熊本で「最先端半導体」生産へ
2026年02月06日
TSMC
半導体受託製造の世界最大手TSMC(台湾積体電路製造)は2月5日、熊本県菊陽町で建設中の第2工場で回路線幅3ナノメートル(ナノは10億分の1)の最先端半導体の生産を検討していると明らかにした。魏哲家会長兼最高経営責任者(CEO)が首相官邸で高市早苗首相と面会して伝えた。
TSMCはこれまで、第2工場で6〜12ナノの半導体を生産する計画だった。3ナノはAI(人工知能)向けデータセンターやスマートフォンなどに搭載されており、ロボットや自動車の自動運転技術への活用も見込まれている。第2工場は昨年10月に着工したが、11月下旬から工事がストップしている。計画の変更で、設備投資額は約1兆9000億円から大幅に膨らむ見通し。従来計画では、政府は最大7320億円を支援する方針だった。

