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本誌記事 業界・地域リポート
2025年03月号
【歴史・文化を活かせ!!〈福岡市〉】福岡城天守復元で郷土愛の醸成を/商工会議所を中心に歴史的考証を重ね「提言書」を提出
国内各所で市街地の再開発が進む中、街なかの歴史を地域のシンボルとして観光資源に生かそうとする動きが散見される。福岡市では、地元の経済団体が中心となって、長い間存在が疑問視されていた「福岡城天守の復元的整備を進めるべき」として今年1日、市に提言した。市も前向きで、今後は文化庁と協議を進めたいとしている。 歴史的考証を重ねた結果 天守の存在を否定は困難 国の史跡に指定されている「福岡城跡」(福岡市…
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本誌記事 特集・ホテル
2025年03月号
【ホテルオークラ福岡】最高のおもてなしを提供し続けて「Best A.C.S」の実現を目指す
今年、創立26周年を迎えるホテルオークラ福岡(福岡市)の2024年度の業績は堅調に推移している。同年4月から12月までの売上高はすでに前年を超えており、コロナ禍前に近づいている。 けん引しているのは宿泊部門であり、国内外からの宿泊需要の高まりを受けて、同月間までは前年を2割近く上回っている状況だ。客室稼働、客室単価共に向上しており、高い生産性を実現している。 また、一般宴会も順調に動いている。企業活動…
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本誌記事 エリアリポート
2025年03月号
【福岡】円熟の高島市政4期目が折り返し/転入による人口増加などで「市税収入」は過去最高を更新
2010年から続く高島市政も22年12月から4期目に突入し、「折り返し」を迎えた。4期目もこれまでの3期12年の実績を強みに子育て支援や企業・人材誘致などを核としたさまざま政策が奏功し、23年度は過去最高となる市税収入と人口増を記録。一方で、市内中心部で加速度的に進む少子高齢化やインフラの老朽化などを指摘する声もあり、課題を指摘する声もある。 天神ビックバンが奏功 固定資産税も過去最高 4期目も市の財政は好調…
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本誌記事 業界・地域リポート
2025年03月号
【地域共創】魅力を付加し持続可能な観光地へ/「地域資源」に磨きをかけて訪問するきっかけづくり
国内では観光需要の増加傾向が鮮明化し、好調な推移が予想される訪日外国人客を誘客する動きも各地で拡大している。そうした中で活発化しているのが「持続可能な観光地」を目指した取り組みだ。九州にも、地域資源を活用し、独自性の高い施策で訪日客の誘客に取り組んでいるエリアが散見される。 欧米豪の訪問者多い特徴 さらに伸ばす仕掛け実施 福岡県南部にある人口約6万人の八女市は現在、「第5次八女市総合計画」に基づ…
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本誌記事 特集・サステナブル
2025年03月号
【持続可能な社会へ 広がるサステナブル】取引や資金調達、人材確保に影響力
地球規模で気候変動や資源の枯渇、環境汚染が深刻化する中で、国は2050年までにカーボンニュートラルの実現を推進している。こうした状況の中、地域や企業も持続可能な未来を目指し、環境への配慮や社会課題の解決に向けた動きを活発化させている。九州・沖縄地域でも同様の取り組みが進んでおり、その具体的な事例を紹介する。
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本誌記事 エリアリポート
2025年03月号
【長崎】県都中心部の官民施設跡地の動向/「長崎放送旧本社跡地」は市と共同で複合施設を開発
長崎市はJR長崎駅やその周辺に続いて、昨年10月に三菱重工長崎造船所幸町工場跡地に「長崎スタジアムシティ」が開業するなど、市中心部で再開発が進んできた。今後も官民施設の跡地で開発が期待されている。ただ、それらの跡地の中には計画が着々と進んでいるものもあれば、全く動きが見えないものもある。市中心部にある官民施設の跡地の動向を探る。 収益性と公共性を両立 にぎわい生み出す狙い 長崎放送(長崎市)は1月…
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本誌記事 ズームアップ(企業・団体)
2025年03月号
「九州生産性大学経営講座」の第67期生を募集/九州一の歴史と規模を誇るマネジメントスクール
企業の変革を主導し利益をもたらすリーダーを育成 人口減や少子高齢化がますます鮮明になり、賃上げや人手不足、働き方改革など、企業は大きな変革を求められている。それには、生産性の向上を利益の創出、持続的な成長につなげることが重要となる。これを支える現場の活性化を担うリーダーを育成する「九州生産性大学経営講座」が、今年4月開講の第67期生の募集を開始した。 66期は九州・山口各地の197組織から602人 「九…
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本誌記事 エリアリポート
2025年03月号
【佐賀】白石(しろいし)町で初となる観光協会が発足/道の駅と有明海沿岸道路開業で「年間100万人」来訪
昨年12月、佐賀県白石町で県内17番目となる観光協会が発足した。背景には、2019年の道の駅開業と21年の福富インターチェンジ開設の存在が大きい。同町に来訪する観光客は年々増加し、現在は年間100万人が訪問。環有明海エリアの観光協会でつくる環有明海観光連合などと広域連携を図りながら町内周遊を促進することで地域を盛り上げていく考えだ。 県内17番目の観光協会 設立総会に山口知事も 佐賀県白石町は県南西部に位置…
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本誌記事 特集・ホテル
2025年03月号
【ホテル日航福岡】ご縁を結び文化と教養を次世代に 時代に愛され誇りあるホテルへ
地域を代表するラグジュアリーホテル「ホテル日航福岡」(福岡市)は、昨年7月に就任した篠﨑輝章総支配人のもと、さらなる上質な空間づくりや宿泊客の体験づくりに努める。ホテルは地域を支える公器として人々の生活を豊かにする身近な存在と位置づけ、宿泊客や来館者などホテルに関わる全ての人の縁を大切にする。ホテルをきっかけに生まれる文化や教養を次世代へつなぎ、多くの幸せを紡ぎたいという願いがそこにある。篠﨑総…
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本誌記事 エリアリポート
2025年03月号
【北九州】60年ぶりに人口動態が転入超過に/自然減は「毎年7000~8000人減」で歯止め効かず
北九州市は、昨年の市内への転入者が転出者を492人上回り、人口が60年ぶりに「転入超過」に転じた。5市合併した1963年から2年間は転入超過だったが、65年から転出超過となっていた。一方、死者数が出生数を上回る自然減は依然として続いており、人口減少に歯止めをかけるため、市は2028年までに「社会動態」をプラス1000人とする目標を掲げている。 若者や子育て世代増加 背景には充実した施策 今年1月7日、北九州市役所本…