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本誌記事 特集・ICT
2024年09月号
【NTTデータ九州】新しい大学図書館システムと教育系ITサービスシステムの将来像
NTTデータ九州(福岡市)は、大学図書館の事業活動を支援する情報システム「NALIS」を提供している。少子化の中で大学は、高度な人材育成とプレゼンスの向上を求められている。NALISはその基盤である大学図書館の学術情報(蔵書など)の収集・提供を支援する。 大学図書館の蔵書は、マンモス校だと100万冊に及ぶ膨大な量で、購入・廃棄を担当者に委ねる従来のシステムでは、最適化が難しくなっている。これに対して同社は独自…
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本誌記事 ズームアップ(企業・団体)
2024年09月号
Radar【第一商事G】脱炭素と安心安全で地域社会に貢献する免震ビルを建設へ
第一商事グループ(福岡市)は、2026年夏の竣工を目標に、自社ビル兼オフィステナントビル「DSセンタービル博多」=写真下=の建設を進めている。環境性能として評価されるZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)および、各地で多発する巨大自然災害などに備えた免震構造を取り入れ「入居者さまに選んでいただけるオフィステナントの供給」(同社)を目指している。 これまで、コストの関係でZEBと免震技術両方を採用したテナ…
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本誌記事 特集・省エネ・新エネ
2024年09月号
【西日本技術開発】風況や波浪を高精度で予測する洋上風力向けシステムを開発
福岡県響灘での建設で導入 1967年に創立され、多分野の総合技術コンサルタントとして社会インフラを支えてきた西日本技術開発(福岡市)は、これまで地熱や風力など再生可能エネルギーでも実績を重ねてきた。昨年に工事が開始された福岡県響灘沖の北九州響灘洋上ウインドファームの整備でも同社の技術が活用されている。その一つが洋上風力海上作業支援風況・波浪予測システム(通称WANOP) だ。 洋上風力発電の整備は陸上に…
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本誌記事 特集・省エネ・新エネ
2024年09月号
【堀内電気】「屋根貸して事業」が好評 初期費用なしで電気代抑制
保守・メンテ費用もなし 20年以上前から太陽光発電事業を展開する堀内電気(福岡市)が注力するのは、太陽光発電のオンサイトPPA「屋根貸して事業」だ。オンサイトPPAとは電気を必要とする需要家の屋根に太陽光発電設備を設置し、需要家は発電した電気を使用する。電気の使用量に応じて需要家は電気代を同社に支払い、余剰電力を同社が電力会社に売電するスキーム。初期費用が必要なく、保守・メンテナンスは同社が負担し、契…
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本誌記事 特集・省エネ・新エネ
2024年09月号
【新出光】設置からメンテナンスまで一貫サービスのPPA「0plan」
全国130カ所以上の実績 1926年の創業以来、エネルギー事業を展開してきた新出光(福岡市)は2007年から太陽光発電に取り組んでいる。これまで家庭用、法人用それぞれで実績を積み重ね、現在は太陽光発電のオンサイトPPA事業「0plan(ゼロプラン)」に力を入れる。建物の屋根や駐車場、遊休地に太陽光発電を0円で設置し、その電力を利用するところから「0plan」という名称を付けた。19年から販売を開始し、今年6月末時点で全国1…
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本誌記事 テーマリポート
2024年09月号
【正晃】試薬卸老舗が半導体の流通に参画/成長支える既存事業に次ぐ「新たな柱」にPT結成
試薬・医療機器ディーラーの正晃(福岡市)はこれまで、主に医療機関や大学の研究機関などに製品を卸し続けてきた、今年から半導体関連企業との取引を活発化させている。同社の関係会社が取り扱う製品のうち、半導体製造に有用な製品をサプライチェーンに乗せる。将来的には、同社の成長をけん引する事業の一つにしたい考えだ。 わずか3人で試薬卸を創業 リヤカーに積み営業回り 正晃は1950年、先々代の印正司氏が親戚の誘…
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本誌記事 テーマリポート
2024年09月号
【WASHハウス】コインからセルフ大胆に業態刷新/「独自のシステム開発」で同業他社との差別化に成功
「洗濯を無料で提供する」─。不動産事業から転換し、国内最大のコインランドリーチェーンとなったWASHハウス(宮崎市)が掲げる目標は、創業時から変わらない。今年7月、中国の国営企業と共同開発を進めてきた新製品が完成し、新たなステージに移行しようとしている。その背景には、これまで先を見越して手掛けてきた複数の取り組みがある。 同業他社との差別化を図るシステムで価格競争回避 「『洗濯を無料で提供する』と…
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本誌記事 テーマリポート
2024年09月号
企業継続に不可欠な“発想”と“決断”で事業再構築
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本誌記事 テーマリポート
2024年09月号
【三井松島ホールディングス】脱炭素社会見据え複合企業に転換/ニッチで「渋いものづくり企業」を主にグループ化
三井松島ホールディングス(福岡市)は創業110年を超える老舗企業。祖業は石炭で、日本の高度経済成長を支えてきた。炭鉱閉山で厳しい時期もあったが、2000年代は新興国の石炭需要が高まる中、海外の炭鉱の権益を持つことで高収益を上げた。一方、世界的な脱炭素の流れを受け、脱石炭を目指して、M&Aによる複合企業への転換を進めてきた。 今年3月に石炭事業から撤退 M&Aを主とした投資会社へ 三井松島ホールディングスの始…
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本誌記事 テーマリポート
2024年09月号
【サニックス】分社化で主要事業の責任を明確化/HD体制で2030年に「売上高1000億円」目指す
サニックス(福岡市)は来年春、創業50周年を迎える。そのタイミングで子会社を設立し、「ホールディングス」への体制変更を明言している。祖業であるシロアリ駆除をはじめとする住環境領域、太陽光発電、新電力などのエネルギー領域、廃プラスチック再資源化などの資源循環領域をそれぞれ独立させ、各事業をさらに成長させようとしている。 カリスマ創業社長後の成長 ホールディングス化に活路 サニックスの創業は1975年4…