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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年04月号
DATAでみる九州「半導体関連設備投資」
半導体投資は今後10年で経済効果23兆円 県別では熊本県が全体の6割弱の波及効果 九州経済調査協会(九経調)は「九州経済調査月報2025年2月号」で「九州における半導体関連設備投資による経済波及効果の更新〜Q-BASSとの連携による地場企業の取組の反映〜」というリポートを掲載している。 同リポートは九経調が23年12月に発表したレポート(以下、当初推計)を更新したもの。地場企業の動向に関して豊富な知見を有するQ-BA…
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本誌記事 特集・大学
2025年04月号
福岡工業大 村山 理一 学長/実践型グローバル教育により社会に役立つ人材を輩出する
福岡工業大 村山 理一 学長 2000年に福岡工業大助教授となり、教授、工学部長、学長補佐などを経て、23年4月に学長就任。1956年生まれ。大阪市出身 世界の大学と連携強化 国際学会を初めて主催 ─貴学は海外の大学と積極的に協定を結び、グローバル人材育成に力を入れています。 一昨年まで20校だった海外協定校は直近の1年間で42校に増加しました。中でも台湾とは半導体人材育成に向けて積極的です。明新科学技術大とは将来…
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本誌記事 特集・治す“医力” 頼れる病院
2025年04月号
治す“医力” 頼れる病院
コロナ禍を経て、病気に対する意識が敏感なものに変化するなか、医療機関に対して注ぐ利用者の目線もSNSなどの浸透で磨かれている。また、時代変化とともに、病気を治療するアプローチも変わってきており、豊富な知見と最新の技術などを駆使してアップデートされた治療法が生み出されている。本特集では、安全安心で高品質な治療を提供する「頼れる病院」を紹介する。
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本誌記事 特集・大学
2025年04月号
西南学院大 今井 尚生 学長/データサイエンス副専攻始動GLAで実現する国際共修も
西南学院大 今井 尚生 学長 1991年北大理学研究科博士課程、98年京大文学研究科博士課程修了。2000年に西南学院大着任後、宗教局長、院長などを歴任し、22年12月から現職 文系大のイメージ脱却へ 学問横断型で時勢に対応 ─技術革新や激変する国際情勢など、大学教育のあり方が大きく問われています。 先行きが見通しづらい現代で活躍できる人物を輩出するためには、学問および研究の場である大学も変わり続けることが求めら…
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本誌記事 テーマリポート
2025年04月号
【熊本】創造的復興や緑の流域治水を推進/「熊本地震」「令和2年豪雨」の教訓生かしリーダーシップ
熊本では、「熊本地震」と「令和2年7月豪雨」による被害が大きかった。いずれも未曽有の自然災害であったことから甚大な被害が生じ、地域住民の意識や地域のあり方が一変するほどの衝撃が走った。現在は、復旧・復興の取り組みとともに、これらを教訓にした防災の体制や仕組みが構築され、全国的なモデルにもなっている。 同じ地域で震度7連続発生 9年が経過し仮設住宅13人 熊本地震では、2016年4月14日と16日に、いずれも…
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本誌記事 特集・大学
2025年04月号
福岡大 永田 潔文 学長/「地方の私立総合大学」に強み 社会の中核となる人材を輩出
福岡大 永田 潔文 学長 九州大大学院工学研究科修士課程修了。工学博士。1979年福岡大入職、理学部教授、同学部長を経て2023年12月から現職。福岡市出身 予測が不能な時代こそ 教養、知恵を基礎とせよ ─昨今は、不安定な国際情勢、自然災害の激甚化、国内の人口減少など先の見通しが難しい局面が続き、「VUCA」時代とも称されます。そのような中、これからの社会に求められる人材について、どのようにお考えですか。 確かに…
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本誌記事 特集・治す“医力” 頼れる病院
2025年04月号
医療法人 志仁会 西脇病院(精神科)
労働を強く意識した精神疾患が急増プライドと否認に対峙(たいじ)する独自治療 西脇 健三郎((にしわき けんざぶろう)理事長・院長 1972年大阪医科大卒業、同年長崎大学医学部精神科医局入局、長崎県立東浦病院医長を経て、82年から現職。漫画「ブラックジャックによろしく精神科編」のモデルとしても知られる 現在の精神科疾患には大きく二つの流れに分けられる。一つは統合失調症で、戦後しばらくはこの患者がほとんどだ…
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本誌記事 特集・大学
2025年04月号
福岡歯科大 水田 祥代 理事長/口腔医学理念実現へ拠点整備次世代担う医療人育成に注力
福岡歯科大 水田 祥代 理事長 専門は小児外科。1974年医学博士号を取得。九州大医学部教授を経て2008年、九州大理事・副学長。11年福岡学園常務理事、15年3月から現職 新本館が7月完成予定 最先端の環境技術導入 ─新本館建設が今年7月の完成に向けて工事が進んでいます。 新本館=写真=建設は昨年2月に始動し、現在、着々と工事が進められています。新キャンパス整備計画のコンセプトは「4つのつなぐ」です。学園をつなぐ…
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本誌記事 特集・沖縄観光
2025年04月号
KEYPERSON/金城 克也 沖縄県経済団体会議議長(りゅうせき相談役)
Q)「GW2050PROJECTS」の狙いは 経済界と3市が連携 一体的な成長戦略描く 那覇港湾施設と牧港補給地区、普天間飛行場という三つの基地返還予定地を併せた面積は約800ヘクタールで、更地からの広範囲な面的開発が期待されている。「GW(ゲートウェイ)2050PROJECTS」が志向するのは、これまで個別に行われてきた那覇空港の機能強化と本島西海岸の基地返還跡地開発を、俯瞰(ふかん)的ビジョンを踏まえて四つのエリアが相互に…
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本誌記事 エリアリポート
2025年04月号
【沖縄】社会福祉5法人が連携し相互補完/島しょ県にまたがる「社会構造と独自文化」にも対応
高齢社会の進展で障がい者福祉施設へのニーズが多様化する中、昨年11月、県内の5法人で設立した「社会福祉連携推進法人いーまーる」が県内で初の認可法人として始動した。これまで個々で行っていたさまざまな事業活動を共同で実施するなど経営の効率化を図るほか、それぞれの法人がもつ専門性や特性を生かしながら課題解決や連携促進につなげる狙いがある。 県内の5法人が団結 地元学校法人も参加 社会福祉連携推進法人とは…