佐藤社長が退任へ

EVモーターズ・ジャパン製のEVバス

 電気自動車(EV)の開発・販売を手掛けるEVモーターズ・ジャパン(北九州市)は2月20日、同社が販売した中国製EVバスに不具合が相次いだ問題を受け、創業者の佐藤裕之社長(69)が28日付で退任すると発表した。佐藤氏は技術顧問として残り、後任の社長には3月1日付で角英信副社長(53)が就く。
 同社のEVバスは大阪・関西万博でも使用されたが、走行中に停止するなどのトラブルを起こした。総点検の結果、自治体や交通事業者などに納入した317台のうち113台に不具合があったことが判明。昨年11月、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。不具合があったEVバスの部品交換や整備をしたほか、リコール対象車の作業も1月末までに終えたという。
 再発防止策として、中国の製造委託先での出荷前検査を見直し、品質管理基準を強化するとともに、検査にEVモーターズの品質管理部門の役職者が立ち会うことを決めた。