来年4月から運賃値上げへ
2025年10月28日
北九州モノレール
北九州モノレールを運行する北九州高速鉄道(北九州市)は10月27日、運賃の値上げを九州運輸局に申請した。認可されれば2026年4月1日から実施される。普通運賃の改定率は14.5%、通勤定期は16.5%。一方、家計負担に配慮して通学定期は据え置く。運賃改定は、消費税増税時を除くと15年10月以来となる。
値上げにより、小倉から片野までが230円(20円増)、競馬場前までが290円(40円増)、徳力公団前までが340円(50円増)、企救丘までが380円(60円増)となる。小倉—旦過など隣接する駅に100円で乗車できる「100円モノレール」は維持する。「1日乗車券」は700円から800円に値上げする。「シルバーパス」は料金を据え置くが、対象年齢を現行の65歳以上から70歳以上に引き上げる。北九州モノレールは1985年に開業。値上げの理由について、車両や信号・通信設備の更新、人件費増などに対応するためとしている。


