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本誌記事 エリアリポート
2025年11月号
【北九州】海外水ビシネスが新段階へと成長/海外経験による「若手職員の育成」で国内事業の人員確保も
北九州市の海外水ビジネスが新たな段階に入っている。水道の国際的な技術協力によるカンボジアの「プノンペンの奇跡」から約20年、今年8月にはタクマウ浄水場が完成し、今後10年間の水道事業運営を海外で行う国内初の試みとなる。市は「市役所職員もスケールの大きな仕事に関与できるという魅力を発信する」として、水道の若手職員の人材確保にもつなげたい考えだ。 「プノンペン奇跡」で実績 タクマウでは運営管理も 北九…
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本誌記事 TOPINTERVIEW
2025年11月号
松尾建設 社長 松尾 哲吾 氏「皆さまに支えられて創業140周年。これからも『信用が日本最大』の実現を」
九州最大のゼネコンである松尾建設(佐賀市)が11月10日で創業140周年を迎える。「常在 お客様貢献」を企業理念に掲げ、技術を磨きながら、常に誠実な仕事を心がけ、顧客の信頼を獲得してきた。一方で、地域に根差す企業として、地域の発展にも大きく貢献してきた。2006年に30代で第7代社長に就任し、来年、就任20年となる松尾哲吾社長に、これまでの同社の歩みと現在の建設業界を取り巻く環境や変化、これからに向けての思い…
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本誌記事 NEWS SCRAMBLE
2025年11月号
〈沖縄〉「観光目的税」の来年度中への導入にめど
沖縄県議会は9月定例本会議で、観光目的税(宿泊税)に関する条例案と補正予算案を全会一致で可決した。宿泊料の2%を徴収する定額制を採用し、1人1泊当たり2000円の上限を設けた。部活動や修学旅行の教育活動に伴う宿泊、規則で定められた団体が主催する大会などに学生などが参加する場合の宿泊は課税を免除する。離島住民の通院に伴う宿泊は課税されるため、負担軽減策として宿泊費を補充する既存事業の拡充を予定している。…
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本誌記事 特集・オフィスビル
2025年11月号
あらゆる人の交流を生む場へ
「天神ビッグバン」「博多コネクティッド」の再開発が進む福岡市で、Sクラスと称されるハイスペックなオフィスビルが次々に竣工する。最大の特徴はそれぞれ異なる共用部。今やオフィスは単なる“職場”に終始せず、社内外の交流を狙った空間に変貌を遂げている。 サウナにジム、仮眠室も 充実した共用部が売り 6月に完成した「天神住友生命FJビジネスセンター」(住生FJBC)は、天神1丁目の交差点を中心とするビッグバンエリ…
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本誌記事 特集・お菓子
2025年11月号
【Report 博多駅】1日30万人が利用する玄関口 施設を越えたイベントも続々
博多駅は、1日約30万人が利用する九州最大のターミナル駅だ。ビジネスマンのほか国内外の観光客の利用も多く、特に1975年に山陽新幹線が博多駅まで延伸して以降、東京、大阪、名古屋の3大都市圏と九州を結ぶ「九州・陸の玄関口」として、九州各地のお土産が集積するエリアとしても発展してきた。現在、お土産を取り扱うエリアとして、各メーカーのお菓子や食品を同一店舗内で購入できる「銘品蔵」、九州各地から直営店が92店舗…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年11月号
あの日あの頃/全日本空輸 福岡支店長 荒木 知哉 氏
4万人の「行動指針」策定という大役 私は福岡県久留米市出身で明善高校卒業後、北海道大学に進学し、1993年に全日本空輸に入社した。当初はパイロット志望で、地上業務をしながら99年までパイロット訓練生として在籍した。しかし、結果的にパイロットにはなれず、入社7年目にして事務職となった。最初は国際販売計画部に配属され、その後、東京客室部品質サポート課に転属。そこでクレームをはじめ、お客さまからのさまざまな…
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本誌記事 目次
2025年11月号
2025年11月号
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本誌記事 春夏秋冬
2025年11月号
人それぞれの時間と年月
素朴な日常生活用具のなかに「用の美」を見いだして光をあて、柳宗悦(むねよし)や河井寛次郎、バーナード・リーチらと民藝運動をけん引した陶芸家の濱田庄司は、京都、沖縄、イギリスなどで作陶生活を送り、1930(昭和5)年からは栃木県の益子に居を定め、その土地の土や釉薬(うわぐすり)を基本にした独自の作風を確立していった。奇をてらわず、力強く、堅実な作品を数多く残し、実直な物作りによって益子焼を芸術にまで高…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年10月号
DATAでみる九州「若者の転職理由」
若者の転職理由「収入が少ない」がトップ 自発的な職業訓練・自己啓発の実施率も低く 「働きがい」の実現を求める若者にとって、九州が魅力的な地域となるためには、企業によるどのような取り組みが重要なのか。九州経済調査協会は「九州経済調査月報」今年8月号で総務省「令和4年度就業構造基本調査」をもとに、九州地域(九州7県、沖縄県、山口県)と首都圏(埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県)を比較した若年・青年層の…
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本誌記事 ズームアップ(企業・団体)
2025年10月号
未来を拓くCrossBorder2025
近年の酷暑の要因の一つと言われるヒートアイランド現象。日本乾溜工業(福岡市)はそれを緩和する自然素材を活用した舗装材を独自開発し、国内外での拡大を目指している。 100%自然素材の舗装材「かぐやロード」 日本乾溜工業は公共工事を主体とする土木・道路の資材や民間向けの防災安全用品の販売などを手掛けてきた。現在、同社が開発し、普及に注力するのが、「かぐやロード」だ。セメントを使用せず、真砂土(まさど…