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本誌記事 特集・福岡
2025年07月号
【北九州エリア】企業誘致などで成長への反転攻勢/すしと夜景で観光誘客の強化を進める
北九州市は、昨年の市内への転入者が転出者を上回り、人口が60年ぶりに「転入超過」に転じた。市などは、企業誘致や観光戦略を強化し、「成長への反転攻勢」に向けたムードを高めている。IT企業の集積が進んでいるほか、台湾の大手半導体企業の進出が正式に決まれば、大きな弾みになると期待されている。 子育て支援やIT誘致で 若者世代などが転入超過 今年1月7日、プラス492人の転入超過を達成した“歴史的快挙”をかみ締め…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年07月号
食楽園「米満宗明九産大教授の豚骨研 九州豚骨ラーメンの美味しさを化学分析し解明」
大正から昭和にかけて宮内省(1949〈昭和24〉年以降は宮内庁)で主厨(ちゅう)長を務めた秋山徳蔵さんは『味 天皇の料理番が語る昭和』(東西文明社)にこう書いている。 「味の好みにも、民族的なひとつの傾向があるにはあるけれど、どちらかといえば、個人差の強いものである。ところが、匂いに対する感覚となると、これはもっと深い本能から出ているらしく、おおかた決定的なものがある。日本人はヨーロッパ人のわきがや…
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本誌記事 エリアリポート
2025年07月号
【鹿児島】県伝統的工芸品木樽蒸留器を指定/県産焼酎の魅力高める「一子相伝」の技術に折り紙
県伝統的工芸品に、焼酎製造に用いられる昔ながらの「木樽(きだる)蒸留器」が指定された。製造するのは、木桶職人の津留(つどめ)安郎さんただ一人で、祖父の代からの「一子相伝」の技術を継承している。県内では複数の焼酎メーカーが、“木樽”を導入し、こだわりの銘柄を商品化。昨年12月、日本の「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録される中、焼酎の存在感が高まることも期待される。 「焼酎蔵の需要も高い」 県…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年07月号
ホークス「地域のお客さまや社会全体が より豊かになることを期待」
オフィシャルスポンサー契約先に話を聞く企画の第2弾。 イオン九州を訪問して、ホークスへの熱い想(おも)いを聞いた。 「ホークスさんとは通じる想いがある」 福岡ソフトバンクホークスとオフィシャルスポンサー契約を結んでいる企業に契約の意図や想いについて聞く企画の第2弾。今回は、イオン九州の営業企画部部長・江口弘明氏にご登場いただく。 イオン九州は、イオンやマックスバリュなどの店舗を中心に九州7県と山…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年07月号
Monthlyダイジェスト2
野村不動産 福岡で「物流施設」5棟開発 野村不動産(東京)は、今後3年間で約3400億円を投じ、物流施設「Landport」を全国15カ所に新設すると発表した。九州では福岡県で5棟を開発する。内訳は、古賀市に2カ所、久山町、苅田町、北九州市に各1カ所。福岡都市圏などへの商品配送のほか、半導体関連や自動車部品などの需要を見込んでいる。 「Landport福岡古賀Ⅰ」(竣工予定27年4月)=写真はイメージ=は5階建てで、敷地面積…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年07月号
シネドラ/今月の映画「でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男」6月27日(金)全国公開
20年前、日本で初めて教師による児童へのいじめが認定された体罰事件をもとにした福田ますみのルポルタージュ『でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相』(新潮文庫刊、第6回新潮ドキュメント賞受賞)を映画化。ある小学校教師が生徒へのいじめ行為を指弾され、停職処分になる。事態は民事裁判にまで発展し、550人の大弁護団が児童側を擁護。ところが、法廷は教師の完全否認から幕を開けるのであった。 作品は、教師(綾野剛)…
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本誌記事 ズームアップ(企業・団体)
2025年07月号
Radar【企業】日南の無人島をレジャー施設に ヘリコプターで観光客送迎も
宮崎県日南市の南にある目井津(めいつ)港から約2.5キロの沖合に浮かぶ無人島「大島」で、富裕層を主なターゲットとする宿泊機能付きリゾート施設=完成予想図=が来年3月末に完成する。建設工事は今年4月に始まっており、1棟タイプのヴィラ、グランピング施設のほか、宮崎牛など地元の食材をベースとする鉄板焼き中心のレストランが併設される予定だ。 手掛けるのは、飲食業や宿泊業、不動産業などを展開するレジャークリエ…
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本誌記事 特集・福岡
2025年07月号
【大賀薬局】薬剤師発会員制医療者バーを開店
福岡県を中心に調剤薬局、ドラッグストアなどを121店舗展開する大賀薬局(福岡市)は今年2月、同市中央区西中洲に医療従事者・関係者向けの会員制バー「MEDs(メッズ)」を開店した。医療現場で日々奮闘する医療従事者・関係者同士を“つなぐ”受け皿として、お互いの課題を話し合える場にしたい考えだ。 スタッフ全員が「医療者」 異業種との交流も支援 福岡市営地下鉄中洲川端駅の南、福岡都心を天神と博多に分ける那珂川に…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年07月号
Radar
社有林で「J-クレジット」を創出/新出光不動産 新出光(福岡市)のグループ会社・新出光不動産(同市)は、同社が所有する社有林(熊本県八代市、写真)約50ヘクタールを活用して、森林由来のJ-クレジット創出プロジェクトを開始した。 同プロジェクトは、京都大学発の森林解析ベンチャー・DeepForest Technologies(京都市)と連携、AI(人工知能)解析およびレーザードローンによる高度な森林測量を活用、樹種や樹高、材…
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本誌記事 テーマリポート
2025年07月号
【陸上交通】バス・タクシーの乗務員不足慢性化/「九州新幹線全線開業」で広域集客などは恩恵も
鉄道では2011年の九州新幹線全線開業や訪日外国人の誘客に伴う利用増などで、人口減少社会の中でも都市間利用客は維持してきた。しかし、バスやタクシーでは乗務員不足が、年々露呈し始めてコロナ禍で、一気に顕著になった。利用者はコロナ禍以降に回復傾向にあるが、乗務員不足は都市部と地方部での濃淡が鮮明化している。 人口減少局面でも利用増加 インバウンド誘客強化実る 九州運輸局が発行する「九州運輸要覧」(令和…