熊本に「フィジカルAI」開発拠点
2026年07月28日
三井不動産
三井不動産(東京)は7月27日、熊本県と共同で、人工知能(AI)がロボットなどを自律的に動かす「フィジカルAI」向け半導体の研究開発拠点を同県合志市に設置すると発表した。同社や県が2030年までの完成を目指して整備を始めた産学官連携拠点「くまもとサイエンスパーク」の中核を担う。
両者は同日、一般社団法人「くまもとサイエンスパークコミュニティ&マネジメント」(KSCM、熊本市)を設立。同法人の傘下に「フィジカルAI・半導体基盤センター(PASTEC)」を置く。センターでは、エリア内に設置するクリーンルームなどを活用し、フィジカルAI向け半導体製造装置や材料、部品などサプライチェーン(供給網)全体の技術開発や研究などをサポートする。
さらに、KSCMは日台7機関と連携協定を締結した。TSMC(台湾積体電路製造)の本社がある台湾・新竹のサイエンスパーク管理局や、台湾最大の産業技術研究機関「工業技術研究院(ITRI)、九州経済連合会、九州経済調査協会などが連携し、半導体産業の基盤強化を目指す。


