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本誌記事 特集・物流ビジネス
2025年06月号
【熊本交通運輸】都市圏向けの福岡物流センター 今年9月には御船町に物流施設
グループ屈指の設備完備 1972年に創業し、長距離運送、専属・専門輸送、倉庫の三つの事業を柱として展開する熊本交通運輸(熊本県益城町)は、今年で創業53年目を迎えた。 同社は、本社を置く熊本県以外にも進出し、その中でも2023年10月に本格稼働した「福岡物流センター」が好調に稼働しているという。敷地面積は2万5080平方メートル、倉庫は鉄骨平屋建てで面積は約9900平方メートルと、同社が有する倉庫として同グループ…
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本誌記事 グラフ
2025年06月号
Kyushu PHOTOGRAPH「梅雨の福岡城址(じょうし)を彩る涼やかな紫陽花(あじさい)」
日本原産の紫陽花は、古くから日本庭園などで愛でられ、人々の目を楽しませてきた。福岡城址では毎年、5月下旬から徐々に花が咲き始め、梅雨の時期になると、潮見櫓や牡丹芍薬園(ぼたんしゃくやくえん)の入り口、下之橋(しものはし)御門前などで静かに、そして、色鮮やかに咲き誇る。特に、下之橋御門の紫陽花は堀の睡蓮(すいれん)と同時期に咲くため、いっそう情緒ある風景を楽しむことができる。紫陽花は涼やかな青色が…
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本誌記事 特集・Food Island
2025年06月号
【REPORT】岩田屋本店に明太(めんたい)フランス専門店/「山口油屋福太郎」“始まりの地”で新たな挑戦
最近はフランスパンに明太子(めんたいこ)を合わせた「明太フランス」が人気だ。山口油屋福太郎(福岡市)の明太フランスはその代表格。ごはんに合う明太子を追求してきた福太郎が、長年培った開発力を「パンとの最高の相性」に注ぎ込んだ逸品だ。 同社の明太子をベースに、マヨネーズのコク、ニンニクの香りが効いた、濃厚なうま味の「明太子フィリング」を開発。さらにこれと調和する専用バゲットを開発し「外はパリッと、…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年06月号
OH!ニッポン「日本学術会議 遠い抜本改革 ~「良心」に酔う利益共同体」
政府は3月、日本学術会議を来年10月に現在の国の特別機関から特殊法人へ移行させる日本学術会議法案を閣議決定した。学術会議の見直しは、2020年の菅義偉元首相による会員候補6人の任命拒否が発端となって組織改革が検討されてきた。 法案では、社会課題解決への寄与や国民の福祉向上に貢献するなどの理念を明記。国は運営の自主性・自立性に配慮しなければならないとした。また、これまでの首相による会員任命をやめ、学術会…
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本誌記事 特集・ナナイロプリズム福岡
2025年06月号
北洋建設presents Nanairo cup 北九州 KYUSHU WOMEN’S SEVENS 2025 優勝
今年2月、社会人女子ラグビーチームの「ナナイロプリズム福岡」が、7人制ラグビーの国内トップクラブが集まる「北洋建設 presents Nanairo CUP 2025 北九州」で優勝を果たした。チーム発足6年目で手にしたタイトルに、ファンをはじめ、多くの人々が喜びの声を上げた。
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本誌記事 業界・地域リポート
2025年06月号
変わる公共交通 特別編(4)【福岡市地下鉄】福岡市地下鉄が切符廃止しQR導入/「タッチ決済の活用」を積極推進し利便性向上図る
公共交通では、2000年代以降、交通系ICカードをはじめ、キャッシュレス決済が定着し、利便性が格段に向上した。一方、かつて主流だった磁気式の乗車券は、改札機のメンテナンスなどのコスト面から廃止を決定する動きも各地で出ている。乗車券のデジタル化は全国的な潮流になりつつある。 コスト高が課題の磁気券 QR乗車券で解消を図る 福岡市で地下鉄3路線を運行する福岡市交通局(福岡市、以下市交通局)が、磁気付き乗車…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年06月号
KAIL/九州電力送配電 社長 今村弘氏(1期)/正興電機製作所 人材活性推進部 松田 夕子氏
KAILの卒塾生は、組織・社会・地域を変革し発展させるため、切磋琢磨(せっさたくま)し続け、日々奮闘する。「人財の森」に共通する志は「ギフトを社会へ返す」こと。KAILでの学びがリーダーシップの旅を歩む中でどのように活(い)かされたか。卒塾生が軌跡を語る。 九州・アジア経営塾(KAIL) 九州の産学官が連携して設立した特定非営利活動法人(橋田紘一塾長)。各企業・団体の中核の人材を対象とした「碧樹館(へきじゅ…
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本誌記事 業界・地域リポート
2025年06月号
SCOPE【短期大学】九州では7校が学生募集停止表明/文部科学省の「修学支援制度」見直しなどがトリガーに
1990年代に学校数・学生数のピークを迎えた短期大学が存続の危機に立っている。少子化の進展や女性の4年制大志向の高まりに加えて、文部科学省が貧困世帯を対象とする「修学支援制度」の見直しを2024年度から開始したことが大きいとされる。これらがトリガーとなり、九州でも学生募集を停止する学校法人が相次いでいる。 学生数ピークから約84%減 若年層の流出拍車に懸念も 全国で短期大学(以下、短大)の閉学ドミノが止…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年06月号
DATAでみる九州「林業素材生産量」
全国の人工林資源が本格的な利用期に突入 九州8県の林業素材生産量は全国シェア20.6% 近年、日本では戦後の拡大造林政策により整備された人工林が本格的な利用期を迎えている。これらを活用することは森林の多面的機能の維持や脱炭素社会への貢献という観点からも期待が高まっている。 九州経済調査協会は「九州経済調査月報」2025年4月号で九州・沖縄における森林利用が地域にもたらす便益や先行事例、意義、ポテンシャル…
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本誌記事 エリアリポート
2025年06月号
【沖縄】基地跡地利用先行モデル本格始動/西普天間住宅地区に「琉大医学部と大学病院」が移転
今年4月、琉球大医学部が宜野湾市の北部にあった米軍キャンプ瑞慶覧(ずけらん)西普天間住宅地区(50.7ヘクタール)の跡地に移転した。先行する形で1月に開院していた大学病院と合わせて、沖縄健康医療拠点の中核施設が始動したことになる。市が土地区画整理事業の完了を予定するのは2027年度。基地跡地利用の先行モデル地区を具現化できるのか、大きな関心が寄せられている。 「自然と健康になれる ウオーカブルなまち」へ …