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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年06月号
高橋孝治の中国法表層深層(24)
「渉外知的財産紛争処理」新規定の考察(2) 前号に続き、今年5月1日から中国で施行される「国務院による渉外知的財産紛争処理に関する規定が公布(国務院関于涉外知的財産権糾紛処理的規定)」(以下、本規定)を見ていきます。本規定は、今年2月21日に国務院で可決され、3月13日に発布されました。第6条では、国境をまたぐ知的財産紛争の解決のための指導と援助を国務院が行うことを規定し、さらに第7条で、調停や仲裁なども…
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本誌記事 特集・ナナイロプリズム福岡
2025年06月号
元ナナイロプリズム福岡プレーヤー 籔内 あゆみ 氏「現役時代にアロマの資格取得 生かされたラグビーの経験」
─ラグビーを始めたきっかけを教えてください。 ラグビーとの出会いは小学生の頃にさかのぼります。幼い頃から体を動かすことが好きで、小学6年生のときに、身体能力の高い子どもたちに適した競技を提案し、トップアスリートの育成につなげる福岡県の「タレント発掘プロジェクト」に合格しました。その際、私に最も適している競技として「ラグビー」が挙げられたのです。 ただ当時は女子がラグビーを続けられる環境が整って…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年06月号
<次の一手 第91局>詰将棋・詰碁
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年06月号
Two of Us/豊川 裕子 豊川設計事務所 社長 × 富澤 善和 日田建工 社長
親同士、子ども同士で付き合いが生まれることは比較的多いが、それぞれの親子同士が世代を超えて、ご縁が長続きしている関係は珍しいかもしれない。豊川設計事務所(北九州市)の豊川裕子社長と、日田建工(北九州市)の富澤善和社長はそんな間柄だ。ともに北九州市の出身で、地元・小倉高校の先輩後輩でもある。大学卒業後、東京で数年間過ごして帰郷した2人の地域づくりへの思いは強い。実際にそれぞれの形で奔走してきた。そ…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年06月号
寸談余話(1)グリーンクロスホールディングス・久保孝二社長/オリーブ普及協会・籭信一氏
決議大会で社員の士気向上 グループで年商350億円目指す 建築資材や安全機材の販売やレンタル事業などを手掛けるグリーンクロスホールディングス(福岡市)は4月21日、ホテル日航福岡(同)で第55期の「全社経営目標(戦略)体系推進決議大会」を開催した。コロナ禍の影響もあり、7年ぶりに開催。全国から多くの社員が参加した。役員や執行役員の選任などの組織体制や今後の事業戦略の発表、活躍した社員への表彰を行った。ま…
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本誌記事 特集・Food Island
2025年06月号
【REPORT】受け継がれる職人の技/木樽(だる)で醸すこだわりの醤油(しょうゆ)
老舗調味料メーカー・フンドーキン醬油(大分県臼杵市)が手がける「吉野杉樽天然醸造醤油」は、素材・製法・熟成環境のすべてにこだわり抜いた逸品だ。原料には、厳選された国産丸大豆、国産小麦、そして天日塩のみを使用。人工的な温度管理は行わず、1年以上の歳月をかけてゆっくりと発酵・熟成が進められる。 仕込みに使われるのは、奈良・吉野の杉で作られた木樽。杉の持つ調湿作用と微生物環境が、発酵を後押しする。木…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年06月号
Radar
「木挽(こびき)Blue」のハイボール缶を発売/雲海酒造 雲海酒造(宮崎市)が本格いも焼酎「木挽Blue(ブルー)」のRTD(アルコール缶飲料)を4月から販売している。「木挽Blueハイボール350ミリ缶」と「木挽Blueハイボール へべす350ミリ缶」の2種類で、前者は九州・沖縄限定、後者は宮崎県限定で購入可能。へべす缶には、宮崎県産のへべす(香酸かんきつ類)が使われている。同社にとって初めてのRTDで、若い世代にも気軽に…
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本誌記事 テーマリポート
2025年06月号
【半導体】シリコンアイランドが再び脚光へ/「アジア台頭」でいったんは国内メーカーが衰退たどる
1980年代前半に「シリコンアイランド」と呼ばれた九州は、業界の構造変化などで存在感を低下させていた。しかし、2021年に世界最大のファンドリー(半導体チップ製造工場)である台湾のTSMC(台湾積体電路製造)が熊本県に立地することが明らかになり、「新生シリコンアイランド九州」に向けた投資が活発化している。 豊富な水と労働力を求めて 60年代から半導体企業集積 2000年ごろの九州の半導体業界を伝える前になぜ九州…
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本誌記事 テーマリポート
2025年06月号
【メディア(新聞)】事業再構築でもがく全国紙・地方紙/部数減に歯止めかからず「デジタル戦略」も道半ば
メディアの代表格である新聞社やテレビ局にとって、四半世紀でこれほどの状況に陥るとは想像しなかったに違いない。特に新聞各紙は、部数などの落ち込みには加速度がついている。インターネットとスマートフォンの普及が両メディアを揺さぶっているが、起死回生となるビジネスモデルはいまだ示されていない。 四半世紀で2600万部減 夕刊廃止に続き配送休止も 新聞の凋落(ちょうらく)が止まらない。日本新聞協会調べによる…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年06月号
食楽園「男たちのラーメン(30)山里亮太さん/鹿児島の〔山里ラーメン〕は親族の店」
赤い眼鏡がトレードマークの山ちゃんこと山里亮太さん。しずちゃんと漫才コンビ「南海キャンディーズ」を組んで茶の間に笑いを振りまき、司会者、声優、ナレーター、ラジオパーソナリティとしても大活躍。 生まれは千葉市だが、ルーツは鹿児島県日吉町吉利(現在の日置市日吉町)。山里家は鎌倉時代から「山里」と呼ばれる地域の豪農で集落の名家。しかし明治期、借金の保証倒れで財産の多くを失った。だから父の正弘さんは「…