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本誌記事 ズームアップ(企業・団体)
2025年09月号
未来を拓くCrossBorder2025
日本で外国人の介護人材が増加している。Liaison Design(リエゾン デザイン)(長崎市)は自社開発したシステムを外国人介護人材の教材として使用し、介護を通じたプラットフォームを構築しようとしている。 生成AI活用の多言語教育システム 1996年設立のリエゾングループは社会福祉法人春秋会リエゾン長崎など、介護に関する事業所を長崎市で展開している。グループ内で介護現場で情報を共有するシステムを開発しているの…
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本誌記事 エリアリポート
2025年09月号
【大分】大在新ターミナル完成で港湾強化/東九州の物流要衝に求められる「高速道の早期整備」
大分港・大在(おおざい)西地区に、大型「RORO船」の着岸にも対応できる新ターミナルが完成し、同港は港湾機能の強化や輸送効率の向上が一段と進み、国際物流拠点としての期待が高まっている。一方で、東九州の玄関口としての拠点港となるためには、九州各県と同港を結ぶ高速道路網の早期整備が求められるなど、インフラ全体の拡充が今後の鍵を握っている。 高まる需要拡大に対応 大型船着岸に期待の声 今年5月、大分市の…
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本誌記事 NEWS SCRAMBLE
2025年09月号
〈大分〉TKPの「大分攻勢」強化で高まる存在感
全国で貸会議室事業を手掛けるティーケーピー(TKP、東京)は、今年6月に大分市中心部の複合商業ビル「ソレイユ」を取得し、大分県内で初となる会議室レンタル事業に参入すると発表した。同ビルは、JR大分駅から徒歩約10分に位置し、これまでは全国労働者共済生活協同組合連合会(全労済)が所有していた。現在は会議室や宴会場のほか複数のテナントが入居しており、来年4月に引き渡しを受けた後、TKPが「TKPガーデンシティソレ…
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本誌記事 業界・地域リポート
2025年09月号
Spotlight【半導体】九州との共存共栄で成長図る台湾/TSMC、ASEなど軸に「新生シリコンアイランド」確立へ
台湾の半導体大手TSMC(台湾積体電路製造)が熊本への進出を表明した2021年以降、熊本の菊陽町への工場建設のほか、九州と台湾の連携強化や投資拡大が進んでいる。半導体産業を中心とした奔流が押し寄せるが、その実像は今一つつかめない面がある。台湾二大大手の半導体企業の現状と、九州との可能性を改めてみてみる。 台湾上場上位企業が集積 九州での拠点開設相次ぐ 西日本シティ銀行が7月に開催した「台湾と新生シリコ…
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本誌記事 特集・省エネ・新エネ
2025年09月号
「脱炭素と経済成長を両立へ」GXビジョンや省エネ支援で持続可能な社会を
日本政府は2050年に温室効果ガス排出をゼロにする「脱炭素社会」実現を目指している。そのため、「GX(グリーントランスフォーメーション)推進戦略」を打ち出し、今年2月に「GXビジョン2040」を策定した。また、「住宅省エネキャンペーン2025」など省エネ技術導入への補助金制度も継続している。脱炭素と経済成長を両立するための国の戦略と各企業の取り組みを紹介する。 「第7次エネ基本計画」策定 注目集める系統用蓄電池 …
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本誌記事 特集・DX
2025年09月号
【BCC】BPMを実施して根本的な改革を推進 コンサルやアウトソーシングを拡大へ
BCC(福岡市)は自治体、病院、空港などに加えてホームセンター、ドラッグストアなど、より地域に密着した社内インフラ分野のデジタル化を推進してきた。 AI、IoTなど最新テクノロジーを用いたソリューションにも早くから取り組み、福岡市に本社を置きながら、首都圏をはじめとした全国の顧客のDXをサポートしている。 最近では、空港のグランドハンドリング業務に注力している。刻々と変わる離発着の予定を航空会社とデー…
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本誌記事 ズームアップ(企業・団体)
2025年09月号
【積水ハウス】上質な賃貸住宅ブランド「シャーメゾン」/三つのシナジー効果で資産価値を高める
積水ハウスは、今年9月4日(木)、5日(金)、6日(土)の3日間、最新の新築賃貸住宅と リノベーションした賃貸住宅を見学できる「シャーメゾンフェスタ」(完全予約制)を開催する。 積水ハウスの賃貸住宅として広く知られている「シャーメゾン」は、地域特性を踏まえた「市場エリア分析」、時代ニーズに応えた「建物コンセプト」、長期安定経営を支える「経営サポート」の三つの視点に基づいて、付加価値を高めることで他物…
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本誌記事 エリアリポート
2025年09月号
【佐賀】佐賀市の南部エリア開発構想始動/佐賀空港や有沿道路など「広域交通インフラ」を生かせ
若年層流出など人口減少に直面する佐賀市南部地域の地域振興を図るべく、市は今年6月に「佐賀市南部エリア開発構想」を策定した。産業団地造成や企業誘致だけでなく、既存交通インフラで今後の利用拡大が見込まれる佐賀空港や有明海沿岸道路(有沿道路)も同時に活用することで、雇用創出のほか、すでに盛んな第1次産業の振興などにも取り組んでいく方針だ。 人口減への歯止め期待 持続可能な地域へ本腰 佐賀市は今年6月、…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年09月号
あの日あの頃/韓国への出張で鍛えられた現場対応力
九州工業大工学部情報工学部から安川電機に入社したが、実は入社試験を受けていない。当時、子会社だった安川情報システム(現YE DIGITAL)の入社試験を受けたら、なぜか安川電機の内定通知が届いたという珍しい経緯をたどっている。決して前向きなものではなく、やや挫折感を感じながら会社員生活が始まったのだが、3年目に入った1981年に大きな転機を迎えた。先輩に韓国への出張に誘われたのだ。当時は海外出張が珍しかった時…
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本誌記事 テーマリポート
2025年09月号
【ハウステンボス】相次ぐ事業主体撤退で再建道半ば/佐世保市長が呼び込んだ「HIS澤田氏」も売却
「ハウステンボス」(HTB、長崎県佐世保市)は、創業者である故・神近義邦氏が2000億円超もの投資で、「1万人定住の街」を掲げた一大プロジェクトだったが、不動産売却の不調が経営の足かせともなった。現在に至るまでには単なる観光施設という枠組みを超え、九州観光のシンボルとして位置付けられていたことが大きい。 売れ残った工業団地に出現 創業者・神近氏が描く夢の街 「ハウステンボス」(HTB)が開業したのは1992…