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本誌記事 目次
2025年09月号
2025年09月号
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本誌記事 特集・省エネ・新エネ
2025年09月号
【中山リサイクル産業G】森林資源の持続的な循環を構築しカーボンニュートラルに貢献
森林経営管理面積を拡大 中山リサイクル産業グループ(福岡県須恵町)のメジャーフォレストリー(同筑前町)は、昨今の国内の林業をめぐる需給の伸び悩みや地域の森林整備などの課題を背景に、2022年3月から森林所有者に代わって間伐や主伐、植林などの森林整備や管理を請け負う受託経営事業を展開している。現在、福岡県や大分県の森林約600ヘクタールの経営管理を受託している。6月には筑前町内の林業関係者と「森林づくり推…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年09月号
Monthlyダイジェスト2
北九州市「新興ファンド」に1億円出資 北九州市は、スタートアップ支援の一環として、投資会社が運営するファンドに1億円を出資すると発表した。公募で選ばれた「9Capital(ナインキャピタル)」(同市)が立ち上げたファンドが、2026年5月までに市の出資分も含め10億~30億円を調達し、30~50社に出資する方針。 投資対象は、ロボットなどの先端技術や環境関連、医療介護など幅広い分野のスタートアップ。ファンドの運用期…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年09月号
KAIL/福岡市博多区長 中村卓也氏(7期)/西日本鉄道 天神開発本部 徳久 愛子氏
KAILの卒塾生は、組織・社会・地域を変革し発展させるため、切磋(せっさ)琢磨(たくま)し続け、日々奮闘する。「人財の森」に共通する志は「ギフトを社会へ返す」こと。KAILでの学びがリーダーシップの旅を歩む中でどのように活(い)かされたか。卒塾生が軌跡を語る。 九州・アジア経営塾(KAIL) 九州の産学官が連携して設立した特定非営利活動法人(橋田紘一塾長)。各企業・団体の中核の人材を対象とした「碧樹館(へき…
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本誌記事 エリアリポート
2025年09月号
【熊本】熊本市中心部を新ビル建設で活性/高さ制限緩和など特例適用を「10年間で100棟」へ
建築物の高さ制限がある熊本市中心部で、制限を超えるビルの建設が相次いでいる。背景には、2019年に開始した古い建物の建て替えを促す「まちなか再生プロジェクト」に基づいた物件が続々と特例承認されていることが大きい。ほかにも、市中心部では市役所が移転した跡地の活用も議論されており、市中心部の新陳代謝を促すことが、まちなかのにぎわい創出にもつながる。 16年の熊本地震が発端 10年で100棟が目標 熊本市中心…
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本誌記事 業界・地域リポート
2025年09月号
FOCUS 畜産・水産品【海外市場開拓】中国が水産物輸入再開もまだ慎重姿勢/現地のバイヤーからは早くも「取引再開」の依頼が続々
東京電力福島第1原発の処理水放出を理由に2023年から日本産の水産物輸入を停止していた中国は6月、一部について輸入再開を認めると発表した。人口約14億人の巨大マーケットの方針転換が、九州の事業者にとって商機拡大のチャンスであることは間違いない。しかし、複数の要因が重なり、現時点では慎重姿勢が大勢を占めている。 新たな商機は見込めるが 事業者に募る期待と不安 「中国市場は非常に魅力が大きい。しかし、政治…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年09月号
九州大相撲伝「大相撲本場所の『力水』は福岡県福智山山系の湧水」
日本相撲協会設立100周年と〔もち吉〕 今年は1925(大正14)年12月28日に財団法人日本相撲協会(発足当時は大日本相撲協会)が設立されて100周年。それを記念して、協会は1500年にわたる相撲の歴史を活(い)かし、大相撲の力を通じてより良い社会の持続的な発展に貢献するサステナビリティ活動を促進している。 そのパートナー企業に選ばれたのが福岡県直方市の米菓製造販売〔もち吉〕で、今年1月に契約を締結。記念のコラ…
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本誌記事 エリアリポート
2025年09月号
【エリアフォーカスインタビュー福岡/阿部 和宣 アートフェアアジア福岡 代表理事(みぞえ画廊 専務)】九州最大級のアートフェアが10回目の節目
「経済成長を続ける福岡をアジアのアートマーケットをリードする拠点に」 昨今、技術革新や高齢化などが進む日本社会において、これを解消する一つのカギとして、「アート」を企業経営や地域の活動に取り入れる動きが活発に進んでいる。福岡を舞台に今年10回目の節目を迎え、今や国内外に多様な広がりをみせる「アートフェアアジア 福岡」(AFAF)を主催する阿部和宣氏に今の福岡のアートシーンについて話を聞いた。 《2015年…
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2025年09月号
災害民話/第2回 とうあんさんと蛇嫁
忘れ得ぬ人 雲仙火山災害をネット検索していて、思わぬ文に出くわした。 (前略)43人の死者・行方不明者が出た1991年6月3日の雲仙普賢岳大火砕流惨事。30年たっても昨日の出来事みたいに脳裏に焼きついています。噴火災害の恐怖と伝承がどんなに大切なことか踏まえながらです。長崎大学工学部の後藤惠之輔元教授。普賢岳災害で忘れることができない一人です。島原地方に「とうあんさんと蛇嫁」という昔話がある。領主が強欲…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年09月号
高橋孝治の中国法表層深層(27)
蘇州市法治宣伝教育センターで考えた中国の「法治」 今回は、筆者の個人的な中国調査の旅のお話しをしましょう。今年5月に筆者は中国の江蘇省蘇州市に調査に行ってきました。その時、「蘇州市法治宣伝教育センター(蘇州市法治宣伝教育中心)」(画像左)も併せて訪問しました。習近平政権になってから、中国はこれまで以上に「法治」を宣言しており、中国の各地には、「なぜ法治を行わなければならないのかを一般市民に対して…