広州市で「ビジネス環境の最適化」を志向

【寄稿】高橋孝治の中国「深層(真相)」拾い読み(第288回)

 『人民日報』2025年7月22日付1面に「広州、戦略的新興産業の発展を活性化(広州激活戦略性新興産業発展動能)」という記事が掲載されました。世界初の抗インフルエンザ新薬が国家薬品監督管理局に上場を許可されたほか、全国で初めて人間を乗せた民間無人航空機の運行証明書が取得されるなど、今年上半期に広東省広州市は新興産業の発展において戦略的な進展を遂げたとのことです。これについて、2023年4月に習近平・総書記が広東省を訪問した際、「中国式の現代化は、実体経済に支えられた現代産業システムの建設を加速させなければならない」と指摘し、この精神を実行するために、広州市では科学技術イノベーションを定着させ、ビジネス環境を最適化し、戦略的新興産業の発展の勢いを活性化して、発展を志向しているとのことです。
 ビジネス環境を最適化とのことで、広州市はこれからもまだまだ発展する可能性が高そうです。

●高橋孝治(たかはし・こうじ)
アジアビジネス連携協議会・実践アジア社長塾講師/大明法律事務所顧問。中国・北京にある中国政法大学博士課程修了(法学博士)。専門は中国法、台湾法。法律諮詢師(中国の国家資格「法律コンサル士」。初の外国人合格)、国会議員政策担当秘書有資格者。現在は、立教大学アジア地域研究所特任研究員、韓国・檀国大学校日本研究所海外研究諮問委員も務める。