輸出額は過去最高の6兆6246億円

 門司税関が発表した九州経済圏(九州・山口・沖縄)の2026年上半期(1〜6月)の貿易概況(速報値)によると、輸出総額は前年同期比9.8%増の6兆6246億円となり、過去最高を更新した。主力の自動車が4期ぶりに増加に転じたほか、半導体等電子部品が大幅に伸びた。
 自動車の輸出額は同3.7%増の1兆6650億円。中東向けは同19.7%減少したが、米国向けが同21.5%増、カナダ向けが同22.1%増となった。半導体等電子部品は同25.3%増の9198億円、半導体等製造装置は同15.1%増の5730億円だった。輸入総額は同1.7%減の4兆9994億円。中東情勢の緊迫化の影響で原粗油が同40.8%減の6065億円、ナフサなどを含む石油製品は同18.3%減の2241億円となった。輸出から輸入を差し引いた貿易収支は1兆6252億円の黒字で、黒字幅は過去最高となった。