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財九NEWS 大分 企業 TMH
2024年12月05日
福証Qボードと東証グロース上場
半導体製造装置の部品販売や修理などを手掛ける「TMH」(大分市)は12月4日、福岡証券取引所の新興企業向け市場「Qボード」と東京証券取引所「グロース市場」に上場した。買い気配でスタートし、初値は公募価格(1500円)を上回る2128円だった。調達資金は人材確保やシステム開発などに充てる。 TMHは東芝出身の榎並大輔社長が2012年に設立。熊本県菊池市や三重、茨城、岩手県に拠点を持つ。半導体の大手企業や大学、研究所向…
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財九NEWS 福岡市 企業 九州電力
2024年12月05日
サウジ企業と「再エネ開発」覚書
九州電力(福岡市)は12月4日、子会社のキューデン・インターナショナル(同市)とサウジアラビアのエネルギー企業「アクワ・パワー・カンパニー」(リヤド市)が、再生可能エネルギーの開発などに関する覚書を締結したと発表した。世界的に脱炭素化の流れが進む中、再エネやグリーン水素分野で協業する。 アクワ・パワー社は、中東やアフリカ、中央アジア、東南アジアなど世界13カ国で発電・海水脱塩事業などを展開。計6520…
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財九NEWS 福岡市 企業 ドーガン
2024年12月05日
最大70億円の「再生ファンド」
投資ファンド運営のドーガン(福岡市)は、最大70億円規模の事業再生ファンドを12月1日付で設立した。優れた技術やノウハウを持ちながら過剰債務などに苦しむ九州や瀬戸内地方の中堅・中小企業に投資する。ファンド総額は2日時点で約39億円に達しており、2025年11月まで追加出資者を募る。ドーガンの事業再生ファンドは5例目。 ファンド名は「ドーガン・リージョナルバリュー2号投資事業有限責任組合(DRVF2号)」。独立行政…
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財九NEWS その他
2024年12月04日
有効な発明特許件数は466万件
【寄稿】高橋孝治の中国「深層(真相)」拾い読み(第224回) 『人民日報』2024年12月3日付2面に「国内の有効な発明特許件数は466万件に達した(国内有效発明専利拥有量達466万件)」という記事が掲載されました。これによれば、2024年10月末段階で、中国国内での有効な発明特許の軒数は466万件に達し、うち企業による特許は341万7000件で全体の73.3%を占め、知的財産を利用した輸出額も3072億元(約6兆3200億円)に達し、歴代…
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財九NEWS 熊本 企業 JR九州
2024年12月04日
菊陽町の豊肥線「新駅」開業延期
JR九州(福岡市)は12月3日、豊肥線の三里木(熊本県菊陽町)—原水(同)間に設置する新駅について、開業時期を当初の2027年春から29年春以降に延期すると発表した。菊陽町は原水駅と新駅周辺の約70ヘクタールで土地区画整理事業を計画しており、進捗に合わせて開業時期を決めるという。新駅は町が費用を負担する「請願駅」で、JR九州は昨年12月に設置を公表していた。 菊陽町の台湾積体電路製造(TSMC)第1工場では、年内に…
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財九NEWS 企業 九州フィナンシャルグループ
2024年12月04日
「アルムナイ」制度を導入
九州フィナンシャルグループ(FG)は12月2日、退職者らと良好な関係を築いて再雇用などにつなげるアルムナイ制度を導入したと発表した。肥後銀行(熊本市)や鹿児島銀行(鹿児島市)などグループ7社を中途・定年退職した人のほか、新卒・キャリア採用選考での内定辞退者も対象とする。外部でさまざまな経験やキャリアを積んだ人材とネットワークを構築し、ビジネスでの協業や再雇用につなげる。 九州FGと肥後・鹿児島両行のほ…
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財九NEWS 熊本 企業 チャイナエアライン
2024年12月04日
「熊本—台湾・高雄」2月に再開
台湾のチャイナエアライン(中華航空)は11月29日、運休中の「熊本—台湾・高雄」線を2025年2月3日から再開すると発表した。5年ぶりの再開で、週3往復(月、水、土曜)する。高雄線の再開により、熊本空港の国際定期便は、韓国(ソウル、釜山)、台湾(台北、高雄)、香港と結ぶ5路線(週43往復)となる。 高雄市は台湾南部の都市で人口は約270万人。チャイナエアラインは15年10月に熊本—高雄線に就航したが、コロナ禍で20年2…
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財九NEWS 福岡市 企業 九電工
2024年12月03日
来年10月に「社名変更」へ
九電工(福岡市)は2025年10月に社名を変更する。12月2日に福岡市内で開いた創立80周年の記念式典で、石橋和幸社長が明らかにした。同社は祖業の電気工事にとどまらず、空調管工事や再生可能エネルギー事業などを手掛けている。首都圏などで受注が拡大しており、全国区の企業としてイメージを刷新したい考え。社名変更は36年ぶりとなる。 新社名は、新たな中期経営計画とともに25年4月に発表する。同社は1994年12月、九州の電…
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財九NEWS 福岡市 金融 チーム福岡
2024年12月03日
国内外の10社「福岡進出」決定
国際的な金融都市を目指し福岡への企業誘致を進める産学官組織「TEAM FUKUOKA(チーム福岡)」は11月29日、福岡市内で総会を開き、台湾最大手の台湾銀行や米スタートアップ支援機関など国内外の10社の福岡進出が報告された。政府の「金融・資産運用特区」の指定が追い風となり、誘致企業は30社を超えた。 台湾銀行は6月、福岡市のオフィスビル「福岡Kスクエア」(博多区)に駐在員事務所を設立した。台湾積体電路製造(TSMC)…
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財九NEWS 鹿児島 企業 丸紅と九電みらいエナジー
2024年12月03日
奄美大島で「発電事業会社」設立
総合商社の丸紅(東京)と九州電力子会社の九電みらいエナジー(福岡市)は11月27日、奄美大島(鹿児島県)で太陽光発電の長期売電事業会社を設立し、2025年4月から事業を始めると発表した。丸紅は22年から奄美大島で実証実験に取り組んでおり、離島での再生可能エネルギーの普及と電力の安定供給を図る。 新会社は「奄美やねでんソーラー」。住宅や事業所、公共施設の屋根に蓄電池付きの太陽光発電設備を整備する。発電設備…