「最終利益」過去最高321億円

「ワン・フクオカ・ビルディング」(福岡市・天神)

 西日本鉄道(福岡市)は5月14日、2026年3月期連結決算を発表した。最終利益は前期比54.5%増の321億5500万円で過去最高だった。保有するビルなどの売却益が押し上げた。売上高に当たる営業収益は同6.9%増の4741億5600万円と過去最高を更新。福岡市・天神の大型複合ビル「ワン・フクオカ・ビルディング(ワンビル)」の開業で賃貸収入が伸びた。
 運輸事業は、インバウンド(訪日客)需要による旅客人員の増加で営業収益は同2.8%増の831億7200万円となったが、人件費の上昇で最終利益は同18.6%減の40億5500万円だった。不動産事業はワンビルの開業効果のほか、首都圏での分譲マンション販売なども好調だった。国際物流や流通業、レジャー・サービス業も増収だった。
 27年3月期は、営業収益が前期比7.2%増の5100億円と初めて5000億円を超えると予想。最終利益は不動産関連収益の反動減などで30.0%減の225億円を見込む。