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本誌記事 業界・地域リポート
2025年09月号
Spotlight【半導体】九州との共存共栄で成長図る台湾/TSMC、ASEなど軸に「新生シリコンアイランド」確立へ
台湾の半導体大手TSMC(台湾積体電路製造)が熊本への進出を表明した2021年以降、熊本の菊陽町への工場建設のほか、九州と台湾の連携強化や投資拡大が進んでいる。半導体産業を中心とした奔流が押し寄せるが、その実像は今一つつかめない面がある。台湾二大大手の半導体企業の現状と、九州との可能性を改めてみてみる。 台湾上場上位企業が集積 九州での拠点開設相次ぐ 西日本シティ銀行が7月に開催した「台湾と新生シリコ…
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本誌記事 特集・省エネ・新エネ
2025年09月号
「脱炭素と経済成長を両立へ」GXビジョンや省エネ支援で持続可能な社会を
日本政府は2050年に温室効果ガス排出をゼロにする「脱炭素社会」実現を目指している。そのため、「GX(グリーントランスフォーメーション)推進戦略」を打ち出し、今年2月に「GXビジョン2040」を策定した。また、「住宅省エネキャンペーン2025」など省エネ技術導入への補助金制度も継続している。脱炭素と経済成長を両立するための国の戦略と各企業の取り組みを紹介する。 「第7次エネ基本計画」策定 注目集める系統用蓄電池 …
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本誌記事 特集・DX
2025年09月号
【BCC】BPMを実施して根本的な改革を推進 コンサルやアウトソーシングを拡大へ
BCC(福岡市)は自治体、病院、空港などに加えてホームセンター、ドラッグストアなど、より地域に密着した社内インフラ分野のデジタル化を推進してきた。 AI、IoTなど最新テクノロジーを用いたソリューションにも早くから取り組み、福岡市に本社を置きながら、首都圏をはじめとした全国の顧客のDXをサポートしている。 最近では、空港のグランドハンドリング業務に注力している。刻々と変わる離発着の予定を航空会社とデー…
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本誌記事 ズームアップ(企業・団体)
2025年09月号
【積水ハウス】上質な賃貸住宅ブランド「シャーメゾン」/三つのシナジー効果で資産価値を高める
積水ハウスは、今年9月4日(木)、5日(金)、6日(土)の3日間、最新の新築賃貸住宅と リノベーションした賃貸住宅を見学できる「シャーメゾンフェスタ」(完全予約制)を開催する。 積水ハウスの賃貸住宅として広く知られている「シャーメゾン」は、地域特性を踏まえた「市場エリア分析」、時代ニーズに応えた「建物コンセプト」、長期安定経営を支える「経営サポート」の三つの視点に基づいて、付加価値を高めることで他物…
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本誌記事 エリアリポート
2025年09月号
【佐賀】佐賀市の南部エリア開発構想始動/佐賀空港や有沿道路など「広域交通インフラ」を生かせ
若年層流出など人口減少に直面する佐賀市南部地域の地域振興を図るべく、市は今年6月に「佐賀市南部エリア開発構想」を策定した。産業団地造成や企業誘致だけでなく、既存交通インフラで今後の利用拡大が見込まれる佐賀空港や有明海沿岸道路(有沿道路)も同時に活用することで、雇用創出のほか、すでに盛んな第1次産業の振興などにも取り組んでいく方針だ。 人口減への歯止め期待 持続可能な地域へ本腰 佐賀市は今年6月、…
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本誌記事 テーマリポート
2025年09月号
【ハウステンボス】相次ぐ事業主体撤退で再建道半ば/佐世保市長が呼び込んだ「HIS澤田氏」も売却
「ハウステンボス」(HTB、長崎県佐世保市)は、創業者である故・神近義邦氏が2000億円超もの投資で、「1万人定住の街」を掲げた一大プロジェクトだったが、不動産売却の不調が経営の足かせともなった。現在に至るまでには単なる観光施設という枠組みを超え、九州観光のシンボルとして位置付けられていたことが大きい。 売れ残った工業団地に出現 創業者・神近氏が描く夢の街 「ハウステンボス」(HTB)が開業したのは1992…
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本誌記事 テーマリポート
2025年09月号
【キャナルシティ博多】福博の中間地点で描いた街づくり/新陳代謝を繰り返し「飽きのこない施設」に主眼置く
1996年に開業し、今や福岡や九州のみならず、海外からも多くの人が訪れる商業施設となった「キャナルシティ博多」。天神地区と博多地区を結ぶ同施設は開業直後から全国的な話題を呼び、成長し続ける福岡市の象徴的な存在となった。しかし、実は構想から開業まで、そして開業後から現在までいくつもの変遷があった。 一括で「鐘紡工場跡地」取得 モデルは米国の一体型施設 「キャナルシティ博多」を開発したのは福岡市を拠点…
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本誌記事 テーマリポート
2025年09月号
紆余曲折をたどった九州・沖縄の主要集客施設
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本誌記事 テーマリポート
2025年09月号
【シーガイア】幾度の困難経た不死鳥は新段階に/これまでの客層に加え「ファミリー層」取り込みを拡充
宮崎市の大型リゾート施設「シーガイア」が開業して30年余り。その歴史は苦難の連続だった。「観光宮崎の復権」を第一に掲げ、第三セクターとして生まれたシーガイアは、バブル経済崩壊の影響が直撃。その後、幾度の難局を乗り越えながらも、今なお宮崎県を代表する施設として存在感を発揮する。 リゾート法第1号指定で開業 人工波の巨大プールが話題に 宮崎県内でひときわ高くそびえ立つ「フェニックス・シーガイア・オー…
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本誌記事 テーマリポート
2025年09月号
【ジャングリア沖縄】JE社交通対策も主体的に関わる/前身のプロジェクトは始動直前に「ご破算」の過去
沖縄本島北部の今帰仁村(なきじんそん)と名護市にまたがる「オリオン嵐山ゴルフ倶楽部」跡地に7月25日、豊かな自然を生かしたテーマパーク「ジャングリア沖縄」が開業した。「沖縄パーク構想」がついえてから14年余。幾つもの苦難を乗り越えて、ようやく開園にこぎ着けた。開業前は、交通渋滞の解消を最重要課題に設定して対策を講じた。 「パワーバカンス」の聖地 満を持して「やんばる」に ジャングリア沖縄のコンセプ…