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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年12月号
あの日あの頃/LAホールディングス(ラ・アトレ) 執行役員九州沖縄事業部長 中野 茂 氏
ベスト電器の再生で見た人々の生きざま 2012年7月13日。その日、私はかつて日本一を誇った家電量販店・ベスト電器の落日と企業再生、関係者らの人生の転機を見守った。一つの企業再生をめぐって、これほど激しい思惑や醜さに囲まれたのは後にも先にもない。正直「あの日、あの頃」に戻りたくない。 09年、私は西日本シティ銀行(NCB)の執行役員福岡地区本部副本部長を務めていた。年齢は52歳。銀行定年まで余裕があるが、ベ…
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本誌記事 NEWS SCRAMBLE
2025年12月号
〈沖縄県〉「琉球泡盛乾杯条例」制定に2度目の挑戦
沖縄県酒造組合(会長・佐久本学瑞泉酒造社長)が中心となって「琉球泡盛で乾杯を推進する条例」の制定を県に求める動きが再始動する。県議会経済労働委員会が、11月26日に開会予定の11月定例会に議員提出議案として同条例案を提出するとみられるからだ。泡盛業界には、昨年12月に泡盛を含む日本の「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録された追い風を活用して、国内外で泡盛の浸透を図りたいという思惑がある。しかし…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年12月号
ホークス「物流業界の魅力を発信しながら、次世代への取り組みを強化したい」
国内物流の約9割を担うトラック。ホークスとのスポンサー契約を通してトラック業界の重要性を発信するとともに、その現状や課題を伝える。 SNSフォロワーの規模の大きさに着目 今回紹介するオフィシャルスポンサーは公益社団法人「福岡県トラック協会」。同協会の副会長兼広報委員長の木村正昭氏に話を伺った。 「福岡県トラック協会は、県内の貨物自動車運送事業者を会員とする業界団体です。物流を通じて国民生活や地域…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年12月号
TOPIC
〈大学〉フランスの大学・専門学校と交流覚書/崇城大 崇城大(熊本市)はこのほど、フランスのブルゴーニュ大学ヨーロッパとディジョン国立高等美術デザイン学校との間で、大学間交流に関する包括的合意覚書(MoU)を締結した。今回締結された覚書は、同大が専門とする理工系や応用科学分野に加えて、芸術およびデザイン分野における教育・研究連携を強化するもの。今後は、学生交流や共同展覧会、シンポジウム開催といった多…
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本誌記事 エリアリポート
2025年12月号
【沖縄】サトウキビ産業持続に複数の課題/本島の新工場建設費の「補助拡充」を国に要請
沖縄県内の全農業経営体数の約6割が栽培するサトウキビは、県の基幹作物として地域経済を支えている。暑さや小雨といった厳しい気象条件にも耐えられるだけでなく、台風が襲来して倒れても収穫すれば商品化できるという他の作物にはない特徴を持つことも大きい。しかし、製糖工場の老朽化や人手不足への対応など解決が難しい課題に直面している。 新工場の建設に向けて 国の補助拡充を求める JA沖縄中央とJAおきなわ(いず…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年12月号
日本相撲協会誕生秘話(3)
相撲協会再生の道拓(ひら)く 杉山茂丸と木村宗四郎 1904(明治37)年、中田源次郎という青年が、一通の添え書きを携えて陸軍大将の山縣有朋に面会を求めた。彼は木村宗四郎という大相撲の行司で兵役を終えていたが、日露戦争勃発を知り、予備召集を待たず第一線に出征したいと志願して来たのであった。 携えていた添え書きは杉山茂丸(以下、茂丸)が中田の求めに応じて与えたもので、山縣から連隊長へ話が通り、中田は近…
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本誌記事 特集・福岡証券取引所
2025年12月号
「機能強化によるIPO拡大で地域経済に貢献」
九州・沖縄・中四国における唯一の金融商品取引所である福岡証券取引所が活性化している。昨年にはプロ投資家向けの福岡プロマーケット(FPM)が開設され、新規上場企業が堅調に増加している。それに伴って、株式上場を支援する法人やコンサルタントが九州に進出し、地域経済活性化にもつながっている。そこで、あらためて福岡証券取引所の役割や機能を紹介し、取り組みや上場の状況などをレポートする。 戦後の地域の成長支え…
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本誌記事 特集・福岡証券取引所
2025年12月号
【監査法人アヴァンティア】地方の中小企業の課題解決に挑み続けるベンチャー監査法人
福証へのIPO支援に注力 中堅監査法人である監査法人アヴァンティア(東京)は昨年、福岡市JR博多駅周辺に事務所を構えた。中規模の監査法人だからこそ可能な伴走型監査で、九州の経済発展に寄与していく。 2008年の設立以来、上場企業、IPO(株式公開)準備企業に対する監査でも実績を積み重ねてきた。 九州進出を決めた背景には福岡を中心とした九州経済発展の可能性と福岡証券取引所(福証)の存在、そして九州における…
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本誌記事 ズームアップ(企業・団体)
2025年12月号
未来を拓くCrossBorder2025
大分県姫島村でエコツーリズム事業を展開するT-PLAN(大分県中津市)はJICA支援を活用し、パラオに太陽光発電と小型EVを備えた拠点を整備。環境負荷を抑えた観光モデルの構築をめざす。 パラオで「エコツーリズム事業」を実証 T-PLANは太陽光発電設備と蓄電池設備が一体となった「青空コンセント」と小型EVなどを組み合わせたエコツーリズム事業を大分県姫島村で導入し、高い評価を得てきた。同事業をパラオで展開するため…
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本誌記事 エリアリポート
2025年12月号
【佐賀】県東部地域で物流施設計画続々と/「小郡鳥栖南SIC開通」と「国道3号の拡幅」が追い風に
今年9月に発表された地価公示(工業地)の全国上昇率ランキングで佐賀県からは基山町と鳥栖市が入るなど、昨年から今年にかけて県東部エリアで物流倉庫を中心に企業進出が盛んだ。その背景には、昨年開業した小郡鳥栖南スマートインターチェンジや来年度に完工する国道3号の拡幅工事による渋滞緩和の見込みが大きく、改めて北部九州の交通の要衝として注目が集まる。 地域最大級の物流施設 希少な人口増地域魅力 今年10月、…