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本誌記事 NEWS SCRAMBLE
2025年08月号
〈佐世保〉「佐世保玉屋周辺再開発計画」結局白紙に
昨年の米国大統領選では「もしトラ」(もしもトランプ氏が再当選したら)というワードが飛び交い話題となったが、長崎県佐世保市では「もし玉」(もしも佐世保玉屋が再開発したら)という言葉とともに関心を集めていた百貨店の佐世保玉屋が、再び閉店の方針を転換し、周囲を困惑させている。 今年4月に同社は、6月末で現在地での営業を終了して、現在の建物を取り壊し、一部テナントと従業員は仮店舗に移るとしていたが、一転…
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本誌記事 特集・Growth Companies
2025年08月号
【ウチヤマホールディングス】介護を起点にした次世代型研究拠点「INOVEL BASE」をオープン
カラオケBOX跡地活用 初の介護研究ラボを開設 ウチヤマホールディングス(HD、北九州市)は、今年1月に中核の介護事業を展開するさわやか倶楽部がカラオケ・飲食事業を運営するボナーを吸収合併し、経営資源の有効活用のため組織再編に着手している。 同社では近年、介護事業でICTを活用することでDX化に努め、業務負担軽減とサービスの質の向上に取り組んでいる。 これらの推進組織となるのが「バリュークリエイション部…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年08月号
KAIL/ゼンリン 会長 髙山善司氏(1期)/九州電力 DX推進本部 亀川 滋郎氏
KAILの卒塾生は、組織・社会・地域を変革し発展させるため、切磋琢磨(せっさたくま)し続け、日々奮闘する。「人財の森」に共通する志は「ギフトを社会へ返す」こと。KAILでの学びがリーダーシップの旅を歩む中でどのように活(い)かされたか。卒塾生が軌跡を語る。 九州・アジア経営塾(KAIL) 九州の産学官が連携して設立した特定非営利活動法人(橋田紘一塾長)。各企業・団体の中核の人材を対象とした「碧樹館(へきじゅ…
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本誌記事 NEWS SCRAMBLE
2025年08月号
〈沖縄〉GW2050が「県経済成長率3.2%」を提言
那覇空港の機能強化と本島西海岸の基地返還予定地を「価値創造重要拠点」と位置付けて一体的な開発を目指す「GW(ゲートウェイ)2050PROJECTS」推進協議会は5月、計画のグランドデザインを公表した。2050年度の名目県民総生産を24年の4・9兆円から11兆円に、1人当たり県民所得を同年の254万円から624万円にする目標が掲げられている。また、県経済成長率は、世界の成長水準と同等以上の年率3・2%以上を目指すとしている。 グ…
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本誌記事 春夏秋冬
2025年08月号
『知床旅情』物語
黒柳徹子さんの『徹子の部屋』は、今年で放送開始50年。1万2000回を超える放送の初回は1976(昭和51)年2月2日、ゲストの森繫久彌さんがアントニオ古賀さんのギター伴奏で、自作の『オホーツクの舟唄』を歌った。メロディーは『知床旅情』と同じで前者が原曲。その歌い出しと末尾をあげてみよう。 オホーツクの海原 ただ白く凍(い)て果て 命あるものは暗い雪の下 春を待つ心 ペチカに燃やそう あわれ東(ひんがし)に…
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本誌記事 ズームアップ(企業・団体)
2025年08月号
未来を拓くCrossBorder2025
道路は時間がたてば劣化し、補修が必要になるが、へき地ではコストがかかり行き届かない。九建総合開発(熊本市)はその場でアスファルトを再生する独自技術を開発し、海外進出を試みる。 その場で廃アスファルトを再生し利用 1980年創業の九建総合開発は九州において橋梁(きょうりょう)やビルなどの建築物の基礎工事で実績を積んできた。その子会社である九建が開発したのが、廃アスファルトを再生する「アスルユニット…
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本誌記事 特集・Growth Companies
2025年08月号
新たな戦略で持続的に価値を創出/成長に向けた環境整備や企業の動きが活発化
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本誌記事 特集・Growth Companies
2025年08月号
【カンサイホールディングス】目指すは年商500億円の電材卸業 「売る責任」「育てる責任」「変わる責任」
大規模な組織再編で 利益体質を目指す 電気資材の卸売業を中核に、グループ11社を傘下に置くカンサイホールディングス(HD、福岡市)。昨年10月から本多利行社長による新体制がスタートし、これまで以上の利益体質の実現を目指そうと、大規模な組織改革を進めている。まず着手したのは、組織の見える化と指揮系統の明確化。従来は、各拠点が社長と直接やり取りする体制だったが、経営と現場の間にマネジメント機能を設置。組織…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年08月号
Two of Us/福地一仁 福地組 社長 × 渕辺 俊紀 ジェイシーシー 社長
お互いに興味を持ちながらも、初めて会話を交わしてからそれほど月日はたっていない。職種の異なる二人の若き経営者の関係が急速に深まり、共同でプロジェクトを実施するに至ったのは、それぞれの発言に込められた沖縄への愛情をお互いに感じ取ったからかもしれない。現状分析を踏まえて、中長期的な視点から望ましい沖縄の将来像を描き、具現化に向けて実践するという点が共通していたことも意気投合する要因となったようだ。…
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本誌記事 特集・Growth Companies
2025年08月号
【アペシオングループ】バイオマス発電の廃棄物プラント軸に循環型社会と地域活性化に貢献する
縣北衛生社が大きな節目 廃棄物処理へ事業多角化 アペシオングループ(長崎県佐世保市)は、長崎県を拠点とし、北部九州の公衆衛生保全を軸に、廃棄物の収集運搬・中間処理・再資源化、バイオマス発電、インフラの保守管理などを手掛けており、地域社会への貢献と、自然環境を守り持続可能な社会の実現を目指している。グループ傘下にはアペシオン、縣北衛生社、長崎環境美化、自然環境保全事業協同組合、環境リサイクルエネル…