「経済効果」開業半年で322億円

ジャングリア沖縄の全概要記者発表会には石破茂首相(当時、右から2番目)も参加した

 りゅうぎん総合研究所(那覇市)は6月5日、沖縄県北部のテーマパーク「ジャングリア沖縄」(今帰仁村)について、2025年7月の開業から半年間の経済効果が322億2800万円だったと発表した。北部地域への来訪者数が増加し、宿泊業や小売業などの売り上げが伸びた。ジャングリア開業後の経済効果の発表は初めて。
 ジャングリアが公表した26年1月末までの来場者数(65万人)と県発表の観光消費額を基に経済効果を推計した。観光客の平均滞在日数は約3泊4日で、そのうち1泊と1日をジャングリアの経済効果として算出。観光消費額は198億1400万円で、内訳は「宿泊業」が68億7100万円で最多。次いで「娯楽・入場費」が43億1200万円、「土産・買物代」が32億4000万円、「飲食費」が31億5000万円、「県内交通費」が20億2100万円、「その他」が2億2000万円。観光消費額に関連産業の売上増加などの間接効果を加味し、経済効果は322億2800万円とした。
 沖縄セルラー電話(那覇市)が提供したスマートフォンの位置情報を基に人流データも分析した。北部地域への来訪者数は、前年同期比6.5%増の759万4585人、今帰仁村は同61.1%増の96万1747人だった。ジャングリアの来訪者を年代別でみると「40代」が24.3%で最多。「50代」が18.2%、「20代」が17.7%、「30代」が16.9%と続いた。10代以下はデータがなく、70代以上は9.9%を占めた。