新小倉発電所「6号機」新設へ

 九州電力(福岡市)は5月13日、液化天然ガス(LNG)火力の新小倉発電所(北九州市)に新たな発電設備を設けると発表した。国が20年間の固定収入を保証する「長期脱炭素電源オークション」を活用し、対象案件に選ばれた。2029年に着工し、33年度の運転開始を目指す。事業費は非公表。
 新設する6号機は出力90万キロワット級で、同45万キロワット級を2基設ける。ガスタービンと水蒸気を組み合わせた最新鋭の高効率コンバインドサイクル方式を採用し、二酸化炭素(CO2)の排出量を抑える。新小倉発電所は九電初のLNG専焼の火力発電所。1、2号機は04年に廃止され、4号機も22年に廃止されている。6号機の新設後、老朽化している3、5号機(出力各60万キロワット)も廃止する方針。