変わる公共交通 特別編(5)【熊本】全国交通IC廃止で更新問題表面化/「くまモンのICカード」の存在感が高まり利用率向上

 地方の公共交通事業者は、人口減少による利用者数の減少や運転手の人手不足などにより厳しい経営課題に直面している。こうした中、2010年代に導入された交通系ICカードの多くは、システムの更新時期を迎え、多額の費用を要することから、各社は継続もしくは廃止の判断を求められている。

事業者に多額の費用負担 新たにタッチ決済を導入

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