り2カ所を見据えたIRの再整備につ…
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本誌記事 エリアリポート
2025年12月号
【長崎】島原鉄道北線と旧南線跡地の将来/地域の浮沈に関わる「鉄道存廃問題」と「サイクリング道」
島原鉄道(島原市、路線43.2キロ)の利用者数は長期低迷傾向で経営は厳しい。島原鉄道活性化検討部会は(1)公有民営の上下分離方式で鉄道を存続(2)路線バスへの転換―のいずれかを検討、本年度中に結論を出す方針だ。一方で、島鉄は島原市以南の旧南線を2008年に廃止。現在は廃線跡地を活用した「自転車歩行者専用道路」の整備が進んでいる。鉄道を巡る地域の変化を追った。 「南線」廃止後も経営難 長崎自動車の子会社に …
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本誌記事 ズームアップ(企業・団体)
2025年12月号
ZOOM UP【福岡県】九州の一体感示す「九州ロゴマーク」が浸透
「九州はひとつ」をコンセプトに誕生した「九州ロゴマーク」は、すでに多くの商品で使用され、好評を得ている。九州の一体感や地域密着度を表す同マークの使用は商品やサービスの付加価値向上を後押している。 九州をPRするなら誰でも無料で使用可 のれんをモチーフに「九」「州」「一つ」の各文字を使用したデザインの九州ロゴマーク(下)が誕生したのは2018年。九州・山口各県と経済団体で構成する「九州地域戦略会議」…
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本誌記事 特集・有明海広域圏
2025年12月号
【TOP message】熊本県長洲町長 田成 修一 氏「有明海沿岸道路早期整備に期待陸・海・空のインフラ持つ地域へ」
当町は人口約1万5000人で、伝統産業である金魚を活(い)かして「金魚のまち=長洲町」を国内外へアピールしている。近年は激甚化する自然災害などによる交通インフラの脆弱(ぜいじゃく)性が課題であり、インフラの強靭(きょうじん)化やさらなる利便性向上が求められている。その点、当町としても有明海沿岸地域の各都市を結ぶ有明海沿岸道路(有沿道路)の早期整備に期待を寄せている。 現在、福岡県大牟田市の三池港IC…
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本誌記事 エリアリポート
2025年12月号
【熊本】空港アクセス鉄道実現に向け前進/「鉄道需要増加」予測も事業費は3年前の1・5倍に
熊本県が整備を計画している熊本空港アクセス鉄道について、県は9月30日の県議会で総事業費が当初試算の約1・5倍とする一方で、TSMC(台湾積体電路製造)進出に伴う企業誘致などもあり、鉄道需要増加を見込むため、整備効果が費用を上回ると発表した。さらに、別途約60億円をかけて快速列車導入やJR豊肥本線の一部複線化など輸送機能強化を図ることも明らかにした。 事業費は1・5倍増加 B/Cは“1”を上回る 熊本県が整備を計…
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本誌記事 ズームアップ(人)
2025年12月号
【スペシャルインタビュー/九州産業大 赤坂 亮 理工学部 機械工学科 教授に聞く】「新理工学部は理工学融合のブレークスルーになる」/「機械電気創造工学科」「スマートコミュニケーション工学科」を新設
九州産業大(福岡市)理工学部は、1963年に工学部として発足し、卒業生は1万5830人を数える。2025年度は、専門分野を超えた新しい学びを促す「SMArtFusion(スマートフュージョン)プログラム」が始動。26年度からは「新理工学部」への改組も図る。「冷媒」の世界的権威である機械工学科教授の赤坂亮氏に、その意義や期待について聞いた。 九州産業大 理工学部 機械工学科 教授 赤坂 亮 氏 あかさか・りょう/九州大工学部動力…
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本誌記事 ズームアップ(企業・団体)
2025年12月号
Radar【企業】大ヒットのキリン「晴れ風」が福岡パルコの地下をジャック
福岡パルコ(福岡市)の地下飲食街がキリンビールの「晴れ風」一色に染まる「天神晴れ風祭りin福岡PARCO」が、10月22日から11月16日まで開催された。「オイチカ」や「オイチカ横丁」にある飲食店17店がメニューに合わせて晴れ風をすすめるタイアップ企画で、仕事帰りの「ちょい飲み」ニーズを狙ったもの。唐揚げや天ぷら、ギョーザなど、各店舗がそれぞれ晴れ風と組み合わせた料理を提供した。 初日の22日には、キリンビール…