「売上高」過去最高の1488億円
2025年04月17日
JR博多シティ

JR博多駅ビルの商業施設を運営するJR博多シティ(福岡市)は4月16日、2024年度の売上高が前年度比10.6%増の1488億円となり、2年連続で過去最高を更新したと発表した。インバウンド(訪日外国人客)による衣料品や高級品、食品の購入が好調で、駅前広場のイベントも集客を後押しした。
売上高は、中核の博多阪急のほか、アミュプラザ博多、アミュエスト、博多デイトス、デイトスアネックス、コンコース、JRJP博多ビル、博多駅構内の8施設の合計。博多阪急の売上高は同11.3%増の694億円で、2年続けて最高だった。アミュプラザ博多、アミュエスト、博多デイトス、博多阪急の4施設の入館者数は同2.6%増の計7095万人。
「アミュプラザ長崎」を運営するJR長崎シティ(長崎市)は、売上高が前年度比35.8%増の338億円、入館者数は同45.9%増の2590万人。23年11月に新館が開業し、新館・本館・長崎街道かもめ市場の3館体制で営業した初年度となった。「アミュプラザ鹿児島」を運営するJR鹿児島シティ(鹿児島市)の売上高は同8%増の316億円、入館者数は同2%減の2366万人。「アミュプラザ大分」を運営するJR大分シティ(大分市)の売上高は同3.4%増の249億円、入館者数は同0.6%減の2152万人。「アミュプラザ小倉」を運営するJR小倉シティ(北九州市)の売上高は同1.6%増の148億万円、入館者数は同0.4%減の1461万人。「アミュプラザ宮崎」を運営するJR宮崎シティ(宮崎市)の売上高は同2.6%増の79億8000万円だった。