上半期は過去最多の293万人
2025年09月25日
九州への外国人入国者
九州運輸局が9月24日に発表した2025年上半期(1〜6月)の九州への外国人入国者数(確定値、クルーズ船含む)は、前年同期比18.0%増の293万8377人だった。これまで最多だったコロナ禍前の18年を15.5%上回り、上半期として過去最多となった。国際航空路線の需要回復や新規就航・増便が押し上げた。
国・地域別では、韓国が46.8%を占め最多。中国(21.9%)、台湾(13.1%)、香港(6.7%)と続いた。また、外国人延べ宿泊者数は前年同期比17%増の約681万人で過去最多となった。県別では福岡(約415万人)が最多。熊本(約87万人)、大分(約76万人)、長崎(約37万人)、鹿児島(約36万人)、佐賀(約14万人)、宮崎(約13万人)の順。
8月の九州への外国人入国者数(速報値、クルーズ船除く)は、前年同月比20.0%増の37万7314人で、8月として最高を更新した。7月は「日本で大災害が起きる」とのうわさが交流サイト(SNS)などで広まり訪日客が減少。速報値ベースで3年6カ月ぶりに前年を下回っていたが、2カ月ぶりにプラスとなった。


