国際線「新商業エリア」12月開業

新商業エリアのイメージ

 福岡空港を運営する福岡国際空港(FIAC、福岡市)は9月3日、国際線旅客ターミナルビル3階の搭乗待合スペースの商業エリアを拡充し、12月5日にオープンすると発表した。家電や雑貨、和洋菓子など13店舗が入居し、このうち6店舗が九州初出店となる。1階の到着ロビーには、カプセルトイを扱う「ガチャワールド」が開業する。
 九州初出店は、家電の「AirBicCamera」、キャラクター雑貨の「MOOOSH SQUISHY」「エンスカイギフトショップ」、和雑貨の「天正堂 TENSHODO」、洋菓子の「ButterButler」、三菱食品の初の実店舗となる「もっとNIPPON!」の6店舗。もっとNIPPON!は、三菱食品のネットワークを生かして全国から調達した菓子や酒類、食品などを訪日客(インバウンド)に発信し、地域貢献につなげる。
 福岡空港では今年3月20日に第2滑走路が供用開始された。FIACは2022年5月から、国際線ターミナルの増改築のほか、立体駐車場の増設やスマートレーンの導入など機能強化を進めてきた。

三菱食品の初の実店舗「もっとNIPPON!」のイメージ