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本誌記事 目次
2025年10月号
2025年10月号
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年10月号
あの日あの頃/ふくや 社長 川原 武浩 氏
残すべきもの「福岡サンパレス」再建 私が社長を務めるふくや(福岡市)は、辛子めんたいこ製造販売などを展開しているが、グループには、経営再建を担う形で引き受けた会社もある。福岡市博多部のベイエリアに立地する「福岡サンパレス ホテル&ホール(以下福岡サンパレス)」もその一つで、私が初めて経営再建に挑戦した案件だった。 九州最大規模のコンサートホールを中心とする複合施設で、1981年5月開業。もとは旧労働…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年10月号
九州の志士「大正時代の財界世話人『和田豊治(とよじ)』」
慶應義塾を卒業して渡米した和田豊治は、帰国後、経営不振に陥っていた富士紡績を再建して一大紡績会社に発展させ、鐘淵紡績の武藤山治と並んで紡績業界のリーダーと称されるようになった。実業界・財界など多方面で活躍し、渋沢栄一の後継者とも称された和田豊治の生涯をたどる。 医師目指し慶應義塾に入塾 1861(文久元)年、和田豊治は豊前国下毛郡中津町鷹部屋街(現・大分県中津市)で中津藩士の父・薫六と母・幸の長…
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本誌記事 特集・事業承継とM&A
2025年10月号
地方企業の成長戦略に新たな道筋
事業承継をいかに進めるかは、依然として日本経済の大きな課題だ。中小企業を中心に経営者の高齢化は進み、70歳以上は245万人、その大半が後継者不在で、倒産以上に“廃業リスク”が深刻化している。しかし昨今は、事業承継に対する意識が変わり、あえて大手の傘下入りする形で成長戦略を描く企業も出てきている。 後継者不在は改善傾向 休廃業・解散は最多更新 中小企業の後継者不足はなおも続いている。帝国データバンク福…
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本誌記事 特集・九州電力グループ
2025年10月号
【役員一覧】「エネルギーから未来を拓(ひら)く」企業グループへ
九電グループは、「ずっと先まで、明るくしたい。」というブランドメッセージの実現に向けて事業活動を展開している。新たな経営陣は、今年5月に発表された「九電グループ経営ビジョン2035」に込められた「私たちは2050年にどういった価値を社会に提供していたいか」という視点で「エネルギーから未来を拓く」企業グループを目指す。 (常務執行役員以上と取締役監査等委員、8支店長および東京支社長を掲載) 代表取締役会長 …
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本誌記事 エリアリポート
2025年10月号
【大分】大分駅ビル開業で進む周辺活性化/駅周辺の再整備を機に「相次ぐマンション建設」で人口増
JR大分駅の高架化や駅周辺の区画整理事業など、100年に1度といわれた大事業の集大成として誕生したJR大分駅ビル「JRおおいたシティ」が、開業から10年を迎えた。かつては郊外型大型商業施設との競争により、市中心部の空洞化が課題となっていたが、駅ビル開業を契機に周辺の商業施設との連携強化を図るなど、にぎわいの創出に取り組んでいる。 アミュ売り上げ新記録 新たなにぎわいを創出 今年7月、国税庁は相続税や贈与税…
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本誌記事 テーマリポート
2025年10月号
2026年注目の首長選
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本誌記事 テーマリポート
2025年10月号
【沖縄県】保守系は慎重に勝てる候補選定中/行政能力とは別に全県区では依然高い「玉城人気」
来年9月に予定されている知事選には、革新系が推す現職が3期目を目指して立候補することが確実とみられる。他方、保守系は「これ以上、県政を停滞させないため、また、国との関係を修復するためにも必勝を期す」と連敗が続く全県区での選挙戦への勝利に意欲を示す。ただ、候補者の選定にはまだ曲折がありそうだ。 今夏の参院選で鮮明化した既成政党離れが大きく影響 7月20日に投開票が行われた全県区の参院選は、来年9月に…
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本誌記事 テーマリポート
2025年10月号
【宮崎市】清山氏の失政見当たらず無投票も/「トッププライオリティー」の運営が市民から高い評価
2022年2月に市政史上、最年少の40歳で市長に就任した清山知憲氏(44)の行政運営に対する評価は高い。その背景には、自身が基本方針に据える「市民をトッププライオリティー(優先事項)に置いた」事業の実践がある。さらに、これまで解決が難しいとされてきた課題の解決を図っていることも高評価につながっている。 清山氏の立候補の表明は 市議会9月定例会が濃厚 宮崎市選挙管理委員会は8月15日、任期満了(来年2月5日)…
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本誌記事 テーマリポート
2025年10月号
【佐賀県】県民支持依然高く4選に向け盤石/ハードとソフト両面で実績重ね「佐賀の魅力」アピール
2027年1月に任期満了を迎える県知事選は前回同様、来年12月中旬の選挙実施が見込まれる。現在、3期目の山口祥義知事(60)は県民からの支持も高く、4選を目指すことは衆目が一致するところ。九州新幹線西九州ルートの未整備区間などの問題もあるが有力対抗馬も出ず、これまでのように「無風」となる可能性は高い。 2期目、3期目も無風で圧勝 高支持率で有力対抗馬現れず 22年12月10日に実施された佐賀県知事選挙は現職の山…